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善悪の見極めに
5週間の東京帰省の後、間もなく安倍元首相の暗殺事件が起きました。
事件後週明けにバルセロナにある領事館で弔辞の記帳の場を設けている、ということで行ってきました。
友人一人と領事館へ行き、記帳を済ませた後、二人とも焦燥感に襲われました。
あれから3週間、日本のニュース番組やネット討論番組など左右とりまぜて世論がどのように考えているのかを観察しました。
東京に滞在中も日本は少し変化したな、と感じたのは前回までのシリーズでもお伝えしましたが、この事件を通じて、良い意味でも悪い意味でも変わったことがたくさんあると如実にわかりました。
私の持論の結果を先に申すと、
殺人事件の犯人に求めるものは、いかなる状況であれ、いかなる境遇であれ、いかなる恐怖や怒りがあったにせよ、人を計画的に殺害した事実は罪。しっかり償っていただきたい。そして、
自分がどのようなことをしたか、人の命を奪うという身勝手なことへの制裁という物はどのようなものか、をしっかり自覚してほしい。
これに尽きます。色々なお考えがありそうです。それは、この事件について多方面からの情報が多いこと、関わるキーワードの実態を人があまりご存じないことなどが挙げられます。
少しづつ、私の目線ではありますが、まとめてみようと思いました。
これから少しづつ書いていきます。