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高いところへ登る人々(写真録1ー1)
高いところからの景色を眺めるとき、あなたは何を感じるだろうか?
辺り一面を眺められる爽快感を求めてなのか、自分の存在の小ささを感じるためなのか、街をミニチュア感覚で眺めるためなのか、人によって様々であろう。
こんばんは。きらりんです。
お散歩して、写真を撮って、noteに綴ることに楽しさを見いだしてます。楽しいことを書くというのは大事なことで、自分が何を感じてその写真を撮ったのか、人間の思い出は都合よく改変される。そうして、そのときに思ったことを書くことを再開してマメになっているわけです。
今回はOsaka Metroの一日乗車券を片手にお散歩したお話です。長いので、前後編に分けてお送りします。
ある日、梅田スカイビルに行こうと思い立った。お散歩に行くような感覚で、梅田スカイビルに向かった。道中は写真を撮らなかったうえに、いわゆる一般的なビルの全景は撮らなかった。厳密に言うと、撮り忘れた。
そのあたりは、インスタなりGoogleなりでみていただくとして、私が撮ってみたかった写真を色々撮ってきました。
スカイビルの真下から、上を見上げてみた(サムネ画像)。管理用の通路や上に上がるためのエスカレーターがこんな風に見えるのかと、面白かった。
なかに入っていくと、エスカレーター、エレベーターを使って上へと上がっていく。最後の最後がエスカレーターのみだから、車イスの人はどうするのだろうと思う。ちゃんと調べてからいかないといけないのが難点だが、バリアフリー用の別ルートがあるらしい。
最後のエスカレーターはこんな感じ。ホワイトバランスを弄ったので、色合いが無骨な雰囲気を醸し出している。気分はまるで探検家のようだ。このように進んで、上へと向かったのだった。
上にいったときはちょうどお昼時。お腹もすいていたので、Cafe SKY 40でオムライスをいただいた。
一眼レフだと、ピントを合わせる範囲をいじることができる。比較の写真を撮ってないが、オムライスにピントを合わせ、下に見える背景をぼかすことができた。絞りを開くとこんな楽しい写真がとれるのか、新たな発見だった。
ズームレンズだと、ズームの加減で絞りが縛られることがある。その時は、単焦点レンズの出番で、レンズの構造をシンプルにすることで、絞りのより開くことができる。といっても、レンズは標準のものしかもってない今では、無い物ねだりになるわけだが。
さて、ごはんを食べて、屋上に上がった。大阪は上町台地周辺は坂も多く、起伏にとんだ街だが、梅田から海側はほぼ平坦な地域である。下の写真は、伊丹空港に着陸しようとするANAの飛行機。奥に山が見えるが、基本平たい。
反対側、阪神高速の梅田出口を上から鳥瞰した。ビルを貫く阪神高速。一等地の都市計画と、土地の買収関係を解決するために、ビルと道路の一体整備のための法整備も実施したらしい。狭い国土の日本ならではの工夫ではないだろうか。
上での見物を終え、下界に降りるというとき、エスカレーターにひとがいないことを良いことに下のような写真を撮ってみた。深淵を覗き込むとき、深淵もまたこちらを見ている。その深淵に吸い込まれるような気持ちになったのであった。
深淵の先に何が存在するかは、本人のみぞ知る。
長くなってしまったので、次回に続く。