無題

「bye bye バイナリ」のアコースティックVer.が素晴らしい件

2019年の元日早々、まなみのりさのYouTubeチャンネルで、昨年12/10に行われたアコースティックワンマンの動画が8つほどアップされた。話題になったJAZZアレンジの「waveびーと」や、ピアノ伴奏だけの「knock」など、どれもいつもの音源バージョンとはまた違った魅力を引き出してくれるような曲が勢揃いだが、なかでも個人的に嬉しかったのは「bye bye バイナリ」のアコースティックを載せてくれたことだ。


普段は「回るよ!」の掛け声でフロアも回る湧き曲が、アコースティックギターとエレピだけの伴奏でまみりの三声のハーモニーが引き立つ曲にがらっと変わる。

この時のツイートで、サビのハーモニーがこんなにキレイだということは気がついていたし、アコースティックにしたら化けるんじゃないかと前々から思っていた訳だけど、ここまでとは!そしてこうやってこの曲の新たな魅力を引き出した意義は大きい、と思う。

というのも、やはりこの曲の背負った、今は歌えなくなった旧曲「ポラリスAb」の振り付けをそのまま使った曲、という宿命とは切っても切り離せない。そして、今は半分以上が着座で聴いても違和感のないまなみのりさの楽曲において数少ない湧き曲。新生まみりの楽曲としては異端児でもある。

一方では、昔と今のまなみのりさを繋ぐ数少ない大事な一曲でもあるし、とくにフェス的な場では新規を掴んでくる曲でもある。「まみりのあの回る曲、楽しい!」というご新規さんの意見もよく聞く。

そういった、賛否の分かれる曲だけに、今回、旧曲の振り付けから解放され、声だけの勝負になったアコースティックのこの曲の評価が高く、新たなこの曲の一面を導き出したことはとても意義がある

歌詞と並べて聴くと、その内容がスーっと耳に入ってくる。おそらくは新生まみり始動直前の葛藤の気持ち、いろいろなことを振り払っても進んでいくんだ、という決意の気持ち。そしてこの曲についてはそういう「上手くいかないな」という葛藤がずっと残っていたのではないだろうか。

止まることはないのさ 未来へと飛び出してリスタート もう迷わない 

迷わず進むまなみのりさの2019年に幸多かれ!と願わずにはいられない。

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