コンサルと広告会社のプレゼンの違い
おはようございます。
先日、プロモーション関係のコンペ協力のお誘いを広告会社からいただき、久しぶりに私が参加した感想をお伝えします。
私の会社は、大きく2つの部門があります。コンサル部門とプロモーション部門です。
ざっくり言えば、コンサルは戦略作り、プロモーションは戦術言い換えれば打ち手作りです。
会社での私の役割は、経営とコンサルで、基本的にプロモーション部門は別の責任者に任せています。
同じプレゼンでも、コンサルと広告で、提案内容だけでなく、立ち位置も作法も雰囲気もまったく違います。
コンサルは「お願いします」と依頼されるのに対し、プロモーションは「お願いします」と依頼するくらい、向き合い方においては逆になることが多いのです。
特に広告やプロモーションなどはコンペというものがあるので、クライアントだけを見るのではなく、競合他社の営業や提案にも気を遣わなければなりません。コンサルの場合、企業と対等の立場でじっくりやりとりしていきます。
どちらが良いとか悪いとかではなく、プレゼンという言葉が同じでも、多くのことが異なります。
ただ、最近ではコンサルという肩書きを、あらゆる業界が使っているので、実際はコンサルではなく営業というケースも増えてきたようにも思います。
今回、久しぶりにプロモーションのプレゼンに参加し、コンサルとは異なる空気感やクライアントとの向き合い方をあらためて感じました。社員の仕事ぶりを知る上でも意義ある機会でした。
最後に。コンサルもプロモーションも、クライアントの業績を上げる力になりたいという点でベクトルは同じです。戦略なのか、打ち手なのか、どちらも考えている時は外に見えない大変さもあります。ただ、それが功を奏して、クライアントの結果に繋がった時、なんとも言えない大きな喜びと安堵を感じることができます。
コンサル部門
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プロモーション部門