◤童貞◢人生は童貞卒業であふれている🍒童貞徒然日記
男子は皆、生まれながらにして童貞だった——
20代はおろか、30代でさえ今や稀有な存在とは言い難くなりつつある、不思議な不思議な生き物「童貞」。
かくいう27歳の僕も、平成から令和と時代を超えながら、四半世紀以上にわたって童貞保存に努めてきた立派で情けない老舗童貞の一人だ。
どういう経緯で今日の今日まで卒業できずにいるかは置いておいて……、というか特に理由はないし、理由が分かっていれば卒業してる(○´⌓`○)
男子であれば誰しもが所有していたこのコンテンツをどう活かすか……を考えて、昨年から童貞絡みのYouTubeを始めてみた。
🍒童貞がより情けなくなる瞬間って? 妖怪・卒業したもん登場?
一言に「童貞」と言っても、今や多くの「未経験」を紹介する言葉として使われる時代。
僕にとっては動画をあげたことだって「YouTuber童貞」の卒業だった。
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人生は、童貞卒業の毎日だ
将来を考えてみたときに、人生には「卒業/経験済」よりも「童貞/未経験」の部分の方が圧倒的に多く広がっているだろう。
日々を生きていく中で、自分における、たくさんの「童貞」の部分を探すこと。
それこそが、毎日/人生を、鮮度あるものとして、丁寧に仕上げていくことなのかもしれない。
新しい知識や経験を目の前に、一つ知ったぶりや嘘をかましてしまえば、残尿感に似たモヤモヤを抱えながらの不細工な卒業式になってしまう。
迎える「卒業」の数が貧困だと、好奇心は枯渇し、刺激に鈍麻して、心も貧困になってしまうような気がしてならない。
ん? つまり……この童貞は何が言いたいの? って話なのだけども。
自分自身の「童貞」に向き合おうとすること。
自分自身の「童貞」を「卒業」に近づけるように育て上げること。
そうやって毎日を「卒業」だと思って生きていくと、一日の価値が高まるはずだ。
童貞の数だけ、伸びしろがある
それでも、童貞は続いていく。
それでも、卒業も続いていく。
たくさんの「卒業式」が敷き詰められて、歩んできた道程を振り返ったときに〝あんな童貞もあったね〟と、人生を愛おしく思えるように。
「童貞」とは、言い換えれば「まだまだ」。
そして「まだまだ」と思えるのは、伸びしろがある証で、自分自身の「新しい」を探れる可能性を信じている証でもある。
一つ童貞を卒業しても、また次の「まだまだ」に出会えるたび、自己成長/アップデートが生まれる。
日々の中に潜む「童貞」に気づかずにいたら、人生は枯れていってしまうだろう。
そんなことを頭の片隅に、今日もどんな童貞を卒業できるのかな? ってドキドキ心が前に進みます。
〝大人気ないまま こんな大人になりました〟と。
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