マルチクリエイターになりたい話
はじめに
今回の記事では私の将来の夢についてと、これまでのものづくり遍歴についてお話ししたいと思います。
タイトルではカッコつけて「マルチクリエイターになりたい」と銘打ってはいますが、私の実直な思いをそのまま形にすると「なんかやけにいろいろできる人になって一目置かれたい」です。
この記事は、なぜ私がそんな思いを抱くようになったのかという部分も含めての回想録、そして未来の自分に向けた決意表明としたいと思います。
現在のステータス確認
ひとまず、本題に入る前に現在の自分が置かれている状況や、進めてきた活動についてを振り返ってみます。
現在進めている活動
現在の私は情報系専門学校に所属し、1年生の前期を終えようとしているところ。
1年前期の間には、HTMLとCSSの基礎を学び、Blenderの基本操作などの技能を習得しました。
しかし体調の問題があるため、後期からは期限未定の休学に入る予定です。
一番の趣味はイラストを描くこと。現状はキャラクターの簡単な立ち絵と少しの小道具が描ける程度の画力です。もちろん本記事のトップ画像も、自身のオリジナルイラストを使用しております。
その他の趣味は、Blenderによる3DCGモデリングや小説執筆など。
制作したイラスト作品は各種SNSで公開しており、今後は3DCG作品の制作・公開にも力を入れていきたいところです。小説執筆に関しては、二次創作と言う形で書いた作品を投稿した経験があることに加え、まだ序盤の数話だけという進捗ではあるものの、オリジナル作品の執筆にも着手しています。(こちらはまだ内輪での公開に留まっている)
▽ イラストを投稿しているpixiv・instagramのリンク ▽
https://www.instagram.com/arajiootomi/
▽ Blenderでの制作物 ▽
▽ オリジナル小説(未公開) ▽
過去の取り組み
高校時代は普通科の特別進学コースに在籍していたため、四年制大学を目指し受験勉強に励んでいました。得意科目は国語と英語でしたが、設計やプログラミングに関心があったため、完全に不得意分野である理系科目を選択。受験戦線を最後の最後まで駆けずり回ってみたものの、結果は玉砕。興味分野とは全く異なる文系の大学にしか合格できず。
その後は様々な要素を加味した判断の末に、設計系の二年制専門学校へ進学します。当時はプロダクトデザイナーを志し、デザインと設計の両方を学んでいました。身に着けた技能はIllustrator/Photoshopの基本操作、3次元CADによる設計技術、製図やデザインの基礎知識など。
また、高校時代までの内向的な自分を変えたいと、意欲的にクラスメイトとの交流を図っていました。その一環としてクラス委員としての活動などにも励みつつ、他県出身者に声をかけて観光地を案内したことも。振り返ってみると、当時の自分はなかなか頑張っていたな~と感じます。
この先やっていきたいこと
自覚していますが、けっこう私は強欲です。おおまかにメインとしてデジタルコンテンツの制作に携わりたいという一貫性はあるものの、細分化すると結構キリがありません。
一旦箇条書きで列挙してみてから、特に重要視しているものに関して整理してみようと思います。
以上をめちゃくちゃざっくりまとめると、Web系デザイナー兼イラストレーターになって、サイトや動画、紙媒体での自己表現を発信しながら、将来的には独立したい!あと趣味でCGもゲームも音楽も漫画も小説も作りたい!!!!!といった感じです。
正直、全部できるもんならやってみたいんですが、全部を自分の手で行うとしたらすべて完了するのは一体いつになるんだという話です。
なので今回は、特に重要視していて、絶対に実現させたいと思っている部分をピックアップしていきましょう。
まず、本業としてはWebデザイナーを第一に考えています。次点でイラストレーターですが、現在の在籍校の就職実績や仕事としての汎用性を考えると、現時点ではサブのポジションです。
私がめざすイラストレーターは、絵柄や発信内容・人柄などでファンの心を掴み、一般に(少なくともイラストに興味がある人たちの中では)知られた存在です。同人イベントとか個展とかで作家が表に出る機会も多いと思うので、そういったイメージですね。
対して、Webデザイナーは裏方の仕事となり、デザイナーとしての名前は一般の人に知られにくい仕事だと考えております。
……いやこれ私が無知なだけで業界ではめちゃくちゃ名が知れててすごい自己発信されてる方も居るのでしょうか。それは、まあ、ひとまずおいといて現時点でのイメージは以上の通りです。
イラストの分野でもそういう仕事は存在すると思うんですが、裏方の仕事というのは、目立たない代わりに一定のスキルがあれば雇用や依頼のチャンスは安定しているものなんじゃないかなと。
個人の活動を行うにもまずは安定した収入と、それによる安定した生活は不可欠ですので、まずはデザイナーとしての就職をして、業務実績を重ねていきたいところです。
その傍らで、自分を出してイラストレーターとしての発信をしていくイメージですね。その中でやっぱり映像媒体での発信には強みがあると感じているので、Youtubeの開設はマストかなと感じている次第です。
あとは正直趣味の範疇なので、作品の核の部分さえやれれば御の字だと思ってます。時間と労力とコネと金銭の問題だよね~。
アイデアはひたすら思い浮かぶ性分なので、真っ当に考えれば手が足りないという。現時点でもクロッキー帳の中になら全四編とスピンオフ続編付きの小説のアイデアがあるし、登場するキャラクターのデザインも大まかに決定していて、漫画のキャラデザイン・シナリオも書きあがっており、ゲームにしたいネタもおおよその世界観と主要キャラクターは描かれております。
思いつくアイディアをうまく丸投げ、あるいは共同制作で足りないスキルを補えるとなればそちらを選ぶ可能性は高いでしょう。でもそういう話をつかむにも運とかひとまずプロトタイプをネットに公開してみるとかそういうアクションは必要なんだよな~~~~!!!!!
……そういうわけなので、優先度の低い項目は運が良かったら拾っていこうというスタンスであります。
ものづくりの原点はどこだろう
ではそもそも、どうして自分がものづくりの世界に惹かれているのかというところを考えていこうと思います。
考えると言っても結局は素質と環境の相互作用なのかなあという気がするのでどういう原理なのか自分ではよく分からない部分もあるんですが、ひとまず客観的事実を追いかけてみましょう。思えば、作り手の存在とものづくりに使えるツールが身近にあったことは大きなきっかけに当たるのではないでしょうか。
幼少期の環境要因
私が幼い時代、母は洋裁を仕事にしていました。ハンドメイドの洋服を雑貨店に納品していて、仕事以外では私含む家族に対して服や鞄を作ってくれることもしばしば。母が自分のために作ってくれた洋服を着るのは嬉しかったし、母が作ってくれた鞄を人に見せるときは誇らしかったです。
おそらくはこの時点で、趣味や仕事の可能性の一つとして「自分で何か物を作ってそれを誰か(時には自分に)提供する」という選択肢がインプットされたように思います。
それから、我が家ではパソコンを使うことが当たり前でした。父は電子機器の修理やサポートを仕事としていて、家には当たり前にパソコンがあるし、子供だろうが当たり前に触れられる環境でした。(もしも壊しても父が直せばよい、とされていた)
とはいえ世の中には情報機器に全く以て耐性が無い人もいるもので、子供に触らせたら壊れるかも!なんなら自分でも変なことしちゃってどうしていいか分からなくなりそう!と思っている大人もいるんだろうなと想像してみると、めちゃくちゃ自由にPCを使える環境だったのは結構ありがたいことだったのではないでしょうか。
それとか、そもそも家庭に共用のパソコンが無いという環境も十分考えられます。親は仕事でノートパソコンを使用していても、仕事用のPCであれば子供に触らせるのは難しそうですしね。
幼少期の遊び
そういう環境で私がどんな遊びをしていたかと言えば、お絵描きはもちろん、工作も好きでした。パソコンでブラウザゲームもよく遊んだし、母に教わってぬいぐるみに着せる洋服を手縫いしたことも。
特にユニークかなと思うのは、会社ごっこと称してパワーポイントでプレゼン資料を作ってみたり、絵が描ける友人を集めてファッション誌(という体裁のイラスト集のようなもの)を発行したり。
ちなみに小さい頃の将来の夢は、「社長」「ファッションデザイナー」「ITに関わる仕事」でした。正確に言えばこれらの夢は全部地続きで、「アパレル業界とIT業界の両方に事業を展開する企業の社長」という。手広っ。
動機としては幼い子らしく単純に、母の仕事と父の仕事に憧れて。あとは日曜朝に決まってリビングに流れていたがっちりマンデーの影響で、こういうスケールの大きな夢を描いておりました。
私がまだせいぜい小学校低学年だった頃の話だったので、ファッションとIT両方やるという話を聞いた姉は一つの店舗をイメージして「え、両方ともやるの?」と尋ねてきました。私は「だってダスキンはミスタードーナツもやってるじゃん」と返答したのでした。ちゃんと企業の規模で考えてた。
もちろん業務の中身に関する知識は全然なかったですがね……!そりゃ小学生だもん。
とはいえ、「デザイナー」「情報系の仕事」「フリーランス」という部分は自分の今後の可能性として現実的に視野に入れている部分なので、幼少期の夢からそんなに変化はないような気もします。
将来の夢がより具体的になった中学時代
さて、そんな幼少期を過ごした私は、そのまんま中学生になりました。お絵描きは相変わらず好きだし、小学生高学年の頃からは小説もどき執筆にも手を付けはじめ、拙い創作活動をエンジョイするニコニコ動画視聴者になりました。
幼少期からのものづくりへの興味も相まってか、好きになったコンテンツがあれば、この要素を取り込んでオリジナルの作品を作ったらどんなものになるだろう!?とアイデアを練り始める方向性の創作でした。すごい!これ好き!自分もやってみたい!!の精神。
そんなどこにでもいるちょっと創作意欲旺盛なオタク中学生になった私は、ボカロPになりたいな~、なんて願望をうっすら抱いておりました。とはいえ、私には音楽の素養なんて全くなく、楽譜なんて読めもしません。自力では難しいだろうと思っていましたが、とっかかりも分からず。
そんな折、学校で配られたのはITキャンプのチラシ。ゲーム開発やLINEスタンプ制作、そして初音ミクを歌わせる!なんてコースがあるではないですか。キャンプ中は大学生のメンターが制作をサポートしてくれるとのこと。
そんなの行きたい!行きたすぎる!!
そんなわけでチラシを持ち帰り、母親に頼み込みました。貧乏な家庭ではありましたが、私の熱意を汲んでくれたのか、ありがたいことにキャンプへの参加が決まりました。
一週間のキャンプでしたから、音楽の理屈なんてものは扱いませんでしたが、一応曲らしい音源を作ってなんとかミクにオリジナルの詩を歌わせることができました。
このキャンプは実に楽しい経験になりましたし、他のグループの発表なども目にする中で、デジタルコンテンツの制作やプログラミングへの関心が非常に高まりました。いや本当に楽しかった。あの時お金を出してくれた母に感謝するばかり。
それからなんやかんやあって理系特攻して玉砕したり、就職活動中に体調崩してもう理系はやるまいと方向転換を検討した後、なんだかんだで情報系の道にしがみついているっていう。不思議な縁です。
今年中にやりたいこと
以上のような流れで、私は創作活動に興味を持ち、現在の活動に取り組むに至ったというわけです。
ここからはこの記事のまとめとして、具体的に今年いっぱいでやっていきたい活動について語ってみようと思います。
①まずは休養。健康になることを最優先に
とにもかくにも健康が無いと本当に何もできません。適応障害になってから痛感しました。本当に人間、無理な時は無理。幸い今は実家で休養できる時間が得られている立場なので、無理のない範囲で活動していこうと思います。
現在の体調はどんなものかというと、それなりに起きていられる日と倦怠感でほとんど起きていられない日が交互に訪れ、外には基本的に出ず、数日に一度なんとかシャワーを浴びては疲れ果てるという状態。
精神科には通院を続けていて、現在は抗うつ薬を毎朝服薬していますね。たまに気分の落ち込みがひどい時もあるので、軽い安定剤も頓服としてもらっています。
起きていられる日も、高確率で蕁麻疹が出るか、アレルギー性の鼻炎でつらい場合が多いです。身体症状が出ている以上は身体からすればまだ休養の必要があるのだろうと思っています。
もう少し起きていられる時間が増えれば、散歩するなりリングフィットやるなりで運動もしていきたいところなのですが、今のところは体力を付ける体力が無いという状況です。
ぼちぼちいきます。
②イラスト制作に注力。基礎画力の向上を目指す
では起きていられる時間に何をしているかと言えば、基本的に絵を描いています。今まで勉強や就活にほとんどの時間を費やしてきた学生生活でしたので、もっと自分の趣味に時間を割きたいとは常々感じておりました。
せっかく時間もあることですし、イラストであれば体力を大きく消耗せずとも座って作業ができます。
この機会に自分のイラストに対して感じている足りない部分を補っていけるといいなと思っています。それからイラストに関する取り組みは、後日別途記事にする予定です。
③情報発信をしながら自分を見つめなおす
最後はこれです。具体的に言えばまさにこの記事。
自分は人と話したり文章にまとめることで自分の考えを整理する癖がありますので、せっかくこんだけ書けるなら発信も同時にして行けたら何かに繋がるんじゃないかな~という思いでnoteを始めるに至りました。
まだ始めたばかりですが、人に伝わるかはともかくとしても、ここまで読んでくださった誰かがいるとすれば、文章を書くのが苦にならないのは多少感じられるのではないかなと思います。
執筆画面ですと右上に文字数がリアルタイムで表示されるのですが、現在約7000文字ですね。左の「7000文字」を書ききったところで丁度ピッタリでした。
こんだけ独りでに話せる(書ける)のに独り言垂れ流すだけじゃもったいなくない!?……という考えの元こちらを執筆しております。今後ともnoteの執筆は続けていきたいなと思っていますので、これから掲載する記事の方もどうかよろしくお願いいたします。
今回の記事は以上となります。長々と語らせていただきましたが、ご拝読ありがとうございました。スキやコメントは励みになりますので、お気軽に投げていただけたらと思います。
それからダメ元でのお願いになりますが、現在の私は療養中の身でアルバイトもままならない実家暮らしを続けております。記事のサポートという形で支援していただけると大変ありがたいです。
飛び上がって喜びの舞を踊った後に、イラストの資料購入や、作業用BGMや講座動画の視聴に使用しているYoutubeのサブスクリプション費用、および携帯電話やPCを使用する上での通信費に充てさせていただきます。
お財布に余裕のある心優しい方がいらっしゃいましたら、是非よろしくお願いいたします。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?