月見が池の秘密1

むかしむかし、甲斐の国の上野原宿は甲州街道の近くに「月見が池」という池がありました。

現在の状況
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

月見が池

所在地山梨県上野原市上野原位置

北緯35度37分47秒 東経139度6分50秒座標:

北緯35度37分47秒 東経139度6分50秒

成因灌漑用淡水・汽水淡水

プロジェクト 地形テンプレートを表示

月見が池(つきみがいけ)は、山梨県上野原市上野原にあるため池である。2010年(平成22年)3月25日農林水産省ため池百選に選定された[1]

概要

[編集]

月見が池は、一級河川桂川河岸段丘に広がる農地を潤すため、支流の鶴川から1911年(明治44年)延長8,700mの「上野原用水」を整備し1931年(昭和6年)に造成された[2]

周辺

[編集]

サクラアジサイツツジ等が植栽されており住民の憩いの場となっている。

カモ等の鳥類や、コイフナ等の魚類など多様な動植物が生息していて、特に山梨県でのキマダラルリツバメの唯一の生息地でもあり、隣接する上野原小学校では、鳥類の巣箱を設置し環境学習を行っている。

ため周辺には池完成時に弁財天の社が建設され、毎年7月には多くの参拝者が集まる月見ヶ池弁財天祭りが行われている。

アクセス

[編集]

道路

[編集]

路線バス

[編集]

脚注

[編集]

  1. ^ 月見が池 - 農林水産省ため池百選

  2. ^ 水土里デジタルアーカイブ

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]


 ある日、村の若者が薪をとりにきていました。若者は木を切って薪にしているとき、手を滑らせナタを池に落としてしまいました。若者は慌てて池に飛び込みました。

 若者は水底を探しましたが、ナタが見つかりませんでした。

 水は深く、暗くて、若者は疲れ果ててしまいました。

 もう諦めようとしたとき、水底から光が見えました。若者は光のところへ泳ぎ寄ると、そこにはナタがありました。

 若者はナタを拾い上げて、周りを見ました。そこには女の人が立っていました。

「よく働く若い人ナタがあってよかった。

 ここで少し休んでから帰りなさい」といいます。池の都でした。

 そこを守る天女たちでした。「では少し休んでから帰るとするか」お酒やご馳走を食べて、歌を歌っていると時間があっという間に過ぎていきます。

この天女には隠された秘密があったのです。若者を利用しようと画策している事があるのです。

 1日は終わりました。まだ宴会が続いています。天女たちの踊りは、それはきれいでキラキラしていました。若者は時間も忘れてしまいました。うとうとしている若者は寝たまま起き上がり、歩き始めると引き寄せられるように扉の前に来ました。

いいなと思ったら応援しよう!