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CO-BUKUROを想うvol.3

 全10回「CO-BUKUROを想う」というテーマで投稿する企画。

①はじめに
②ぼくは何者か
③文化をつくりたい
④なぜ柏原にこだわるのか
⑤ぼくたちのターゲット
⑥くせになる空気感
⑦10年先、100年先を見据えて
⑧コミュニティを考える
⑨法人化に向けて
⑩さいごに 皆様への感謝

 今回は"③文化をつくりたい"について。

文化とは

 そもそも文化とは何だろうか。

 人間の生活様式の全体。人類がみずからの手で築き上げてきた有形・無形の成果の総体。それぞれの民族・地域・社会に固有の文化があり、学習によって伝習されるとともに、相互の交流によって発展してきた。
出典:goo辞書

 うん、少し難しい。ぼくが、CO-BUKUROの枠組みで考える文化は、もう少し簡単だ。それは、「CO-BUKURO」という名前を聞いただけで、「何をしているのか」誰もが理解でき、さらにその人数が多い状態である。


 この「何をしているのか」が、とても大切なポイントになる。


 CO-BUKUROは、高井くんの発案ではじまった。「なんか面白そうやな」という軽いノリのもと、2人で活動の枠組みを設計していった。その中で、色んな方に活動の説明をした。また、活動の参加者を呼びかけるときに、どのように活動を説明すれば良いのか工夫を凝らした。


 これらを繰り返しながら、「CO-BUKURO」に意味を与えていった。意味を与えると、不思議なことに、共感してくださる人が増えた。


 これは今の運営メンバー皆で、共有していることだが、CO-BUKUROは10年先、100年先、と長期の視点を持って、運営している。CO-BUKUROが文化になれば、今の運営メンバーが介在しなくても、成り立つようになっているはずである。


 良い例えがある。日本の津々浦々では、今も続く「祭り」がある。これは一体、誰がはじめたのだろうか。誰かがはじめて、それが文化として根付き、後継者に受け継がれている。CO-BUKUROもそんな風になれば良いなと考えている。


CO-BUKUROが見据えている未来

 ぼくは、CO-BUKUROを通じて、以下の3つの未来を実現したいと思っている。


 1つ目は、大阪府柏原市にあるCO-BUKUROをより多くの人に認識してもらうこと。

 2つ目は、多様な人たち(地域住民、学生、卒業生、活動に興味を持った方)が繋がる場になること。

 3つ目は、「少しでも良いから、世の中に良いことするのが、なんだかカッコイイ」という価値観をCO-BUKUROの活動を通じて、たくさんの人と共有できること。


 3つ挙げたが、大前提として、これらよりも大切にしていることがある。それは、細くても良いから長く続けること、である。


 こんなカッコ付けたことを言っているが、まだできていないことは、たくさんある。参加者はまだまだ少ないし、こどもたちとの繋がりもまだまだ少ない。また、世の中では、これほどまでに脱プラスチックの流れが来ているが、ごみ袋はまだビニール袋のままである。


 これからやりたいことが盛り沢山だ。もしも何か、一緒にできそうな方がいらっしゃれば、ぜひお声がけ頂きたい。

2020.7.5 Syunpei Tsujinaka


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