広島復興も「まだまだここから」!
9月10月はBLUE LIVEに向けた広島中心の活動になるはず。その中で「自分たちにできることは何でもしたい」といってくれた。被災された方々を歌やダンスで笑顔にするのはもちろん、いろんな災害復興支援活動を展開してくれることを期待している。
と、以前のエントリーで書いたのだが、まなみのりさが広島に帰って2週間、早速その動きがあったようだ。
メンバーからもそれぞれ自分たちの目で見てきたこと、感じたことについてツイッターでコメントがあった。
不幸なことに、7月豪雨の後も、台風21号直撃による関西地方の水害、そして北海道胆振東部地震と、日本は未曾有の災害続きで揺れている。
たしかに、被害は広島と比べるともっと甚大なのかもしれない。でも、2ヶ月経った今でも広島各地の7月水害の爪痕はまだ消えてはいない。復興とは程遠い状況に置かれている被害者の方々もまだまだいる。なのに情報が入ってこない。報道はどうしても目新しいものにばかりニュースバリューを求めるから。
だからこそ、忘れられないように、風化しないように「伝える」ことに大きな意味がある。そしてそれは「広島と東京の架け橋」として活動しているまなみのりさだからこそできること。
TVでは知れない情報がそこにはある。まだまだ復興に時間がかかること。それは頭ではわかっていてもなかなか実感ができない。そしてそれは単に悲観的になっているだけじゃなくて、前向きに今、何をしてほしいのか、何をすべきなのか、こういう生身のふれあいを言葉にしてツイートしてくれるからこそ感じられること。今、こうやってこういうことで困っている人たちがいる、ということをもっと発信してもらえるといいな、と思う。せっかく頑張っているのだから、その情報がもっとみんなに伝わって、共有できるといいな。
「プラスの力がプラスを生む」。皆を笑顔にすれば、そこから復興への力が必ず生まれるはず。だからまみりができることはまだまだ沢山あると思う。
災害が起こるとどうしても「衣食住の確保」といったところに目が行ってしまって割と軽くみられるんだけど、エンターテイメントの力って実は本当に大きいと思うんだ。
だからこういう活動は変に自粛するのではなく、できるところからどんどんやっていくべきだと思う。被災された方々も笑いや娯楽を求めていると思うし、そういったことを取り戻す、そういう余裕ができてはじめて「復興」になるんじゃないかな、と思うしね。