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黒井ひとみがしているのはファンサではない

ものすごい勢いでハマり出したストリップの世界。
爆発寸前な黒井ひとみさんへの想いをここにのこそうとおもう。

ちなみにこれはスト活歴2か月弱の超ニワカが書いたキモいポエムであり、「ガチ恋してしまったかもしれん」と夫に話して、一瞬、家庭内不和(?)をうんでしまった痛客のラブレターでもある。

冷静になるためにもまとめたい。
以下、敬称略。

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「ストリップを観に行きたいな」と思い始めてから、Twitterのタイムラインでときどき見かけるようになった"黒井ひとみ"という人物。
プロフィール欄のヘッダーイラストがかわいい。
フォローはしてなかったから、一時期あのイラストを見るためだけに何度も『黒井ひとみ』と検索していた。

ある日、唐突に黒井ひとみを観に行く予定が立つ。
ものすごくたのしみ。ずっと会いたかったひとと気になる踊り子を観にストリップ劇場へ行く。大人になってからこんなにわくわくすることがあるのかと嬉しくなった。

いっしょに行くひとは黒井ひとみのファンだった。
たぶん当日は黒井ひとみの良さについてたくさん聞くことになる。
流されやすいわたしは、良くも悪くも他人の感想が自分の感想になってしまう癖があることを過去の経験から知っていたので、まずはひとりで観に行くことにした。

黒井ひとみ童貞の卒業

2021年10月1日の渋谷道頓堀劇場。
おもえば黒井ひとみは最初からおかしかった。

劇場の受付で黒井ひとみが始まっていることを聞く。急いで階段をおりた。勢いをつけて地下の重い扉を開き、一番うしろの長椅子に座る。黒井ひとみは客席に背を向けていた。

いつもより空いている場内にほっとしつつ、おおきな期待と「流されないぞ」という謎の決意を胸に、その背中を見た。

黒井ひとみはなかなか振り返らない。
たぶんほんの数秒だったとおもうけど、待ちきれないわたしは心のなかで「気付いて、気付いて」と叫んでいた。

黒井ひとみが振り返り、目があう。
明らかにわたしを見ながら踊る黒井ひとみ。
わたしはかたまっていた。

30年とすこしの人生のなかで、これほどまでにぬるぬると入り込んでくる感情があっただろうか。
身体を動かしながらまっすぐに見てくる黒井ひとみ。
只者ではないことがわかる。

黒井ひとみと目があっていた時間。あれはファンサービスなんて言葉で片付けていいものじゃない。ナンパだ。

まだファンじゃないのに

通常(?)ファンサービスというのは、なんらかのかたちで「あなたのファンです」と意思表示したあとにしてもらえるもので、意思表示前の人間は意思表示後の人間より優先されないイメージがあった。

この関係性についてわたしは、それで合っているし、それがありがたく、意思表示前の人間としても差別化的な意味でそうであってほしいとおもっている。
※ちなみに演目中、踊り子が"見てくれる"のもファンサービスのひとつだとおもっている

しかし、ナンパ師・黒井ひとみはちがった。
意思表示どころか演目の途中でやってきたわたしに対して、はじめて目が合った瞬間から「好き」みたいな顔をしてサービス(?)しはじめたのだ。

あんなの好きになるしかなかった。
その日は客も少なかったからか、ひとりひとりに視線をおくる時間も異様に長い。これを読んでいる黒井ひとみ童貞のあなたが想像する5倍は長いとおもってくれていい。

あんなにやさしい目で長時間見つめられたら、ふつうの人間は落ちるしかない。とくにわたしのようなやさしさに飢えているタイプの人間はモロに食らって引き返せなくなる。

劇場へ行った翌日、三浦大知のYour Loveという曲の歌詞を思い出しながら「次目があったらもう絶対引き返せないわ‥」なんて考えていたけど、たぶんこの時点で完全に落ちていたとおもう。

心からの好意をもって接する。わたしから先に

よく考えてみると、これまでの人生で出会った『最初からとてつもなく感じの良いひとたち』はみんな黒井ひとみだった気がする。

わたしが初対面のひとに対して「そんな簡単に心をひらきませんからね」と分厚い壁をつくっているあいだに、そういうひとたちは人懐っこい顔で「好きです、好きです、好きです」と言ってくる。

黒井ひとみもそうだったとおもう。ステージでキラキラ輝くあのひとから感じたのは「応援ありがとう」というより、「愛してる」だった。

(我ながら書いていることが相当にキモい。でもほかに言いようがないのでこのまま公開する)

"視界に入った瞬間から好意をもって接する"

そんなの考えたこともなかったけれど、自分から先に心からの好意で接すれば、こんな風にあたたかな居場所がつくれるのか。と、オープンショーで愛される黒井ひとみを観ながらおもった。

言いたいことはまだある

今回はここで終わりにするけど、いつかまた『黒井ひとみはわたしの理想の母であり、理想の恋人である』という話や『生まれ変わって黒井ひとみに恋したい』という話、『黒井ひとみはメンヘラ製造機』などの話を書きたい。

いい人生。黒井ひとみにハイパーBIG LOVE

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