A1リーグ第2節で本気で手詰まった話
リーグ戦絶好調のけーぶんです。
まだ2節ですが、勝ってると筆が軽いですな!
昨日の対局から、自分的にちょっと面白かった局の思考を書いてみたいと思います。
牌譜も映像もないので、うる覚えの部分もありますがその辺りはご勘弁を。
東場で点数は大きく動いていません。
私は南家。
4巡目、西家から字牌を4枚(オタ風→役牌の順)切っただけのリーチが掛かります。
待ちなど見当もつかない河です。
この局は序盤の手組がイマイチだったため、
安全牌ストックがありません。
なんとか凌ぎ続けた8巡目、
親から追いかけリーチが。
the.地獄...
ちなみに親の河には無筋の2s、4sが手から切られて並んでいます。
その1発目、完全に手詰まり。
打牌候補は端っこ2つ!
6巡目(だったかな?)に西家がツモ切った1pと、
親と西家両方に無筋の9mのみ。
さてどちらを切りますか?
※ドラは関係ない数牌。ピンズの上だった気がします
※伏せ牌は情報にならない牌だと考えてください
両者に無筋の9mを切ってみました。
トータルの放銃率は9mの方が高いのは百も承知。
最も重視したのは、この瞬間の最悪である
「親の追いかけリーチへ1発放銃」
の可能性をいかに下げられるか、でした。
そこで
「西家に頭ハネしてもらえる」
可能性がある9mを選んだわけです。
30年以上麻雀やってますが、
手詰まりからわざわざ2軒リーチ両者への無筋を切ったのは初めてかも。
さんざん打ち込んでなお新しい思考が生まれるなんて、
やっぱり麻雀は奥深くて止められませんな!
ただ、親リーチが例えばピンフドラ3のような手の場合、
14pならヤミ、69mならリーチという人は多いでしょう。
すなわち1pより9mの方が微差で親に危険かもしれない。
ゆえにこの選択が本当に得なのかは分からないのです。
分からないのですが、
やっぱり麻雀てゲームにはまだまだ未開のロジックがあるんだろうなーということを感じて、
ついでに麻雀も勝って、
とても気持ちの良い1日でした。
実戦に戻るとこの9mは無事通過。
しかしすぐ安全牌に窮し、
再び地獄の2択が訪れます。
それはまた次回に。
今年は麻雀の思考をなるべく書いていこうと思いますので、
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それではまた!
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