小話


田中さん違い

「セクシー田中さん」
『木南晴夏さんだね』
「え?田中要次さんじゃないの?」
『ベリーダンスを!?』
[2023-11-6]
田中要次さんについては面白い話があって、「古畑任三郎・全て閣下の仕業」で鍵になる人物を演じているのですが、三谷幸喜さんが「南米現地人設定にして違和感がなく、かつ(当時は)テレビでメジャーではない」と言うことで田中さんをキャスティングしたそうです。

ホラー昔話「桃じゃなかっ太郎」

お婆さんが川で洗濯をしていると、川上から大きな桃がどんぶらこと流れてきました。
お婆さんはそれを持ち帰り、早速切ってみると、中から「歯、目玉、髪の毛」が出てきました。桃だと思ったのはテラトーマでした。
まな板の横に転がる目玉が虚空を見つめていました。
[2023-11-5]

濃い

「松任谷由実さんの名曲と掛けまして」
『ユーミンの名曲と掛けて』
「サンタコスをした阿部寛さんとときます」
『その心は?』
「濃い人がサンタクロース」
[2023-11-4]

卵でとじて

「平井堅丼?何だそりゃ?」
『これだ』
「ただの親子丼じゃないのか?」
『一緒に歌えば分かる』
「歌?」
『♪卵でとじて メシに乗せるよ それだけで~い~い~』
[2023-11-3]

浦島太郎の災難

「♪むっかし、むっかし、浦島は」
『はい』
「たっすけた亀が、ワニガメで」
『…池の水抜いたのか?』
「即病院に行ってみれば」
『噛まれたのね』
「手足10針12針」
『大惨事じゃねえか』
[2023-10-19]

避妊具怪談

「浮世絵のプリントされたゴムがあるじゃん。対抗して、恐い話版を創ってみたんだよ。」
『ほう。』
「八尺様!」
『おお!なんかデカそう!』
「リョウメンスクナ!」
『強そうだな!』
「くねくね!」
『勃たねえじゃん…』
[2021-6-1]
2021年の東京オリンピックでは、選手村で浮世絵の入った避妊具が配られたそうです。技術は凄い。それは認める。将来の日本土産になるかもね。
でも、今回は配ること自体やめた方が良いと思うよ…と思った次第。

「く」を抜いてみる

「宇宙の大半はあんこ物質とあんこエネルギーです。もしあんこ物質が想定より多ければ宇宙は収縮に転じ、あんこエネルギーが大きければ果てしなく発散します。」
偉大なる「あんこ」。
[2021-3-14]

寄生獣アンパンマン

僕の頭を食べなよ!

アンパンマンは君さ!
新手の寄生獣!
[2020-9-27]

詐欺

「あなたの高座が狙われています」
なんだとべらぼうめぃ。こちとら真打でぃ。
なんてけったいなことを申しまして…
[2020-9-11]

鋼のミャクミャク様

「…シテ…コロシテ…」
『ムックはどこへ行った?』
「君みたいに勘のいいガキは嫌いだよ」
話が違ってきてるぞ。
[2020-8-27]
大阪万博の「ミャクミャク様」を見て想像しました。

「脈」とは

「うーん、どうやら彼女は脈なしだね」
…ゾンビ!
[2020-6-25]

労働 OF THE RINGS

仕入れ、枠作り、枠仕上げ、石留、彫金、最終仕上げ、検品、出荷。「指環」の為に集められた8人の仲間たち。納期との戦いが今始まる。
世界の平和なんかどうでもいい。8人が求めるのは心の平安。
「どうして今頃になって」「ようやくここまで辿り着いたのに」旅の終盤になって現れた敵。倒しても倒しても背後から新たに現れる。次回「スの出現」。
[2019-9-26]

ひののにとん

「母さんお肩を叩きましょー」
「とんとんとんとんひののにとん」
「お母さんつぶれちゃうー!」
[2016-5-6]

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