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新井
2021年3月30日 01:36
同僚イチオシの漫画を借り、一気に読んだ。それがこの名作中の名作。傑作中の傑作。山岸涼子『日出処の天子』である。1980-84年に連載されていたこの作品の名前を初めて聞いたのは高校生の頃だっただろうか。何の本だったか忘れてしまったが、「やおいの文化史」(やおいとはこれまた懐かしい響きだ)的なものを調べていた際、「やおい漫画の走り」として紹介されていた。確かに男性同士の道ならぬ愛を描いているが