自分を正当化するのやめろ
自分を正当化することほどつまらないことはないです。ありのままの自分の能力を認めずに相手を否定することで現実から目を逸らす男性がちらほらいてがっかりします。
例えば、私が個人事業主だと言えば、「会社ではフリーランスみたいな立ち位置だ」と言ってきた人がいました。会社員であることは事実なのに意味がわからない。組織に守られながら好きにやってるアピールは一番ショボいなと思う。フリーランスは誰に何を言われなくても勝手に独立してリスク背負って黙々とやってます。
例えば、私が面白いと思うYouTuberの話をすれば、「俺もYouTubeやろうと思ってる。あれくらいのトークは俺だって考えられる。」と言ってきた人もいました。実際にやってから言えよ。
例えば、私が筋肉が程よくある男性は魅力的だと言えば「ボディビルダーはしょっちゅう風邪を引いているしこだわりが強すぎてめんどくさいタイプだ」と言ってきた人(筋トレの努力はもちろんしていない)もいました。お前がめんどくさいタイプだよ。程よく筋肉がついている人が素敵だと言っただけなのに、なんでボディービルダーの話に飛躍する?
私は自分の好きなものや事実を言ってるだけなのに、彼らはどうしていちいち話の腰を折るのか。幼稚すぎて幻滅するのですが、それほどまでにコンプレックスを持って生きているということなのでしょうか。
だったらなりたい自分になれるように努力して近づけばいいのに、彼らはそのような努力はしていません。努力もせず自分を正当化することに必死で周りを否定するのです。
ありのままの自分の能力を認めれば話はスムーズなのに、現実の自分を認めていない人と話すと架空の話ばかりで疲れます。恐ろしいことにこんな幼稚な反応をしてくる人がいい大人(40代)だということです。
今まで挫折や傷つくことを避けて緩く生きてきたのでしょう。現実と向き合うことから避けて生きてしまうと幼稚でつまらない大人になってしまいます。自分を正当化すればするほど力を失くしていきます。
「世の中には能力が高い人、素敵な人がたくさんいる。そして自分の能力はこれが全てだ。」とありのままの現実を認めることができれば楽になります。でもそれは同時にとても苦しいことだと思います。特にプライドが高いくせに自己肯定感は低くて何となく生きてきてしまった人にとっては。
(プライドが高いというのは、どういうわけか「自分は特別だ」という微妙な成功体験がある人ほどその傾向が強い気がします。)
正当化せずに言い訳せずに今の現実に直面することは自信を喪失することにもなりかねない。だから幼稚な反発でたらればを言ってしまう気持ちもわからなくもないです。ですが「もう40代だぞ。いい加減にしろよ」とも思います。日本は恵まれた環境ゆえ、精神的に大人になれないおじさんおばさんが多すぎます。南米や中東に一人旅でもしたらいいと思う。
そんな人はめんどくさいのでそっと去るしかありません。話をしていてもいちいち否定してくるの疲れるから。
個人事業主がすごいとも
YouTuberがすごいとも
筋肉がすごいとも
言ってない!
一番すごいのはありのままの自分を認めて他人を思いやりながら好きなことをして全力で元気に生きている人です。
自分のつまらない自尊心ばかり守る人は誰のことも見えていないです。悪い意味で孤独です。現実を認めない人ほど実力不足で、その穴埋めに自分と釣り合っていないレベルの相手ばかりを望みます。現実と向き合わなさ過ぎて自分のレベルがわかっていないからずっとうまくいかないのです。ただただ実力不足なだけです。それを認めれば現実が見えてきます。自然に自分と釣り合う人のことが好きになれます。
人の魅力とはレベルの高いパートナーができることではなく、現実から逃げない生き方をしていることです。そういう人は自分の能力を受け入れているからメンタルも安定していて安心して接することができます。
最後に
「自分を正当化しない」
これさえできれば、逃げ道ではない本当の生きる道が開けます。それは自分にも他人にも世界にも優しいことになるから早く認めて。それと結婚もできると思う。