企画書を書くアイドル
思えば一週間前、本日11/3開催のまなみのりさチャリティーワンマンライブ「まだまだここから」で発売されるチャリティー企画コラボ商品の発表はここから始まった。第1弾発表、ということで第2弾、第3弾の発表はまだかなー、と待ちぼうけたもののその日には続報なし。ところがそこから連日であれよあれよの6社とのコラボを発表。
なるほどそのための1週間前からのカウントダウン発表、ってのは素晴らしいことだよね。こんな短期間にもかかわらず広島でまみりと協力してくれる会社がそれだけあるってことなんだから。
何でも、今回の企業向けの企画書は営業担当のりっちゃんが書いたらしい。パソコンにはPowerPointが入ってなかったのでKeynoteを使った、とリリイベでも話していた。
アイドルから「Keynote」なんて言葉がでるとは(笑)。
最近はアイドルも多様化し「セルフプロデュース」なんて言葉も他者との差別化戦略としては使われる。自分たちで作詞作曲したり、それこそ地下アイドル規模であれば物販から何から自分たちでやる、なんてのは珍しくない。しかしながら、これだけの規模でアイドル自ら地元企業さんと密着して、イベントを自分たちからブッキングして、移動の車の運転もして、さらにはコラボ企画でKeynote使って企画書書いて商品化しちゃう、ってのはなかなかいないんじゃないかな?これぞ本当の意味での「セルフプロデュース」なんじゃなかろうか?
思えば去年の今頃はフェニックスホールというとてつもない目標に向かって3人が広島で頑張っていた頃。広島でも最初は集客に苦労して、バックビートの無料定期ですら3分の1くらいしか埋まらない、ということもあったと聞く。本格的に広島拠点で活動し始めて1か月ちょい、ようやっと風をつかみかけてきたのがちょうど1年前の今頃だったんじゃないかな。
協賛企業を募るにも、どこに連絡していいかも、企業へのアポの取り方もわからず、グーグル先生で「広島 企業」「電話 かけかた」で検索した、なんてのも今となっては笑い話。
フェニックスホールでのライブ「もう一度、ここから」には大小50社もの企業が協賛してくれた。それは凄いことだし、10年以上の活動の成果だと思うけど、フェニックスホールまではどちらかと言うと、地元で再出発するにあたって、そういった企業の皆さんに「助けてもらってる」感が強かった。
そのフェニックスホールを満員にして「広島と東京の架け橋になりたい」と宣言して、広島と東京の2拠点での活動を開始してもうすぐ1年。今回のコラボは「まなみのりさ」というコンテンツ力を改めて認めて貰ったからこそ実現できたんじゃないかな?
今日のBLUE LIVE広島のチャリティーライブには県外からもたくさんの人が向かっている。ファンはコラボ企画してくれた企業に好感を持つし、県外にも広めてくれる。「架け橋」としての成果が着実に形になっている。その広島を発信するメディアとしてのまなみのりさの力に期待して、短期間でこれだけの企業がコラボに協力してくれてる。一方的な支援ではなく、Win-Winの関係を築こうとしてくれてる訳だ。正に「クアトロの来賓席満員は伊達じゃない!」ってことだ(笑)
そして、これってまなみのりさが7年間広島で活動してきたからこそ根付いたこと。そして東京に出る決意をして4年間頑張ってきたからこそ発信できること。地道に思える歩みも、時には辛かったこともあったと思うけど、無駄なことなんてなかった訳だ。一朝一夕にはなし得ない、11年以上の歴史があったからこそなし得たこと。
営業担当として企画書書いて企業の皆さんと直接接してきたりっちゃんだからこそ、こういう言葉は格別に嬉しいんだろうなぁ。
よーし、俺も余計なことは考えずに、楽しむ気持ちとチケット持って、いざ広島へ!
今回のライブはこれまでにないくらいほとんどメンバーが企画をし、制作もしました。
もちろんこのライブに向けて広島でのボランティアとか営業もメンバー主導でやりました。
これがすごいとかすごくないとかじゃなくて、だからライブを見てほしいな。てより一層思います。
-まなみのりさ公式インスタグラムより抜粋