「地域おこし協力隊とお金の話(地域おこし協力隊3年間を振り返って)」地域おこし協力隊:最終回2024年9月2日配信号
このnoteは、街おこしランナーの新井が
地域おこし協力隊のリアルを描いて、3年間毎月1日にお届けしてきました。
2021年9月1日に始まった地域おこし協力隊の活動が、2024年8月31日をもって終了しました。
3年間を振り返って、地域おこし協力隊に最も必要なことを書いてみたいと思います。
地域おこし協力隊を考えている方、地域おこし協力隊に興味がある方のヒントになれば幸いです。
今後は別の内容にてお送りいたしますので、引き続き読んでもらえたら幸いです。
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2024年9月2日配信号(最終回)
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今週の目次
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1 お知らせ
2 前月のハイライト報告
3 連載「地域おこし協力隊のリアル:「地域おこし協力隊とお金の話(地域おこし協力隊3年間を振り返って)」」
4 前月のハイライト写真
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1 お知らせ
■イベント情報
〇マラソン練習会
【日時】2024年9月15日(日)6時30分~
【場所】ふれあい公園
https://fb.me/e/1DZsIaieU
2 前月のハイライト報告
〇8月のハイライト
YouTube更新
・【サブフォーを目指す方必見!】トレーニングに流れを作る:秋のフルマラソンに向けてするべきこと
https://youtu.be/9CV1iDNXnKM
・【ランニングコース紹介】三重県津市でインターバルも可能!100mごとに距離表示がある1,196mのタータン!往路は信号2か所、復路は信号1か所で走りやすいコースを紹介!
https://youtu.be/z8n5C2eCubc
・【金沢マラソンを攻略!】サブフォーを達成したい方に向けて金沢マラソンの特徴や走り方、トレーニング方法を解説!
https://youtu.be/icT4YSsZbJM
・8月2日(土)
元地域おこし協力隊である知り合いの方が、越前市に古民家を改装して宿を作ったということで見学訪問。景色が非常に良く、とても静かでリラックスできました。
https://www.instagram.com/nokate_jp/?hl=ja
・8月3日(日)
大野市のラン友さんと初めての砂浴へ。身体からじわりと老廃物が抜ける感じがあり、頭も体もすっきりでした。
・8月18日(日)
サブフォー練習会を開催。時間を早めて6時から開催。皆さんサブフォーに向けて20kmランを消化していただきました。
8月30日(金)
地域おこし協力隊の平日最終日、これまで協力いただいた方と、3年間を振り返りつつ、今後の活動について打ち合わせでした。
3 連載「地域おこし協力隊とお金の話(地域おこし協力隊の3年間を振り返って)」
2021年8月24日に福井県大野市に移住して、3年。
地域おこし協力隊の活動を無事に終了しました。
この3年間を振り返って、地域おこし協力隊を始めるに当たって最も大事だと感じたことを中心に書いてみます。
テーマは、
『地域おこし協力隊とお金の話(地域おこし協力隊3年間を振り返って)』
です。
地域おこし協力隊は、県や市からお金を頂きながら、仕事をすることができます。(期間は基本3年)
ただ、そのお金だけで活動をすると、自分のやりたいことに使える金額に制限が出てしまいます。
そのため、自分で地域おこし協力隊とは別の収入源を作り、やりたいことに挑戦するほうが、行動しやすいと感じました。
今回は、実際に体験した「地域おこし協力隊とお金の話」について書いていきますので、地域おこし協力隊に興味がある方の参考になればと思います。
地域おこし協力隊の収入
お金は、「報酬」という給料のようなものと、「活動費」という活動に必要になるお金(会社員だと経費精算のようなもの)があります。
すみ分けとして、
「報酬」=生活費
「活動費」=経費
と分かれます。
「報酬」は自由に使うことができますが、「活動費」は地域おこし協力隊の業務に関わるお金にしか使うことはできません。
更に、内容によっては上限もあります。(1泊の宿泊費=1万円など)
最近は、宿泊代金が上がっていることもあり、東京に宿泊したときは1泊15,000円するときもありました。(某チェーン店のホテルでも)
これを考えると、自分で収入を作り、自由に使えるお金を増やしておくことで挑戦しやすくなります。
ちょっと、余談になりますが、地域おこし協力隊の任期が終わると、当然、収入はゼロになり、自分で稼がなくてはいけません。
任期終了後に、「自分のやりたいことで起業したい!」と思っているなら、地域おこし協力隊を始めるとき(できれば始める前)から起業の準備をしておきましょう。
地域おこし協力隊の任期中のお金の使い道
地域おこし協力隊になる前に、仕事とやりたいことで考えていたのは次の3つです。
ただ、やりたいことには(協力隊になってから始めたため)収入がゼロでした。
そこで、地域おこし協力隊になった当初は、お金の使い道を次のように振り分けていました。
私の場合は、地域おこし協力隊の仕事が次の3つであり、創業や定住に向けた準備も含まれていたため、活動費の一部を個人事業に振り分けています。
「やりたいこと」=マラソン事業としては、「活動費」がほとんどなかったため、個人事業の売上を使っています。
地域おこし協力隊の活動を超えて、その地域で自分がやりたいことを実現していくためには、自分で予算を作ることが必要です。
やりたいことで売上が作れたら理想的です。
ただ、すぐに売上にならない場合が多いため、別のところで予算を作る必要があるでしょう。
地域おこし協力隊の任期中の活動方法
地域おこし協力隊の活動は、2つ以上のことを上手く絡めていくこと必要です。
例えば、
・地域おこし協力隊の活動 × 個人事業
・地域おこし協力隊の活動 × やりたいこと
・個人事業 × やりたいこと
最高の形は、上記の濃い緑の部分のように、
「地域おこし協力隊の活動 × 個人事業 × やりたいこと」
が重なりあうのが理想だと考えています。
私の場合は、個人事業で売上を作って、
・大野市外から人を呼んでイベントを開催(地域おこし協力隊の活動)
・ランニングレッスンで売上(個人事業)
・マラソンをみんなで走る(やりたいこと)
につなげることができました。
これができたのも、(お金の視点で言えば)最初に自分で予算を作ったからだと思っています。
やりたいことをするためには、まずは個人事業で売上を作って始める。
そこから、売上につなげていく流れを覚えておきましょう。
4 先月のハイライト写真
〇越前市に古民家を改装して宿を作ったということで見学
〇マラソン練習会
〇大野市のラン友さんと初めての砂浴
〇ランニングコースの下見
Facebookでも発信しているので、ご興味ある方はどうぞ!https://www.facebook.com/hirofumi.arai.1616