日帰り旅行記〜初めての長野・山梨編〜 1
始発でGO
2023年4月6日。
若干俄雨に降られつつ、始発に乗った。
これは、アラサーオタク(時間をお金で買わないタイプ)の、趣味に偏った旅行記という名の覚書である。
主に、お金はないけど体力と時間はあるタイプの方々に、参考になるかもしれないし、ならないかもしれない、日帰り旅行記〜初めての長野・山梨編〜だ。
・始発でGO
・今日はもうダメな日!次のプランです!
・転んだから見える世界もある
今回の旅程↓
東京→松本→甲斐上野→甲府→東京
(18きっぷその5)2,410円
※普通に鈍行で行くと都内から7,000円前後かかる。
※18きっぷについては以前の記事を参照。
本当は上田に行きたかったのだが、途中でうっかり電車に乗り損ねたので諦めた。
上田はどうせなら夏に行ってみたいし、今後の私に期待しようと思う。
一人旅をするようになってそろそろ10年くらいになる(マジカヨ)が、初めての長野!そして急遽寄り道することにした山梨!
ワクワクである。
普段、5時過ぎに起きて5時半過ぎには家を出て出勤する私だが、最初の乗り換えのタイミングでまだ5時である。
だいぶ日の出が早くなったなぁなどと思っていたが、流石に4時台はまだ暗い。
2回目の乗り換えの頃には、世界もだいぶ明るくなっている。
1日曇り予報なので眩しいという程でもない。
というか、内陸に向かっているから流石の山の近さというかトンネルの多さである。
ここ数日、聞こえてくる虫の音が、夏だな?と思っていたが、急に鶯の声が聞こえて、うとうとしてたがちょっと目が覚めた。
元気だな鶯。まだ春だね鶯。
車窓からの景色にも、ちらほらと桜が残っていて、視界が春だ。
4時間弱くらいしか寝てなかったから、移動中ほとんど寝てたが。
一応予定は立てたが、ぐだぐだになればなるほど応用力が試されると実感した旅だった。
計画性の甘さを反面教師に読んでいただけたら幸いだ。
昼間は20℃近くなりそうだったので薄着で出て来てしまい、ちょっと寒いな!と思いながらうとうとしている間に、最初の目的地、松本に到着。
着いたのはだいたい8時半くらいで、道中通勤通学の方々も見かけたが、電車はほとんど座れる程度しか人がいなかった。
このくらいがいいよね……満員電車はほんと悪い文明だよ……。
ともかく、まずは腹ごしらえである。
朝早すぎて家から駅に向かう道すがら、おにぎり一つはパクついてきたがそこから既に4時間経っていた。
モーニングの軽食がちょうど良さそうな空腹具合だ。
駅を出て、Twitterで見かけて気になっていた喫茶店に向かう。
ドリンクに加えて50円とか100円とかのサイドメニューを好きに選ぶスタイルのモーニング。
ネットで確認できるメニューで何にしようか迷って決められないまま店に着いた。
とにもかくにも、ドリンクは決まっている。
Twitterで動画が流れてきたモカクリームオーレだ。
洒落た背の高いカップに氷を土台にアイスが丸く乗せられていて、目の前でコーヒーとアイスをくるくるしながら入れてくれる。
伝わっている気がしないが、気になった人は
松本 コーヒー
で検索かけてくれ、Twitterとかで。おそらく、これか!てなる。
席に案内されて、迷った末にバタートーストとベーコンエッグを注文した。
だって今高いんだもん卵……家でしばらく食べてないから外でくらい卵食べたい……。
モカクリームオーレと合わせても750円。
モーニング万歳ありがとう企業努力。
純喫茶的な店内も、カップやソーサー、スプーンも、小洒落ていて気分がアガる。
くるくると入れてもらう様も無事に動画を撮らせてもらい、もうこの日の旅行、半分くらい満足した。
もちろん味も美味しい。
モカアイスは甘過ぎないし、氷は砕いてあって手間暇を感じる。
ちょっと寒かったからあたたかいのが飲みたかったが、そんなことは些事だ。
美味しいは正義。
次回はクリームオーレを頼もう(多分バニラアイスが乗ってる)。
バタートーストはカリカリふわふわだし、ベーコンエッグは黒胡椒が振ってあった。
当然のように乗っけて齧り付く。
美味〜ありがて〜。
ちゃんと作りたてでホッカホカなので、冷えた身体にも嬉しかった。
満足して会計を済ませ、松本城へ向かう。
街中も色合いが落ち着いており、湧水の街の名は伊達ではなく、道端に水が汲める場所がある。
桜も場所によって盛りだったり、終わりかけだったりで、そこかしこで花弁が舞っていた。
道すがら四柱神社にお参りして、御朱印をいただいてくる。
ここまでくれば、城はもう目と鼻の先だ。
次回、今日はもうダメな日!次のプランです!お楽しみに。