生徒会は右翼の塊
今回の記事はこれを読んだのを前提に話を進めるで読んどくのがおすすめ。
生徒会はいつまで古いシステムを使うのか。そしてわざわざ儂が労力をかけてシステムを新しくしたのに何でそんなに反応が薄いのか。良い加減にしろよ。
めちゃくちゃ使いにくいデータ
儂は会計。表計算ソフトの技量を買ってもらって生徒会に配属された。そんな儂が今まで会計で使われてきたデータを見て何を思うか。
―めっちゃ使いにくい
各部と各委員会の支出と収入をまとめた出納帳みたいなデータを、行と列の固定・IF関数・SUM関数・セルの結合・セルの種類・文字の位置・列の幅と行の高さの調節・フォントサイズとデザインの調節・データ引用・線の使い分け・シートの保護など慣れちゃやあそんなに難しくないやつらを使ってめちゃくちゃ使いやすくした。製作者の名前が今お世話になっとる会計の顧問の先生だったもんであんまり悪く言いたくはないんだけど、元のやつは本当に酷かった。雛形がないもんで毎年度毎年度、前年度のデータの数値を消してその年度のデータとして使っとるらしい。非効率すぎる。つーかようやるわ、そんなめんどくさい事。それにデータはただの出納帳なのに、ファイル名は「予算案」だった。まあ確かにな、予算案のデータを引用して支出を入力して残高を算出しとる。でもな、その名前は紛らわしいんだわ！ってことでデータを渡されたその日にファイル名は変えた。まあまあ、ファイル名が変とか表のデザインが悪くて見にくいとかならまだ良いんな。でもそいつはこんな計算式を使っとった。
そう、この状態で数を入力するとどうなるか？なんと下の欄まで自動で全部入力されるんな。見にくくてしょうないわ。
で、儂は次の計算式に変えた。
分からん人の為に説明すると、「B4が空白ならE4も空白で、B4に概要が入力された場合はE4の上のE3に計算された残高に収入を足してから支出を引く」ってこと。収入か支出のどっちかにしか数値は入力せんし、0を足し引きしても結果は変わらんもんでこいで良いんな。ちなみに難しいように見えるけど、めっちゃ簡単。IF関数は使いこなそうと思うとえらいけど、まずはこの式が自力で書けるようになるとこが第1歩って感じ。
そしてどっかの馬鹿がせっかく儂が作った計算式をぶっ壊さんように式が入力されとるセルに保護をかけた。しかも、行が足りなくなっちゃって行を足したいけど、保護の解除が分からんやつがおって顧問の先生すら分からんで手も足も出なくなって、っつー状況が起こらんようにわざわざ儂が行の追加方法の説明動画を作った。画面録画して、Davinci Resolve っつー動画編集ソフトでテロップ入れて、.mp4に出力してフォルダーにぶち込んどいた。ここまでデータの使い方に関する引き継ぎが充実した役職なんてあるか？動画にしちゃやあ来年度入ってくる1年生がもしExcelをほとんど使えないまま儂が卒業しちゃってもこれから何年かは何とか引き継ぎができるってことな。
反応薄いわ
さて、そんなこんなで儂が工夫して作った表を見せて顧問の先生が放った言葉は何か？
―これ、何か変わったの？
何もかも変わったわ！言わせてもらうと、先生が作ったレベルの表なら儂が初めてExcel触った日にゃあ作れたわ！
そこで儂が1から全部説明できたら良かったんだけど、実際先生が作ったデータの跡形なんて残っとらなんだ上にどんなだったか儂も忘れとったもんでほとんど説明できなんだ。作ったのが先生だったもんで「分かりにくいのを...」とか言えなんだし。まあそこは儂の落ち度だわな。
これが多分今から3ヶ月位前の話。どの辺が改良されたかは分からなんだみたいだけど、とりあえず先生は「みんなで使ってみて使いやすいようだったら来年度からはそれ使ってこうか。」っつってくれた。まあ妥協点か。先生が作ったやつより使いやすいのは明らかだもんで多分来年度からは使えるらな。まあ問題点としては先生が作ったやつなんかもう使わんと思って上書きで今のやつ作っちゃったってこと。まあさっき言ったように雛形がないもんで来年度になったら先生が新しくデータをくれるらであんじゃあねえと思うけど。
詰まるとこな、こうやって中途半端にパソコンが使える人って儂としては逆に困るんな。全く分からなんだら「もうデータの作成と管理は全部任せるわ。」つってくれるんだけど、なんとなく使えるとこうやって分かりにくいデータを作ってくれる。逆に仕事が増える。あ、ちなみに高齢の先生じゃないで。まだ20代半ばだで。これが日本のデジタル教育だあ！まあ20代半ばだとまだGIGAスクールは始まっとらんけど。でもExcelとかWordとかのOfficeの使い方はなんとなくやったと思うけどな。40代半ばの母ちゃんですら高校生の時に花子と一太郎と三四郎やったっつーんだで。とにかくな、データの管理は全部儂に任せてくれよ。そもそも儂はExcelをその辺の先生よりも扱えるもんで会計に採用されたんだで。データを全部USBメモリに入れとるやつらなんかにデータの管理は任せられんわ。
データの管理はお得意の「USB」
みなさんはデータを保存する時バックアップは取る？まあ、特にスマホのデータはパソコンだったりNASだったりがないとなかなかバックアップを取ることは難しいけど、少なくともパソコンにある大事なデータはバックアップ取るら？オリジナルは起動ドライブに入れて、内蔵ドライブがもう1つ付いとるパソコンならそこに、ないんならUSBメモリ・SSD・NASとかの外部のドライブにバックアップ取るら？でもな、生徒会は製造年が2010年前後とかいう古くて寿命が危ういUSBメモリにデータを入れてそれで終わりなんな。
生徒会用の古めのThinkPadはHDDを2つ積んどる。容量はどっちも1TBで、基本的に起動ドライブにはソフトと一時的に使うデータが入っとる。そんなドライブが合計2TBあるThinkPadのもう一方のドライブには何が入っとるのか。正解は、何も入っとらん。は？ThinkPadのHDDにデータ保存して、今使っとるUSBメモリにバックアップ取りゃあ良いらに。うん、その通り。でもな、生徒会の顧問の先生（会計の顧問とは別、儂を会計として起用するよう色々手回ししてくれた先生）曰く「何かあった時の為に残しとけ。」は？まあお世話になっとるもんであんまり言いたくないけど、は？何かあった時って、は？1TBも使うわけないわ。全部の役職がデータを入れたとしても100GBすらいかんわ。合計で4TB位のデータを有する放送委員会は自分達でNAS（儂が放送室に遊びに行った時に壊れとるのが発覚してデータの復旧を見守りつつ少し手伝った）を持っとるもんで他のとこだけならそこまでいかんら。会計なんか結構データ容量ありそうだけど、儂が作った15秒の行の追加方法の解説動画以外はほとんど.XLSXだもんで軽いのなんの。100MBないんな。すごいよな。
そんなこんなで思った事がある。この事を会長に話して、「あくまでもデータはパソコンで保存して、USBメモリはバックアップで使うこと」と明言してもらやあ堂々と内蔵ドライブを使えるってことな。幸いにも会長は機械にはある程度理解があるで、多分動いてくれると思う。こういう生徒会の体制を変えるような重要な提案は会計の儂がするんじゃなくて会長が言った方が何倍も効力があるわな。これで生徒会にもバックアップっつー概念が生まれるぞ！
まあ個人的にUSBメモリは嫌いだけどな。本当にNAS組みたい。生徒会予算でそこそこ良いNAS組みたい。「既製品より安い」とかほざいてドライブ全部NVMeの爆速NAS組みたい。ついでにドライブが足りんらしい放送委員会用にもドライブ突っ込んどきたい。
こうやって少しずつ左翼へ
いつまでも立ち止まるな。前を見て進み続けろ。もっと新しいシステムを導入しろ。儂が作った表よりも使いやすい表作れるやつに来年度の会計やってほしい。良い加減に放送委員会がクラスマッチとか文化祭とかのイベントの時にどいだけがんばっとって、その時にお高い機材が必要で、それに理解がないせいで全然お金が回ってこなくて、でも使えん機材をジャンクに出して小遣い稼ぎするのすら許されなくて、そしてそのジャンクを学校の予算で片付けてくれるわけでもなくて、節約する為に壊れた機材をできるだけ自分達で修理して、文化祭の時に呼んどるPAさんに支払うお金を来年度から割けなくなりそうだでこれからは生徒だけで運営できる体制にしようっつーのを「自分達で考えるように」って押し付けられて、PAさんがいつも持ってきて設置してくれるアンプとどでかいスピーカーがないといつもの出力が出せんもんで「じゃああれ買う¥3,000,000用意してください」っつっても「考えて」の一点張りで、そんな放送委員会に少しでもお金を割きたいのに「他の部と委員会の兼ね合いがある」っつわれて結局予算案なんかほとんど先生の言いなりの儂がどんなに悔しい思いでおるか分かれよ。放送委員会は儂の推しなんだぞ。もっとお金割かせろ。保守的になるな。右翼になるな。左翼になり続けろ。左翼であり続けろ。