カップの10の理解『意識の集合体』
生きてる層が変わった。
同じ感覚の人がこの地球上には沢山いて、いままで私がいた層には少ないってだけだった。
完全にいままでいた層から抜けて、つぎの層にきたらレイヤーが一枚変わったようになった。住んでる場所も周りにいる人も変わらないのに、自分の取り巻く環境がガラリと変わった。
まず飛び込んでくる情報が欲しい情報ばかりになった。飛び込んでくるまでのリードタイムが圧倒的に0に近い。
去年辺りから食養生や、食べ物が身体に与える影響をよく考えるようになって、五行学説からくる食事や、植物医療、アーユルヴェーダ、漢方等に深い興味を持つようになった。
そしたらそういったものを取り扱うお店が、私の生活圏内に出来たし、祖母がもともとそうだったと改めて気がついた。
進もうとする道の法改正があったり、やろうとしてることの大義名分を得たり、それに必要な協力者のつてが出来たりする。
「その道あってますよ」と言わんばかりに環境が並走しながら整いまくっていく感じがあって、不安が0というわけではないけれど、不安がなくなっていく。圧倒的支援がある感覚みたいなのがあって、よくわからない安心感がある。
自分がいるのは結局のところ、どこの意識の集合体に居るかなんだと思う。
私がこれまでいた意識の集合体の価値観が、本来の私には合わず苦しみを伴うのに、その集合体から抜けられずにいた。そもそもその価値観を疑う事もなかったし、別の価値観があるとも思わなかった。
けれどそれが悪いというわけじゃなく、私にとってそこの集合体で得るべきものがあったからで、変化することで知らないところへ行く不安があったからで、そこの集合体にいることで出来た傷が癒えてなかったからだ。
自分がやりたいことが判り、それをする意味も判り、これまでの集合体の価値観でみる感覚を手放したら、驚くほど軽やかでその価値観がいかに重かったのか判った。そして頑張り続けていた私は『受け取っていい報酬』が山ほどあったんだと気がついた。
これから先、本当に望んでいたものが手に入る。
それを認めると、正直びくついてる自分もいるけれど「受け取っていいんだ」「私はその権利がある」って、自分で自分を肯定していく感じになってきた。
私はこれまでの集合体にいたとき『自立』って言葉に圧倒的にコンプレックスがあった。
その圧倒的なコンプレックスは、そもそも意識の集合体にいることで出来た価値観の一つでしかないのに、何者かになれてない自分を恥ずかしく思い、けれど自分から何か出来るわけもなく不安で仕方なかった。
彼氏もいない、好きな人もいない、やりたいこともない、学歴もない、職歴もない、なにもない、誰にも見向きもされない。
その『ない』を全部チャラにするのが私にとって結婚だった。
もちろん元旦那さんのことはちゃんと愛してた。けれどどこか依存的になっていたのは、根底にこの不安があったからだ。結婚すれば全部問題がなくなると、相手に人生を委ね自分と対話することもなかった。幼かったのだ。
過去の私にとって恋愛や結婚がかなり重いものだった。結婚したりパートナーが居ることで、自分が一人前になったような気になる。だから別れたら『自立』が消えると感じ、過度な不安になり、精神的なものを相手に求めてしまっていた。
経済的自立の不安は、実際性差による賃金格差はあるし、昭和的感覚的で女性の立場をみる人のせいでもあるし、それは自分だけのせいや、性別のせいじゃなくて、意識の集合体の影響でもあるんだろうと思えた。
だからそこから出たら不安は消える。そしてその集合体から出るには、自分と向き合い、自分の価値観を見直していくしかない。
やりたいことをみつけ、嫌なことを嫌だと、嬉しいことを嬉しいと、素直に表現していくこと、その感情を否定する時、どこの価値観から来てるのか向き合う。そもそも感情は否定するものではないから、否定すること自体間違えてたんだろう。
何処にいても、何をしてても自分は自分でしかない。どんな状態だとしても価値がある存在で、それは外的評価に委ねられるものなんかじゃない。
どこの意識に持っていくかだけであって、その意識はつねに負の意識であればあるほど集合しやすくて、そういった意識が自分の環境を作り出す。SNSとかまさにそうな気がする。あそこやネットは世界の全てじゃない。
意識の集合体から抜ける。
そうすると人生の層がかわる。
それは体感することで言葉にできて、軽くなった感覚がある。
それがなんともカップの10っぽいなと思えた。
二人でその層から抜けて、自分達の本来の価値観で共に生きていくような感じ。
それまでの経験は全てその価値観に揺さぶられてしまっていたからで、自分達の中にある『愛』を信じていくことなんじゃないだろうか。
私はやみくもに結婚したい、彼氏ほしいとなってた時に「なんで結婚したいの?なんで彼氏欲しいの?」と訊かれても、上手く答えることが出来なかった。
けれど今ならちゃんと答えられるようになった。「好きだから一緒にいたい」それぐらいシンプルでいいと思えた。それに好きに理由は要らない。好きと言う感情は考えるものじゃなくて、感じるものだし。
2024年9月16日
カップの10の理解:意識の集合体