コンセプト神社とは何か(2024年版)
鳥居がある、お賽銭箱もある、そして神社とも呼ばれている、でも伝統的な神社(この用語にも問題点があるが分かりやすくするためあえて使用するのだ)とも言えない神社のような何か。設置場所で言うと(例外もあるが)商業施設内やテーマパークなどにあり特異な存在感を示しているのだ。
コンセプトは様々で自販機であったり、キャラクターを祀ったもの、ドラマやアニメをテーマにしたもの、音楽バンドを冠したもの、シュールなアートのようなもの、アトラクションとして設置したものなど色々あるのだ。
筆者はこれらを上手く言語化出来ずニッチな神社とこれまで呼んでいたが、多くのこのような神社を訪れる中で気付いたのがコンセプトがはじめにありきで設置された神社が多いので、ここでは上記のような伝統的な神社とも言えない神社のような何かを総称して「コンセプト神社」と呼び習わしたいのだ。
コンセプト神社の特徴として神社の宗教的象徴(鳥居、お賽銭箱、拝殿、ご神体など)を現代的な文脈の中で再解釈していることが上げられるのだ。ここにコンセプト神社の魅力と特色があるのだ。
いかがであっただろうかのだ。今後も現代社会でしか成立しなかったであろうこのようなコンセプトが煌めく神社の面白さを考えたり、実際に参拝して魅力を伝えたいと思っているのだ。
中には期間限定で設置されている神社もあるので急ぐのだ!この記事を読んでいる方がコンセプト神社を面白く感じたり、発見する喜びなど持つことが出来ればアライさんにとって望外の喜びなのだ。