無題

まなみのりさ 2018年展望~ひろしまと、とうきょうと~

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

という訳で、年を跨いで3日連続更新。またまたお調子に乗ってる感じもありますが(笑)、年明け一発目更新、というかそもそも元旦なので(笑)、今年のまなみのりさの展望をまとめておきたい。

何と言っても、フェニックスホールで発表されたとおり、2018年のまなみのりさは「【広島】と【東京】を二大拠点として活動していく」というのが重要なポイント。それまで、12月以降の活動拠点については不透明でいろいろな憶測が飛び交っていたため、そのことに対する決着が「良い形」で着いたのは朗報といえるだろう。

ぶっちゃけ、個人的には活動拠点については当分このまま広島でも良いと思っていた。というかむしろ、しばらく広島を拠点にすべきだとさえ思っていた。というのも広島での3ヶ月の活動、いわゆる #ひろしまみり の活動がとても順調だったから。逆に言えばフェニックスホール大成功!じゃまた東京に行ってきます!では、ここで応援してくれたファンや協賛企業に対してあまりに失礼じゃないの?とすら思ったのだ。

ところが、11月後半の横浜でのライブの直前ツイッターで、東京の自宅をまだ解約していないらしいことがわかる。これはフェニックスホールが終わったら東京に帰ってくることが既定路線なのでは?といろいろな憶測が飛んだ訳だ。

関東住みのファンである自分としては、もちろん東京拠点でいつでもまみりライブが観れるのはありがたい反面、広島のファンのことを考えるとやはり複雑な思いではある。広島の良いところをどんどん紹介して、東京からもたくさん広島に来て欲しい、広島と東京との架け橋になりたい、って言ってたのに、それは掛け声だけ?と思ったりもした。なので、この発表があるまで、拠点が広島のままなのか、東京に拠点を戻すのか、というのはかなりモヤモヤした気持ちが残っていた。

だから、この日の発表で、およそ考え得るベストの回答(というか、当然といえば当然の回答、ともいえるが)を発表できたことは非常に評価している。これも既定路線だったのか、あるいは広島でのまみりの活動を何度か来広して直にその感触を掴んだ社長が英断したのかはわからないが、広島ファンにとっても関東ファンにとっても結果的に良い決断をしたのではないか、と思っている(いや、関西や名古屋のファンがおいてけぼり、っていう意見もあるだろうが、それは東京←→広島の往復の間にいろいろブッキングして、名阪ファンにも満足してもらえるように事務所にも考えてもらいたい(笑))。

二大拠点についても、決して名ばかりの二大拠点ではなく、広島では最低でも二ヶ月毎に定期公演がある上に、年内に勝負ワンマンが2回決まっている、というのがポイント。むしろライブ3本しか発表がない東京に比べて広島重視という感じに見えるのは、前述したとおり臨むところだ。

で、東京と広島の活動内容について、年内の大きなイベントの予定が出たとはいえ、まだ細かい予定は出ていないので、そういった細かい活動をどうしていくのがいいかな、と個人的に考えてみた。あくまでも個人的な意見なので、異論反論は受け付けます(笑)

まず、広島と東京を何度も往復しなければいけないという移動の負担を考えれば、自ずと出演するイベントの数は減らすべきだ思う。とくに東京については、出るイベントは吟味して、今までのように9年活動で1200本のライブを売りにするような段階ではなく、質の良いイベントに絞った方が良いと思う。あとは、基本的にアイドル事務所ではない事務所の特性を利用して、バンドだったりアーティストだったり、アイドル以外の対バンを積極的にやっていくのがいいんじゃないかと思う。

地元密着という意味では、同じように東京郊外の羽村出身で地元密着の活動をしている、同じ事務所のLIFrendsとのコラボも面白いと思う。それこそまみりがLIFrendsと一緒に羽村に行って街のイベントに出たりね。そういう形で今までとは違った層に訴えていくのも手ではないかと思う。

一方で広島については、この3ヶ月の活動を踏襲する形で、出れるイベントには積極に出るスタンスが良いと思う。広島での知名度は圧倒的だし、にもかかわらずライブを観たことがある人はまだまだほんの一握り。すなわちまだまだ掘り起こしは可能、ということだ。そのためには今回のように、少しでも興味を持ってもらい、ライブを観てもらう機会を一つでも多く作るべきだと思う。広島の大目標であるクアトロとBLUE LIVEのキャパは700と800。フェニックスホールの1500を埋めたからといって容易な数字ではない。スタンディングのライブハウスは家族連れが気軽に入れるホールとは違うし、チケットの値段設定だって今回のような2,000円という出血価格にする訳にはいかないだろう。そういう意味では今回のようにビラ配りやサンドイッチマンのような「どぶ板選挙」的な活動も効果あるんじゃないかと思う。

もはや様になってます(笑)

東京での出し惜しみに対し、広島に来ればいつでもまみりが観れる、という状況を作ることによって、「広島に行きたい」と思わせることも、東京からもたくさん広島に来て欲しい、広島と東京との架け橋になりたい、というまみりの目標にも合致するんじゃないのかな。

今、東京のアイドル事情は二極化が激しい。地上と地下の格差の広がり。メジャーシーンでは、ミュージックステーション出演を機に一気に駆け上がるBiSHのようなスターが生まれる一方で、いわゆる中間層「半地下」と言われる層が割を食って、解散や活動休止、縮小の方向など厳しい状況に追い込まれている。「アイドル戦国時代」と言われたのももはや昔、今はその中で「選択と集中」が進み、一掴みの力ある者以外は淘汰されていく状況にある。そして東京では、まなみのりさもそんな中間層のアイドルだ。

今回のまみりフェニックスホールのステージは、そんな現在のアイドル事情に一つの風穴を開けたんじゃないかと思っている。地上でも地下でもない「ローカルアイドルの優としての確固たる地位」の可能性を。それはたとえば、ローカルアイドルとしては先輩のNegiccoが苗場で行った「私をネギーに連れてって」のような地元密着イベントの成功にも同じことが言えるのではないかと思うのだ。

今回のフェニックスホールと、そこまでの過程で訪れた広島でのまみりの活動を見て、「広島のまなみのりさ」というのは、東京の人が考えている以上に大きなコンテンツであり、ブランド力を持っている、ということに改めて気づくことができた。2018年もその手を緩めずに、確固たる「広島のまなみのりさ」を築き上げること、それこそが彼女たちがいう「唯一無二」の存在を築き上げること、そして「まなみのりさとして歌い続けること」に繋がるんじゃないかな、と。





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