無題

まなみのりさ私的新曲レビュー

という訳で、前回「また別枠で」とか書いちゃったもんだから引くに引けずに書きますよ。というか勢いで2本書くくらいでないと多分忘れて放置しちゃう可能性大なのでw

せっかくなので本人たちがツイートした歌詞の画像も一緒に。順番は8/8のライブ順で(2回回しはしませんw)。8月は東京で対バンもがっつりあるので予習用としてもどうぞ(感想はあくまでも私見ですのでそこはご了承をw)

1.反逆のパラレルライン

リード曲にピッタリのこの曲。これからも1曲目として重宝される感じなのかな。みのちゃんの芯のあるソロから始まるんだけど、「道が交わりますように」の「ますように」の部分にまなりさのハーモニーが被さる部分が「これから行くぞ!」って感じを高めてくれてすごく好き

沸き曲だけど、他の3曲の沸き曲とはちょっと一線を画してる感じもある。個人的にはイントロと間奏のMIXはなくてもいいかなー。てかやるならむしろ「ファイボワイパー」までやれよ、と思うw(余るでしょw)

2.カフェテリア

初見で抜群に気に入ったのがこの曲。変拍子(5拍子?)で難しい曲だと思うんだけど、まみりはそんな片鱗を微塵にも思わせずに歌いこなす。とくに圧巻だったのが、2番で急にパタッと音が止むパートがあって、そこからのアカペラのハーモニー。前からアカペラはここぞという時に歌ってきたまみりの武器ではあるけど、それが更に研ぎ澄まされた感じ。

適度にクラップはあるけど、基本的には何もしないで聴いていたい逸曲ですね。

3.宿題

「まみりのバラードに外れなし」という、まみりハーモニーを味わうにはもってこいの曲。とくにツイッターで発表されていた時から、いわゆる等身大の葛藤を描いた歌詞がいいなぁと思っていたので、手書きの歌詞をスクリーンに映し出す演出は良かった。次回以降はスクリーンもないだろうから、まみりをじっくり観ながら地蔵で聴いていたい曲ですね。

4.TOKYO

これも初見でかなり気に入った曲。ダンスのスキルも高い彼女達にとって、こういうダンスをがっつり観せる曲があってもいいかとずっと思ってたので、今回実現したのがとても嬉しい。アイドル界でEDMは若干食傷気味と感じてる自分でもこれは本当に観たい!できれば視覚効果とか全くなしでいいから生身で観たいw

地蔵推奨曲が続きますが、これも地蔵で聴きたい、というか地蔵以外にやりようがないでしょ。あのスキルで同じように振りコピできる奴がいたならそれはそれでスゴイw

5.wave びーと

最初にこのツイートで歌詞を読んだ時「大丈夫かこの曲⁉」って思ったさ。だって「Go!!まみり!!」で始まって「ぴんぱらぱんぺんぽん」ですよw どんなふざけた曲が来るかと思ったけど、蓋を開けてみればイントロめっちゃかっこいいし「Go!!まみり!!」はみんなで叫びたくなる感じ。タオル曲だけどもうMIXでもオーイングでも入れちゃってください、ってのが一番似合う曲じゃなかろうか?サビの部分も一緒に踊りたくなる。個人的にはふっふーふわふわよりも一緒に踊りたい。雰囲気的にはLIFrendsの「アゲアゲええじゃないか!!!」の雰囲気を感じる曲。「トイモイズム」ってことですかねw サビ最後の「ほーらほーら祭りだよ!!」のあたりもCaramelの名曲「ブラララビュー(仮)」の雰囲気も感じる。あんな感じのフロアノリでもいいかも。

俺の記憶がたしかなら、この曲、オープニング(リハの体w)のovertureにも使われてたよね?そういう使い方も良いなぁ、と思う。

初見はそうでもなかったけど、ぶっちゃけ大化けするんじゃないかと一番思ってるのがこの曲。

6.bye bye バイナリ

はい、これが噂の「ポラリスAb」完コピ振りの曲です。どうしてもその目で見てしまうからかもしれないけど、サビの「さよならバイバイバイ 嘘つきライライライ」の歌詞が意味深に思えてしまったりw

ノリはもう、体が覚えてる通りでいいですよねw ちなみに最後の「もう一回!」もありますよw

7.ORION

9/3に発売されるミニアルバムでもおそらく「代表曲」として扱われるであろうこの曲。オリオンの三つ星は正に彼女達の象徴、という訳だ。疾走感のあるメロディとそれに合わせて駆け抜けるような振り付けが印象的。実際これフリコピやったら相当疲れるはずw

ちなみにこの曲は発表前からツイッターでも小出しにしてるけど、実際にライブで聴くとアカペラのちょい出しとはまた違った、全然別の曲のようにも聴こえるので、早くもアコースティックライブが楽しみになってきました(予告どころか予定さえも何もされてないのに気が早いw)

ちなみに、これまでの代表曲「ポラリス」シリーズでは、ポラリス(北極星)は三重星で、3つの星が重なって一つに見える、というストーリーがあったので、それに比べるとオリオンの三つ星の比喩は誰でも思いつくようでいささか安直なのでは?と思った。でも、オリオン座ってベテルギウス、リゲルという一等星が二つもあるのに、あの二等星の「三つ星」こそがオリオン座のアイデンティティだよなぁ。3つで1つのポラリスから、それぞれが同じく輝きを発しながら存在感を示すオリオンの三つ星の比喩は、これからのまみりの進化を示しているようで意外とピッタリくるのかも。

調べてみればいろいろ出てくるもんですが、毛利の家紋が三つ星でオリオンを表してるとか、ちょっと運命的。あと、地球からは800~1300光年とそれぞれ離れてるらしいけど、実は3つとも同じM42星雲で生まれたというエピソードもまみりっぽいw

なお、duoではこの曲でポラリスサークルならぬオリオンサークルができました。ちなみにオリオンサークルはアウトロが始まってからだからね皆の衆、はやる気持ちはわかるけどw (duo行った人と配信観てた人ならわかるよねw)

総括

振り幅の広さはまみりの大きな武器だと思うので、たった7曲といえ、それぞれ全く違う個性を持った振り幅の大きい曲を用意してくださった作家陣の方々には感謝しかない。

良く「良曲揃い」などという表現をする人がいるけど、個人的には世の中には「良曲」なんてものはなくて、ある人が「好きな曲」と「そうではない曲」があるだけだ、なんて思っているのだが、そういう意味でいえば、新曲は7曲とも「好きな曲」であることは間違いない。あと、どの曲もまみりが歌ってしっくりくるというか、合っているというか。まぁこれは元々まみり自身がどんな曲にも対応できる、というのもあるのだが。

沸き曲と地蔵曲(こういう分類が良いのかわからないけど)のバランスも良いというか、今までよりも沸き曲は沸き曲で、地蔵曲は地蔵曲で極端に振れている感じがして、そういう意味でも振り幅の大きさがより魅力的に感じられる。

まぁ、あくまでも初見なので(と言っても2回観てる訳だけどw)明日のライブを観たらまた違う感想を言ってるのかもしれないけど、最初はどっちかというと沸き曲よりも地蔵曲の方に魅力を感じている部分が多かった。まみりの武器である歌の上手さ、コーラスのすごさ、ダンスの完成度の高さを見せつけるにはこっちだ!と思ったからだ。

ところが、ライブでも流された「重大発表」告知動画がYoutubeにアップされると、ここでBGMとして使われてるアッパーチューンの曲たちが聴けば聞くほど、ライブ中に気が付かなかった細かいところが魅力的に感じるようになってきた

ちなみに最初の対バン告知のBGMが7.の「ORION」、9/3ワンマン告知のBGMが1.の「反逆のパラレルライン」、そして最後の12/24ワンマン告知のBGMが5.の「wave びーと」となっております、って、歌詞見りゃわかるってか?w

個人的にはアゲ曲、沸き曲はライブでは楽しいし、いわゆる「釣り餌」的な面が大きい。まみりの魅力を伝えるならむしろそうでない曲なんじゃないか?と思ってた。でもこの重大発表の映像にもあった「(アイドルにしては)歌上手い、コーラスすごい、完成度高い」じゃなくて「唯一無二の存在になりたい」という意味では、何となく一周回ってそういう「まみりのスゴさ」を訴える曲ばかりじゃダメなんじゃないかな?と思ったりもする。その一つの解として、これらのアッパーチューンが何か一つのヒントになるような気がしている。

もっとも、そういう地蔵曲も音源で聴いたらまた違う発見があるかもしれない。今回ライブ中に気づけなかったアッパーチューン曲の良さに気が付いたのもこの重大発表映像があったからだ。Ab完コピの振りの話題ばかりが先行する「bye bye バイナリ」にしても、音源で聴いたらまた違う発見もあるかもしれないしね。

要するに何が言いたいかというと「運営さん早く全曲ティザー動画作ってYouTubeにアップしてくれさい」ということだw よろしくお願いします(本気です!)。



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