映画「きっと、うまくいく」
今日劇団の人と映画の話になり、
話題の映画「JOKER」と、
自分のnoteにも書いたことのある
「帰ってきたヒトラー」をオススメした。
「帰ってきたヒトラー」は名作だと今でも思うけど、一番のオススメを書いてみたいと思う。
ここ2、3年オススメ映画の話になると
最初に名前が浮かぶ作品だ。
「グレーテスト・ショーマン」とか
実写版「アラジン」もかなり好きだけど、
「帰ってきたヒトラー」と同じくらい
印象的な映画。
それは、
「きっと、うまくいく」
インド映画!
これもDVDで借りたんだけど、自分が行っていたTSUTAYAのコメディ部門ランキングでいつ行ってもトップ3に入っていた。
そもそもはテレビ番組「しくじり先生」で
オリラジのあっちゃんがインドの歴史特集を
やっていて、その流れでインドの映画文化の
話でこの映画が資料で少し紹介されていた。
でもあくまで最近のインド映画はこんな感じだよって紹介だったから、頭の片隅にしかなかったけど。
インド映画のイメージって、
どうしても「突然踊る」しかなかったし…
いや、この映画も突然歌って踊るよ。
独特のステップとリズムで踊るよ。
で、TSUTAYAでいつも目についたから
借りてみてみた。
〜あらすじ〜
インドの工科大学に通うランチョー、ファルハーン、ラジューは日々バカ騒ぎをしながら大学生活を謳歌していた。
「勉強ばかりしてどうする?人生は楽しむものだ。」リーダー格のランチョーはそんな事を言いながら親友2人を巻き込んで遊び、酒、恋愛に没頭する。
しかし学力と進路が生活に大きく影響するインドでは大学の教授の存在は絶対。
ランチョーのお陰で人生を楽しむことを知った親友2人だが、家族のことを考えると教授の言う事に従わなければならない境遇に葛藤する。
そんな2人を守るためにランチョーの出した答えとは…?
といった感じでインドの文化を織り交ぜた
学園ものコメディ映画なんだけど、
何が面白いってテンポがめちゃくちゃ良い!
そして伏線回収がめちゃくちゃ上手くて
先が読めているのに笑っちゃうし、
ハラハラしちゃうし、泣ける。
そう泣ける!
本当にねぇ、
ズルイよ!そんなことされたらそりゃ泣くよ!って言いたくなるくらい泣ける。
自分はこの映画見ながら3回は泣きました。
あとこの映画の肝となるポイントなんだけど、
このリーダー格のランチョーって何者なの?
っていうのが1番の大筋なんだよね。
ランチョーは頭は良いけど、何でも「きっと、うまくいく」と言って遊びに夢中になる楽天家で、恋愛のことになると勇気を出したいけど接し方に悩んだりするそんな若者。
でも友人のこととなると勇気と知恵を絞って
どんな困難な局面にも立ち向かう。
…そんなランチョーは大学の卒業と同時に
消息を絶ってしまう。
親友2人にも告げなかった突然の失踪。
そもそもランチョーは一体何者だったのか?
どこから来て、どこへ行ってしまったのか?
「ランチョーが見つかった。」
そんな一通の手紙から始まるインド学園
コメディ映画。
やっぱり突然踊るけど、
この映画を見たあなたはきっと
この言葉を口にしたくなる。
「 All is Well. (きっと、うまくいく) 」
自分の今1番のオススメ映画です。