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FOODEXJAPAN 2023
株式会社ホワイトナイト 代表の新井です。中小企業に特化したコンサルタントをしている他、企業のプロモーション支援をしています。
FOODEX へ
今日から開幕したFOODEX。アジア最大の食品関係の展示会です。コロナも落ち着いたこともあり、また食業界が注目されていることもあり、人人人の賑わいでした。ここ数年、展示会がリアル開催しても、あまり混むこともなかったので、今回は「取材プレス」パスももらわず、また「出展者パス」ももらわず、普通の招待券で入場手続きをしました。会場について驚いたは東ホールの入口からビッグサイトの外(駅近く)まで続く行列です。結局、入場まで30分かかりました。これほどの行列はBtoB展示会では本当に久しぶりのことだと思います。
外国人の多さ
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今回、会場を見て感じたのは、外国人の多さです。主に、ホール1-4が外国ブース、5-7が日本ブース中心でした。人が多かったのは5-7ブースで、外国人が本当に多いと感じました。最近、水産業を中心に、日本企業が外国企業に競り負けるという話をよく聞きます。外国人の日本食材への注目度はかなり高いということがひしひしと伝わってきました。アテンドの方がいて、団体で来場している外国人グループも少なくありませんでした。日本企業も外国人への売り込みを積極的に行っていました。以前は外国ブースも同程度に人気があったのですが、今回、圧倒的に日本ブースに人気があるのは、日本「消費」の市場としてではなく、「生産・プロダクト」の市場として見られていると感じます。これから農作物・水産物・加工品など食品が海外企業に高値で買われるようになれば、食品の価格はさらに上がり、日本の家計・食卓にも影響が出てきそうです。
リアル展示会はやはり良い
今回、私がコンサルタントをしている顧問先が4社、それ以外の会社としての取引先が5社出ていました。来場者が多く商談が続く中、合間をぬって打ち合わせや同行視察や協業・販路候補の紹介などを行いました。展示会に活気があり、前向きな話がどんどん出ているので、モチベーションの高さがひしひしと伝わってきました。顧問先は地方の中小企業なのですが、この数年で日本だけでなく海外市場を見据えるようになっています。私の顧問先には外資系企業もあります。これから「地方から海外へ」の動きがますます加速していくことを考えると、さらにお役に立てる機会が出てくるのではないかと感じています。
日本は全体的に元気がないと日々感じることが少なくありませんが、実際に、人と出会うことで、熱い熱が生まれ、モチベーションがあがり、あらたなビジネスも生まれる。ネットは便利で効率が良いですが、リアルにはリアルの良さがあるとあらためて感じます。
顧問先のみなさんと出会い、ますます地方のため、企業のために力を尽くそうと私もモチベーションをいただきました。リアル展示会は、やはり良いですね。