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【天文通信ナンチャッテ】星待ち談義(1060文字)

彗星☄️を見ようと、今夜もスタンバイしていましたが――、ドン曇りで今日はダメそうかもです💦

で、待ち時間に調べた彗星☄️豆知識のうちから1つ、ちょっと書いてみます。

彗星☄️は、流れ星のように一瞬で流れるものでも、飛行機雲のようにじわじわと移動して行くのが目視できるものでもなく、夜空に貼り付いているように見える天体なのだそうです。

地球の自転により、太陽や金星が沈んで行くのと同じように、気が付くと下のほうに下がっている――という移動の仕方をするようです。

動画で撮影した彗星☄️をスピード再生すると、あたかも、長い尾をたなびかせて突き進んでいるように見えますが、肉眼や双眼鏡などで見て、進んでいることがわかるような天体ではないようで――。

日の入り直後の西の空で、彗星☄️と間違えられやすいのは飛行機雲である――と。

そういえば、没後の夕日の茜色を反射した、飛行機雲の短い軌跡を、子供の頃から何度も見ていたっけなあ――。

以下ニコンのページよりの引用となります。

――
大きい注意点として「飛行機や飛行機雲と見間違えない」ように気をつけてください。夕方の西の空で飛行機雲を伸ばし太陽の光を受けて輝く飛行機は、一見しただけでは彗星だと思ってしまいがちです。彗星と見分けるポイントはいくつかありますが、最もわかりやすいのは「短い時間で移動しているかどうか」です。時間が経つと、彗星は太陽や星と同じように日周運動によってだんだん高度を下げていきますが、数十秒から数分程度で目に見えてわかるほど位置が変わることはありません。短時間で位置が変わっていれば、彗星ではなく飛行機の可能性のほうが高いので、移動の様子を確かめましょう。
――

フォトライフ-星空案内(ニコンイメージング)より


彗星☄️は、夜空に貼り付いている――という感覚でさがしてみるのがよさそうです。

周りの星ぼしより明るかったら、それは彗星☄️ではないかもしれないし、周りの星ぼしより速く移動していても、それは彗星☄️ではないかもしれません。

撮影された彗星☄️の画像等を参考に、地平線に対する「角度」に注目してみるのもよさそうです。

なん万年に1度――みたいな派手なあおりとは裏腹に、実際の彗星☄️は、わりかし地味な旅人なのかもしれません💦

以上、晴れ待ち時間に仕入れた豆知識となります。

でも、空の十分に暗いところでなら、存分に明るい彗星☄️の姿を、あるいは目視できるのかもしれませんね――。

――さて、まだ彗星☄️は、空の高いところにあるはずです。

おや、金星も見えてきましたね。

引き続き観望を続けたいと思います😃✌️


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あひろ
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