【NewJeans】バブル期の日本を思い出させてくれるニュージャックスウィングな「Supernatural」
ハニ(HANNI)の「青い珊瑚礁」とヘイン(HYEIN)の「プラスティック・ラブ」という話題になっている曲を地上波で放送することで、すっかりお茶の間のアイドルとなったNewJeans。
8時間という驚異の長さ(24時間テレビの日テレっぽいけど)『THE MUSIC DAY 2024』をTVerで流し見て感じたのは、チルアウト、シティーポップの終わりの始まりというか、第4次(?)K-POPブームというか、流行りの音楽が変わりそうだなってことでした。
2022年というまさにコロナ禍にデビューしたNewJeansが、専用アプリ「Phoning」での発信など、身体が伴う音楽体験がなくても楽しめる仕掛けを作っていったように思える。
日本デビューの仕掛けを見ると、五感全てを使ってNewJeansを音楽以外でも体験、体感できるものに日本において意識的にシフトしている気がする。
そして単に昔を懐かしむようなリバイバルとしてではなく、NewJeansのヘイン(HYEIN)が2024年の今を生きるアイドルとして、「ブラスティック・ラブ」を歌う。つまりは盛り上げるためのひとつの要素としてのシティーポップ。
それに対して日本デビュー曲はニュージャックスウィングな「Supernatural」。
そう、NJS(ニュージャックスウィング)はバブル期日本の音楽の象徴なのだ。
『THE MUSIC DAY 2024』を見て思ったのは、その日本のバブル期を思わせるK-POPの勢いのすごさ(NewJeans、aespa、LE SSERAFIM、ILLITって、まるで年末の音楽番組みたいというか、バブル)。
久しぶりに地上波が元気で、東京ドームのコンサートがスポーツ新聞の1面を飾るなんて、ホント80年代90年代の元気だった日本を思い出す。
その時代を思い出させてくれるから、きっとおじさんたちを惹きつけるんだろうな。スマホの小さな画面みて、チルアウト、シティーポップとか聴いている、令和の若者に馴染めないバブルを味わった人たち。音楽聴いてもっと騒ごうよって感じなんだね。
韓国人プロデューサーの250(イオゴン)のプロデュースワークが「Supernatural」を2024年に新しくニュージャックスウィングを聴かせてくれているんだけど。
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