無題

12年目の「伸び代」

来る8/8に渋谷duo MUSIC EXCHANGEで行われる12周年記念ワンマンライブ「これまでも、これからも」。何でもチケットが過去最高に売れてるらしい。まぁフェニックスホールより売れてるてことはないと思うので「東京で」過去最高ってことだとは思うけど、3/3のO-WEST「満員になったら、、、」の「431人」を超えてるってことはかなりギュウギュウの予感。たしかにキャパこそO-WESTより100多いけどduoは柱とか柱があるからね(笑)。

duoは新生まみりが始まった場所。そして過去2回のduo公演といえば、2本の柱を逆手にとってそれを軸に「ポラリスサークル・ダブルタイフーン」を作った東京4thワンマン、さらに再出発で持ち曲わずか7曲という逆境を逆手に取った「セトリ2回回し」と、いずれも「逆境こそがチャンスだぜえ!」と言わんばかりの伝説のワンマンライブだった。そんなduoの地で、果たして今回はどんな伝説が刻まれるのか、今から楽しみである。

まぁ年末には1000人規模のヒューリックホールも控えているのでduoくらいパンパンにしてもらわないとね、ってのはあるけど、結成12年目にしてまだ「過去最高」を更新しているのはありがたい限り。

本人たちは「12年目でまだこんなとこ、って思うかもしれない」と謙遜しているが、いやいやそんなことはない。それこそかつてもっと大きなキャパでワンマンやっていたようなグループがいまはまみりと同レベル、あるいはもっと小さいハコでワンマンやってたりするのを聞く。良くて現状維持、大体が規模縮小を余儀なくされているという今のアイドルを取り巻く厳しい環境下で、少しずつでも右肩上がりを続けているまなみのりさのような存在はは異例ともいえる。

とくに復活してからは、フェニックス終わりからの東京再始動こそ厳しいものがあったけど、ReNYを超えたあたりからはほとんど順風満帆といっても良いんじゃないかな。急に増えている訳ではない、というのは、一歩ずつ着実に、っていうまみりらしいけど、東京でも確実にファンを増やしている。

かつて、このマガジンで10年目の「伸び代」というエントリを投稿した。この時はファンの広がりというよりは彼女たちのスキルの伸び代を書いた訳だけど、もちろんスキルというかパフォーマンス力というか表現力というか、彼女たちが伝えることができるものの大きさは年々拡大している。2年前の再始動の時点で旧体制のベストアクトを軽く超えてきた彼女たちだが、その2年前の再始動ライブと今のまなみのりさを比較したら雲泥の差といってもよいくらい今のまなみのりさは進化している。キャリア10年を超えたアイドルでもまだまだ伸び代があることを証明してもらった。

そしてその伸び代に呼応するように、ファンの拡大も実感できている。今となっては最初の「ダブルタイフーン」のduoはおろか2年前の復活の8/8ですら観たことがない、って人たちが沢山いるからね。

そして今日8/2、3年ぶりにまなみのりさが東京アイドルフェスティバル(TIF)のステージに立つ。復活してからは初めてのTIFの舞台であるドリームステージは、テーマ「今のまみり」でセトリを組んだという。昔のまなみのりさしか観たことのない人たちに、ぜひ今のまなみのりさを観て、その「進化」を感じてもらいたい。


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