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性別から考えること

妊娠中期スクリーニング検査前のこと、おそらく性別がわかる日

男の子?女の子?どっちがいい?

基本的には元気に育ってくれるのならどちらでも良い。でも…できれば男の子がいいと思っていた🙏私が女で損したことしかないからだ。
バセドウ病は女の子の方が発症率高いし、PCOSだし、私に似て不妊だったら可哀想で…。あと、よく変な人に狙われるとことかも似てしまったら、自分の娘が私と同じことをされるなんて余計に嫌だ😥要は、私に似たら可哀想…って気持ちが強いのかも。
友達の子供とかで女の子を見ていたら、かわいいし女の子もいいなぁと思うんだけどね。
男の子でも健康に育つかはわからないし、私の子供である以上、甲状腺疾患になる可能性は生涯に渡って高い。

希望としては、"健康で屈強な男子"・・・例えて言うならハガレンのアームストロング少佐かな笑
出産時からあの感じは出産がキツそうだから嫌だけど💧

どっちだったか

エコー検査中・・・
👨「性別聞いてます?」
👩「いえ。わかりますか?」
👨「股閉じててわかりにくいですねー。うーん(エコー当て直し)あ、わかりました?立派なもの付いてますよね笑」
👩「あー💡これですか?笑 男の子ですね。」
👨「ですね。あーこの角度、見てください、くっきり笑 あ、これですこれ!!ほら!!完全に付いてますね。」
と、何度もイチモツアピール🤣割としっかりしてた笑

てことで、男の子でした👶上述した理由から、女の子の方が心配が絶えなかったと思う分、なんかホッとした。最近よくあるジェンダーリビールなんか考えてたが、夫が気にして電話をしてきたから、あっさり話してしまった😅サプライズ何もせず。

不妊治療未経験者にはあまり知られていないこと

性別は受精の瞬間に決まるようで、分割が早い方が男の子率が高いんだとか。化学流産したあの子は、一番分割が早かったから男の子だったんじゃないかな。
そして精子は生まれてからも作られるが、卵子は妊娠5ヶ月程度の胎児での中でもう作られていて、生まれてから増えることはないそう😯
AMHとかその時に決まるのかな?生まれてから努力で変えようのないものって残酷。生まれてくる前の話だから、不妊であっても当然その子に責任なんてない。後天的な問題だったとしても、喫煙や食生活、運動習慣、睡眠で解決するものは、かなり稀で、だいたい本人に責任はないと思う。
そんなことも知らずに、自然妊娠できた自分が教えてあげると言わんばかりに「あなたは、~だから妊娠できないのよ。」と勝手に原因を決めつけられ、こちらが何か言っても「でも、妊娠できてないじゃない。(私はすぐできたけど←この言葉が隠れているのが不快)」とか言われるわけだからね。
私がよく言われたのは「信じる心が足りない」だった😅勘弁してもらいたいものですね。”違いますよ”って証明が自分の体でできて良かった👏

日本の古き良き文化?

実家、義実家に報告。義実家は田舎のしっかりしているお家だ。夫はそういう伝統的なお家の本家本筋、初孫の長男であって、お家に行ったときは、私でも感じるくらいに特別扱いをされていた。
義実家の方には夫から連絡してもらったんだけど、「初節句は藍染めの鯉のぼりを買おうかなー。」と言われており、(なんだかよくわからないけど、儀式?と合わせて、50万程かかるそう😱)電話が終わってから
👩「50万とかいいよ💦悪いよ。」
👨「いや、多分あの人たちがやりたいんだと思う。今の感覚ではあまりわからないことだと思うけど、あの家にとっては初の男系男子で、”跡取り”って感覚だからね。ちょっと扱いが変わってくる。」
👩「でもさ、それ、(夫の)弟や妹たちの子供たちにもやってあげてるの?」
夫の弟は娘がいて、妹には娘と息子がいる。
👨「女の子たちにはひな人形あげてると思う。妹の息子は多分、鯉のぼりはやってないと思う。」
👩「大人の事情ではそうかもしれないけど、何もわかってない他の子供たちがかわいそうだよ。僕にはお祝いしてくれなかったって思うと思うよ?」
いろいろ話したけど、やはり代々からの跡取り息子という考えは根強いよう。このLGBTQとか言われている時代に…そうなのか。良い悪いの話ではなく、環境が、地域が、年齢が、考え方が違うといろいろあるのが普通なんだな…。
縁もゆかりもない全然別の遠方の県で生まれても(夫は転勤族で義実家はかなり遠い)、この子は周りに跡取りと言われるのか…

私の家は女しか生まれなかったから滅びる運命にある笑
女しかいない家系の、全く期待されていない次女という立場もなかなか悲惨で、ずっと自分は親戚から嫌われていると思っていた。そうではないことに気づいたのは私がおばさんという立場になってから。この辺の話はまた今度。
溺愛された本家本筋初孫の長男(夫)や長女(姉)にはわからないんだろうなと思うことが沢山あったが、生まれる前から跡取りだの何だの言われ、期待をかけられ、その責任がのしかかるのもなかなかだな…と感じた。

次女、長男の子供、おばさん、妻、母(予定)…いろんな立場を経験して言えることは”周りの評価や扱いでその人の価値が決まるわけではない”ということだ。男の子がいいなと思っていた私でさえ、今回の子供が女の子であったとしても、周りに「また女か」と言われても、変わらず愛していると確信があることが何よりの証拠。


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