一泊三日と3時間!悪縁をぶった斬って良縁を掴め!旅 10
旅先が温泉地って最高
・出発
・姫路でモーニング!
・岡山駅でおやつ、福山で靴を調達
・ふくやま美術館でテンション爆上げ!
・友人と合流、18きっぷを使い倒せ!
・鈍行乗り継ぎ6時間移動、山越えは圏外との戦い。
・デイリークエストは効率的に。
・宝物殿はトキメキがいっぱい。
・再びのソロ。松江満喫!
・旅先が温泉地って最高
・4度目の正直、姫路城!
・推し美術館に通える距離に住みたい
・推し美術館と、旅の終わり
いや、マジで広いぞ松江城。
道沿いによく考えないまま進んだら、普通に迷子になりそう。
というか、うっかり船で行くつもりの次の船着場に着いてしまいそうになった。
椿や梅など、早春の花に誘われてうろうろしながら大手前の船着場へ戻る。
船に乗り、武家屋敷の並ぶ通りをぶらぶらして写真撮って、お土産を買って、17時の最終便に乗る。
資料館的なところも気にはなっていたが、いかんせん時間がないからまたの機会に。
大丈夫、場所は分かったからまた来られる。
三度乗った船の船頭さん。コース的に広い橋の下の反響するところで歌を歌ってくれた。
全ての船頭さんがやってくれるかは分からないが、演歌は日本のカンツォーネ。
これもまた風情である。
船頭さんは定年後の第二の人生みたいな感じで、高齢化が進んでいる。
体に気をつけて頑張ってほしい。
繁忙期だけでも若い子来たりしてないのだろうか、あの文化なくなるのは寂しいぞ。
最初に船に乗ったカラコロの船着場に戻って、後は徒歩で散策だ。
ギリギリだがカラコロ館まだやってる!と中を覗いたが、コロナのせいか、だいぶ中の店舗が閉鎖していた。
生き残っていた雑貨屋を覗き、手作りの綺麗なものを眺めて満足する。
松江城周辺で見たかったところは粗方巡ったので、一路、駅の方まで戻る。
途中、テレビで紹介されました!と看板が出ているお肉屋さんでコロッケを買った。
肉屋のコロッケは美味い。
行列が出来ていたから、地域住民の食卓も彩っているのだろう。
目的地は駅の少し先、この辺りで唯一の公衆浴場(らしい)だ。
この後は夜行バスに乗って大阪まで行く。
乗車前に汗を流すのに、温泉地は温泉に入れてとても嬉しい。
露天こそなかったが、換気のために開いていた窓の近くでのんびり浸かった。
浴場を出て、休憩スペースに行くと瓶牛乳の自販機があった。
しかもほとんど見なくなった紙のフタのやつだ。
古き良き日本文化が残っているのを見つけると嬉しくなる。
美味しくいただいた。
建物を出ると、外はすっかり夜だ。
バスに乗ってもいいのだが、松江しんじ湖温泉駅からJR松江駅までは徒歩30分くらい。
風呂上がりの散歩にはちょうどいい。
というか、バスとか使って早く着きすぎると夜行バスまで潰す時間が増えるので歩く。
昨夜は電車の車窓からだったが、宍道湖周りは夜景が綺麗だ。
宍道湖大橋は夕日も綺麗だが、ちょうどいい時間は温泉に入っていたので、この日は夜景だけ楽しんだ。
なるべく大通り沿いを歩いて、松江駅へ向かう。
夕飯が食べられそうなお店ないかなーと思いながら歩いて、結局駅近くのカレー屋さんに入った。
入った瞬間、スパイスのいい香り。
あすっこ、とまと、チーズのカレーと、レモンアイスを注文。
あすっこってなんぞや?
島根の顔となる野菜として商標登録された島根の野菜らしい。
にがみがクセになるタイプの葉野菜だった。
わかりやすい特産品が食べられて満足である。
レモンアイスは、想定以上にしっかりレモンだった。
分かりやすく言うと酸っぱかった。
甘さで誤魔化していないレモンのアイスだ。
スパイシーなカレーの後にレモンアイス、良きかな。
お腹は満たされた。
お風呂も済ませてある。
だが夜行バスまではまだまだ時間があった。
松江駅には、待合室と言う程「部屋」ではないが、椅子が並べられてテレビが置いてある場所がある。
夜だし、特に用事もないし、一人でふらふらしているよりは安全だろうし、さすがに疲れたし、ということで椅子の一つを借りてテレビを眺めながら原稿をして時間を潰す。
スーパー銭湯的なところがあればそこで夜行バスの時間まで時間を潰すこともあるのだが、この日は風呂に入るのがちょっと早すぎた。
松江の銭湯はスーパーがつくほど大きいわけではないので、長時間いるのは少し申し訳ない感じだったが。
乗り損ねては大変なので、ほどほどの時間でバス停へ移動する。
夜風は冷たいが、寒いというほどでもない春、旅にちょうどいい。
バスは定刻よりちょっとだけ遅れたが無事に到着。
あとは、うとうとしている間に大阪だ。
運転手さん、いつもありがとうございます。
次回、4度目の正直、姫路城!お楽しみに。