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ひたすら難しい「インターステラー」

こんにちは、こんばんは。
今日は、昨日観た映画

インターステラー (Interstellaire)

をご紹介します。

というか、今回は解説、感想というより、
今後も見直す確率高いこの映画の、忘備録的書き残しとなります。

というのも、

めちゃくちゃ難しい!!

物理学に知識浅く、SF苦手な私にとっては理解が至難の業なんです。

実は、今回の鑑賞が2回目のインターステラー。
前回は不覚ながらお話しまんなかでどっぷり寝てしまいましたw。

お話は、食糧危機、環境問題に悩まされる地球を離れ、
人類が他の星で生存できないかを求めるスペースロードムービーです。

宇宙船の旅は無機質な感じですね、
中は機材でいっぱいの宇宙船、
外は真っ暗な宇宙ですもんね。

さて、もともとエンジニアであり農業を営むクーパー。
息子と娘、実父と一緒に暮らしている。
地元の砂嵐が家に吹き込み、それを取り除くのが朝の日課。


そんな中、NASAからの要請で、次世代が生存できる星を探す
プロジェクトに加わる要請を受けます。
泣く娘に「必ず帰る」と約束をしクーパーは宇宙へ旅立ちます。

地球のプロジェクトと、ある星ですでに調査を行なっている
博士たちのデータなどを伝手に可能性のある星に向かいますが、
どこも人類が生存するには条件が満たされません。

そのうち時空を越えるワームホールを潜り抜けたために
すでに何十年も時が経ってしまったことに気づくクルーたち。
地球に残したクルーたちの家族も歳をとっていきます。

父の影響を強く継いだ娘のマーフィー・クーパーは、
子供の頃から度々自室の本が本棚から不意に落ちるのを
幽霊の仕業と恐れていました。

しかし、これは宇宙の彼方、しかも新しい惑星を探すため時空を乗り越えた空間
インターステラー(5次元人)が作ったテラサクトに迷い込んだ
父親がしていることだと気づきます。


そこから彼女は父が送るヒントを通じて独自で計算を続けます。
彼女の続ける計画が功を奏するたびにクーパーが陥ってしまった
次元の枠が変化していき、彼は90年以上もの旅を終えることができます。

今回観た範囲で分かったのはざっとこの程度ですw。

もう専門用語がありすぎで、しかも英語字幕を使っても
日本語吹き替えなしでは何言ってるのかさっぱりわからん映画でした。

しかし、最初に観た時よりは少し筋書きが見えてきたので
よかった、と思います。

もっと詳しく話をたどるのにはとても時間がかかりそうですのでまた挑戦します。

しかし、この映画を今回皆さんに紹介したかった、
SF苦手な私が少し前のめりになったのは、
2つのサブテーマがあったからなんです。

一つは、深い家族愛。


成績があまり良くないけれど、家族が継ぐトウモロコシ畑を、
母や祖父と過ごし、父が帰ってくるはずの家を守ろうと、体調を圧してでも止まろうとする息子。

父と共に物理に取り組んでNASAで働き、のちに父の意志を継ぐ娘。

そして、環境悪化の中で生き抜く家族や地球人類を救うために
危険で、いつ帰るかもわからない使命を全うしようとする父との絆は、
お話の中で強い軸となって進んでいきます。

この家族の強い愛情がのちに人類が平和に過ごすことができる
新しいコロニーを作り出すのです。

それともう一つは、

目的に向かって真摯に取り組むクルーの意志の裏に、
すでに計算不可能であることを隠しつつ
多くのクルーを宇宙に送り出すNASAのプロジェクト。

そして、住みにくい惑星で孤独に耐えられなかった、
ということを理由に、嘘のデータを地球に送り続けた一博士の
事実など、

使命や地位を課されている立場で
限界や不可能、挫折を明かせない人間の弱さやプライドにも
非常に共感を得ました。

それと、もう一つは、

今は不可能でも、積み重ねによって知識が膨らみ、
応用で実現に到達できる、

無理だと思ったことが、100年後には打開策が得られる、
備わった人類ならではの能力や努力に耐える精神
に改めて感じ入りました。


私たちは、あるリミットを先に決めますよね。
何歳で学校を卒業し、何歳でどのくらいの年収を得てないといけない、、とか。

それを越えると失敗と考えてしまいがちですが、
夢の実現というものは、課題が大きければ大きいほど
時間が必要なこともこの映画で教わりました。

何よりも諦めないこと、
視野を広げてヒントを掴むこと、
そして、誰かのために励んで勤めること。

これが人生を送るトータルな使命なんじゃないかな、
とこの映画を観終わって思いました。

自分一人はとても小さい。
だから自分なんか、と思ってしまって
心や命をなんとなく疎かにしてしまいますが、

自分の心、自分の命は存在価値のあるもので、
生きることが誰かの役に立っている、と思えば、
励みや張り合いが出るのではないか、と思います。

今日も長いnoteにお付き合いくださりありがとうございました。

2014年封切りされたインターステラー、
今年話題になったオッペンハイマーの監督
クリストファー・ノーランが監督、脚本を担当しています。

キャスティングも魅力的です。

ご興味のある方、どうぞお試しください。
長い難しい映画ですが、清々しいエンディングなので
鑑賞後は達成感感じますよ。

週半ば、週末までもうちょっと頑張りましょう!


注 掲載写真は全てGoogleにてピックアップした無料画像です。

  


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