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石見の魅惑(写真録3-3)

たまに、海外に興味ないですか?と聞かれることがある。その度に興味がないとさらっと返答してしまう。どうもこんばんは、きらりんです。
海外にいかない理由は、海外にいく自分が想像つかないのではなく、日本のことでさえまだまだ知りたいことがあるなか、海外に目が向かないというだけです。海外にいくだけで、お金くれるのなら話は別です。それくらい興味がないので、お金くれるから海外に行ってもすぐ飽きそうですが…笑

今回は島根編第三段です。長いですね。学術論文だと細切れにしすぎだと言われそうですが、一個人のブログ感覚なので許してください。
このシリーズの初回はこちらから↓



まずは、日御碕神社。稲佐の浜から山をかき分け進んでいくと現れる神社である。前知識として存在を知っていても、突然現れる朱の建物に目線を奪われた。
なんといっても朱がきれい。緑と赤が補色の関係で、それも相まって神秘な場所に佇む神聖な場所のように見えるのだろうか。

この神社は海のすぐ近くに建っている海の先には離島と防波堤があり、穏やかだった。海の近くに花が咲いていた。見た感じはアサガオっぽい。アサガオというと、小学生の夏休みの観察日記の対象というイメージが強すぎて、秋にも咲いているのかと、不思議な気持ちになった。交配を重ねていくうちに、秋にも咲く品種なのだろうか。そこまで調べて特定する気はないので、そういうものもある程度で流した。(※撮影は11月で、結構朝晩冷えていました。)

そして、今回は石見地方を訪れた。石見銀山にある銀をとるための坑道を間歩というらしい。常時公開している坑道はここだけのようだ。中はひんやりしており、時々、地下水が滴り落ちる。その中を銀鉱石を取りに行く鉱夫たちは、この狭い穴を抜けていたのかと思うと、鉱石を採取する作業がいかに大変かと思いを馳せていた。三枚目の写真が、メインの坑道から鉱石を採取するために分岐していく道である。狭いなというのが、第一感。子どもならまだしもという大きさの道を大人も通っていたのだろう。

この石見銀山の龍源寺間歩への道中で見かけた猫。山間の道でくつろぐ猫が道行く観光客を変な風に見ている。たまたま、1匹だけをアップにしたが、5匹くらいはいた。世界遺産にも指定されている石見銀山とその周辺のエリアは、昔ながらの細い道が多く、住民以外は、パークアンドライドを実施している。車が入り込めないからこそ、残る町並みも遺産として残そうとしているのだろう。猫は、車に怒鳴られることもなく、道の真ん中あたりで、日向ぼっこをしていた。

石見地区の中で見つけた瓦。家の装飾として飾られているわけでなく、目線と同じ高さに据えられていた。この山陰や広島エリアでは、屋根の瓦は赤い。石州瓦といって、鉄分を含む粘土を用いて作成しているから赤みがかっているようだ。この赤い瓦を見ると、「山陰地方に来たな」と感じる。

次回、最終回の予定です。ではまた。

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