一泊三日と3時間!悪縁をぶった斬って良縁を掴め!旅 1
2023年3月7日21時。
財布と18きっぷがあればなんとかなる!と家を出た。
目指すは新宿、夜行バス乗り場。
『一泊三日と3時間!悪縁をぶった斬って良縁を掴め!旅』の始まりである。
・出発
・姫路でモーニング!
・岡山駅でおやつ、福山で靴を調達
・ふくやま美術館でテンション爆上げ!
・友人と合流、18きっぷを使い倒せ!
・鈍行乗り継ぎ6時間移動、山越えは圏外との戦い。
・デイリークエストは効率的に。
・宝物殿はトキメキがいっぱい。
・再びのソロ。松江満喫!
・旅先が温泉地って最高
・4度目の正直、姫路城!
・推し美術館に通える距離に住みたい
・推し美術館と、旅の終わり
・出発
先に断っておこう。
これは、アラサーオタク(時間をお金で買わないタイプ)の、趣味に偏った旅行記という名の覚書である。
主に、お金はないけど体力と時間はあるタイプの方々に、参考になるかもしれないし、ならないかもしれない強行軍の記録だ。
そう、私は自分が計画している旅程が強行軍である自覚がある。
だから、基本的にソロで行きたいところに行っている。他人を巻き込めないからだ。
だか、今回は地元の友人が半分くらい付き合ってくれることになっている。往復のメインの移動が別々なので、弾丸ではあるがまだマシなはずだ。そうだよね?
以下、ざっくりした旅程(移動と金額)をまとめておく。
新宿→姫路(夜行バス)4,500円
姫路→福山→倉敷→出雲市(18きっぷその1)2,410円
出雲で一泊
電鉄出雲市→出雲大社前→松江 (私鉄)1,320円
松江→大阪(夜行バス)4,500円
大阪→姫路→名古屋→東京(18きっぷその2)2,410円
交通費合計:15,140円
時期的なものと、決行を決めたのが遅かったので夜行バスの底値ではないが、そこは仕方ない。
だが、行く場所も多いし実質三日間動きっぱなしでこの値段ならだいぶ頑張っていると思う。学生諸君、若いうちならなんとかなるぞ。
ちなみに友人は、北関東から新幹線とか乗り継いで来てくれる。道連れは福山から出雲までだ。
18きっぷってなんぞや?と思う人もいるかもしれないが、その辺は後述しようと思う。
何故なら、これを書いている夜行バスの消灯前、履いてきたブーツが壊れていることが発覚したからだ。
もう少し詳しく書くと、ブーツの底が半分取れてた。
ウ ソ だ ろ 。
基本出不精の引きこもりなのに、歩く時はめちゃくちゃ歩くから履き潰すのはいつものことだが、何故バスに乗ってから気付くのか。
それなりに歩くから履き慣れたやつにしようと思ったのが良くなかった。
まぁ、この旅の間はなんとかなるやろ。
ダメだったら適当に現地調達だ。
とまぁ、これはこんな感じのグダグダな旅行記である。
暇つぶしに楽しんでいただけたら幸いだが、参考にして旅先で問題が起きても責任は負いかねるので悪しからず。
あなたは、夜行バスに乗ったことがあるだろうか。
寝られないとしんどいが、とにかく安く移動したい、移動先で朝から動きたい、という理由で私は割とよく使っている。
私が夜行バスで寝られるのは三割くらいだが、旅先では楽しく動けてしまうので気にしないことにしている。
三十路越えたら乗れないかもなーなどと思っていた時期もあるが、普通に現役だ。旅終わりの翌日はほぼ確で休みを取るが。
夜行バス、私の必需品はアイマスクである。
空気を入れるタイプのネックピローもあるといいけど、今回は存在をすっかり忘れていたのでショールを丸めた。
何故アイマスクが必要なのか。
消灯してるのにスマホ弄ってて、チカチカやかましいお客様が同乗する可能性があるからである。今回もいました。
せめて上着なりなんなり被って光漏れさせない努力をしろください。
私は興味の薄さ故に世の中の大概のことを許容して生きることを信条としていますが、映画館と夜行バスの消灯後のスマホはマジメにふざけんなと思う。
おっと、口が過ぎました。
乗ったことのない人に最低限のオススメをしておくと、
・行く場所決めたら早めにチェックしておくと安く行ける場合がある。
・アイマスク、ネックピローに加えて、腰の下に敷けるクッションになるもの(タオルとか)、膝にかけられるもの(上着とか)あると良いかも。
・乾燥するので飲み物は持ってた方が無難。
・夏は冷房で凍えるので、苦手な人は上着必須。
といったところだろうか。
安いバスはそれなりなので、これだけは外せない、と思う設備等は確認できるだけしておいた方が快適だ。
・スマホ充電用の電源があるか。
・席の間に通路がある三列シートは隣を気にしなくていいので比較的ゆっくりできる。
・4列でも、席と席の間にカーテン付けてくれるバスが出てきたので、選べる時はあってもいいかも。
・Wi-Fiがあるバスもあるけど、通信速度はそれなりだし、どうせ夜行はほぼ寝てるのであってもなくても。
休憩で立ち寄るパーキングエリアはご当地お土産が色々あるので、通路側の席で、休憩のタイミングで起きた時は用事もないのに降りたりもする。
パーキングエリアで火縄銃売ってるの見た時は行きのバスだったのにちょっと欲しかった。
こんなとこで売るか???て内心爆笑してた。
企画して商品化して販売してくれた関係者各位、ありがとうございます。
上りと下りで置いてるもののラインナップ変わるけど、行きは荷物が増えるからお土産は我慢することも大事。
今回は最後列窓側の背後を気にしなくていい配置で、熟睡できずに何度も起きたけどうとうとしてる間に着いちゃったので一度も降りませんでした。そんな日もある。
私は13時間くらいバスに揺られて出雲まで行ったこともあるが、今回は8時間半くらい。
初日は2時間くらいバス乗って終了。
次回は二日目、姫路でモーニング!お楽しみに。