新曲「bye bye バイナリ」と「反逆のパラレルライン」について
いや、3本立て続けでも珍しいのに、まさか4本立て続けにアップすることになるとは… まぁこれも洗濯機の調子が悪くて寝れなかったのが原因なのだがw要するに「洗濯を誤った」ということだ(ハイハイ)。
冗談はさておき、寝れないついでに、昨日気になったことでどうしても一本書きたかったので。
物議を醸した「bye bye バイナリ」の動画が本人たちのツイッターアカウントからツイートされた。ここに書いたときには「思った以上に好意的な意見の比率が高かった」と思っていたが、この動画のアップのタイミングから、ツイッター上でもまた否定的な意見が聞かれるようになった。やはり潜在的に引っかかっている人は少なくないようだ。
・あの振りはあの曲のもの
・いままでの曲を忘れろ、と言われているようで悲しい
・ゼロからのスタートと言ったのに、前の振りを使うのは納得いかない
どの意見も、そう思うのも当たり前だと思うし、自分自身もちょっとは感じていた違和感だから余計気持ちはわかる。
人間なんだから、機械じゃないんだから、感情なんて0か1かで割り切れる訳じゃない。0か1かで割り切れる二進法(binary)にバイバイして、割り切れない感情を抱えることを容認しながらそれでも前に進んでいく。だから「bye bye バイナリ」なのかな、とか深読みしたりしてw
だから、回りたくない、あるいは今は回る気になれないという人は回らなくてもいいと思うし、それは責めない。責めるも何も、まみり自身が前から「好きなスタイルで観てね」と言ってるのだから責める筋合いもない。
そして、いつか書こうと思っていたのだが、そういう意味で実は「自回り」ってものすごく合理的なシステムなんじゃないのかな、と個人的に思ってる。回りたい人が回って、回りたくない人は回らなければいい。
これを思ったのが以前「マツコ有吉のかりそめ天国」で「ライブを最前列で見ているのに盛り上がってない人って何なんでしょうか?」という投書があって、それに対してマツコ・デラックスが「こういうこと言われるから(ライブに)行かなくなる」という発言が物議を醸した時。番組ではサークルモッシュの映像なんかも紹介されていたが、サークルモッシュだと「回りたくない人は回らなければいい」。という訳にはなかなかいかない。まぁ巻き込まれたくないから端や後ろに行く。っていうのも番組内でも言ってたけど、でもなんかそれも違うと思う。それに対して自回りならば回りたくなければ回らなければいい。周りさえ気にしなければ何も問題ないはずだ。たしかに回ってない人と目が合って「ちょっと気まずい」と思ったこともあったけど、そんなの今までだってアウェー現場ではいくらでもあったしとっくに慣れてるw
ちょっと話が逸れたが、まぁそんな訳で回りたくないなら回る必要はない。でも、まみりは「これからも回り続ける」宣言をしたし、あの振りはそのまま使い続けると思う。「もう迷わない」って歌ってるしねw
だからこそ、回る気持ちになれないなら回らなくてもいいし、そこだけ観るのがつらければ観なくてもいい。本当に観るのが辛かったらしばらく距離を置いたり、あるいはこれが原因で来なくなる人が居ても仕方ないと思う。「来る人拒まず、去る人追わず」だ。
どっちにしろ東京中心の活動はあと1か月弱。関東のファンはこれからは行きたくてもそう簡単には行けなくなる訳だし。
それでも、そういう人たちをまみりは大切に思っているはずだし、感謝してると思う。昨日、「反逆のパラレルライン」の歌詞を改めてじっくり読んでそう思ったんだ。
重大発表動画でもBGMとして使われてるこの曲。でも頭と最後をつまんで使われているので、当然歌詞もつまんで聴いていた。要するにこの部分。
声を枯らしてる 君に届くように
いつか道が交わりますように
やっと見つけたよ 目の前に広がった
希望のカケラがここにあるよ
諦めない 気持ち 必ず届いていく
交わった夢たちが パラレルライン繋げるよ
ここだけを聴いていたので、要するに「同じ方向を向いて平行線を描いてる三人が希望のカケラを媒介に繋がる」という話なんだと勝手に思っていた。でも、全部読んでみると、ストーリーがちょっと、いや全然違う。
あの時手を離したから
二人の道はもう
ああ交わることさえもない
走り続けてる 手を伸ばしてずっと
希望のカケラを掴みたいよ
諦めない 君を必ず迎えに行く
真っ直ぐな道のりの パラレルライン繋ぎだい
時を駆け巡る 君に逢えるように
いつだって想い 途切れないからね
祈り続けてる 手を握ってずっと
何年経っても あの頃のように
諦めない 君を 必ず迎えに行く
交わらない道のりの パラレルライン壊したい
一度手を放して失ってしまった「君」を探しに時さえも駆け巡る。そしてやっと「希望のカケラ」を見つける。失ってしまったあの日から交わらないパラレルラインを、交わった夢たちがきっとつないでくれる。だから諦めない。
そしてこの「君」が、いままで巡り合ってきたファンのことを言ってるんじゃないか?と思った訳だ。
やっと見つけて目の前に広がる「希望のカケラ」とは、まなみのりさが再始動することそのものだと思う。だからここがスタートライン。
諦めない 気持ち 必ず届いていく
気持ちを届けて、パラレルラインを繋ぎにいく。そのためには諦めない、って言ってるんじゃないかな。そう思ったら、涙が出てきた(ヲタクすぐ泣くw)。
勝手な深読みかもしれないけど、自分はそう感じたんだ。本当かどうかわからないし、確かめる術もないけど、それを感じるためにもできるだけライブに足を運ぼうと思う。
当面の東京でのライブは、泣いても笑ってもあと1か月弱、8つのイベントしか残ってないから。