なぜ「まなみのりさ」なのか?
そういえば、先日受けたインタビューで『まみり(※1)の魅力って何ですか?』って聞かれたけど正直、まみりの魅力を語りだしたら長くなりそうだったから簡潔に答えたけどひょっとしたら答えになってなかったかもな・・・σ(^_^;)#B型あるある
ジェフィスタ@次は渋谷DUO!(@Jefista_MMR)さんのツイートより
ジェフィスタさんの言われるように、実際のところ「まなみのりさのどこがいいの?」と聞かれても困ってしまう。いや、いいところが多すぎて説明しきれないんですよ…ってガチ恋ヲタかいっ!ww
いや、本当にそんな気持ち。でもってそれが結構複雑に絡み合ってったりするから、一言で説明しようとすると非常に難しい。ただ並べるだけだとものすごく薄っぺらい説明になってしまいそうで、彼女たちの魅力を全く伝えられる自信がないw
たとえば、まなみのりさの一番の特徴としてよく取り上げられるのが「三声のハーモニー」な訳だけれども、ただハモリがスゴい、歌唱力があるってだけじゃなくて、激しいダンスをやりながら生歌でハモるってのがスゴい訳で。ももクロを初めて観た時に、あれだけアクロバティックなダンスをしながら生歌で歌ってることにスゲーと思ったけど、まなみのりさの場合はさらに三声でハモってますからね。只者じゃない。
ダンスに関してはアクターズスクール広島仕込みで、Perfumeにも似たアシンメトリックなダンスがベース。Perfumeはどうしてもあのテクノポップのピコピコサウンドに目が行きがちだけど、個人的にはダンスパフォーマンスの素晴らしさに注目していたグループ。3人がバラバラに踊っているようで、全体で観るとものすごく揃って見える、というあのダンスは最初観たときに衝撃を受けたものだ。そのあたりのDNAが脈々と引き継がれ、なおかつ曲に合わせてキュートに仕上がっていたりカッコよく仕上がっていたりするのは、振り付けを彼女たち自身が行っていることと無関係ではないだろう。
じゃ、ハモリとダンスが合わさったパフォーマンスがスゴい、って説明すればいいのかというと、いやいやダンスを敢えて封印したアコースティックライブの評価も高いんですよ奥さん!ってことになってしまう。もう論理的に説明ができないんですよw
でもって、彼女たちのライブはそのスキルの高さをベースにしつつも決してそれを誇示する訳でなく、とにかくそこにいる観客全員を楽しませたい!という気持ちに溢れてる。まみりライブをレポートするツイートやブログを見るとよく「多幸感」という言葉を目にするが、まさにその言葉がぴったりくる。歌やダンスだけでなく、空気を和ませるMCと定番のコール&レスポンス、そして時にはお笑いネタまでやってしまうというサービス精神。「アイドルお宝くじ」では、衣装でも観客を楽しませたりと、ファンだけでなく、他のアイドル目当てで来た人達も、一見さんもすべて楽しませようとする思いを常に感じるのである。
「楽しいライブ」を第一と考えるアイドルは多いと思う。しかし、歌唱力なりパフォーマンススキルのないアイドルがそう言っても(一部のファンは楽しいかもしれないけど)観客全員を楽しませる、っていうのは難しいと思う。まなみのりさの場合、バックボーンとして高いスキルがあるからこそ魅せることができる楽しさをステージから感じることができる。
そして、こういうスタイルになったことは彼女たちが「苦労人」であることと無関係ではない。下積みの長かったアイドルというとPerfumeやももクロ、初期のAKBなんかもそうだが、それらと比べてもひけをとらない、いやむしろ比べ物にならないくらいの苦労を積んでいると聞く。
とくに満を持して広島から上京した去年の今頃、東京のファンは数えるほどしかおらず、広島から遠征するファンも減り、集客面では上京当初は相当苦戦したらしい。対バンイベントでもTOが一人で現場を回す、というステージもあったという。その中で出した結論が「いかにして周りを巻き込むか?」ということだったそうだ。ファンもそうでない人も、会場全体を巻き込んで楽しい空間を作ること、それが今のスタイルにつながっているんだと思う。このへんについては「アイドルお宝くじ」の快進撃と合わせて別に一本書きたいネタではあるんだけど。
という訳で、こうやって書き連ねても全く魅力が伝わってる気がしないので、今後は欲張らずに1項目ずつ語っていきたいと思います。とにかくまなみのりさにちょっと興味あるんだけど、という人がいたら、迷わずライブに行ってみるといい。ライブに連れて行った人はほぼ9割ファンにできる自信がある、そのくらいのライブをやってます。
ちょうど今、7月4日の渋谷duoワンマンに向けて「Road to duo」というプチワンマンライブを行っている。前売り1,000円で約1時間にギュッと凝縮したライブを行っているので、「アイドルお宝くじ」を観てちょっと気になるなぁ、という程度の方であれば肩肘張らずにいらしてください。こんなチラシも作りましたので日程や予約方法などはご確認を。
※1…今更説明することでもないかとは思いますが、「まなみのりさ」を略して「まみり」です。一応このマガジンでは最初に出てくるので説明だけしておこうw