いつでも海外旅行に行けると思っていた時代から
世界全体で収束を願う非常事態を生きる。
本当に収束を願います。
できることは、といえばおうちで時間を過ごすことはその一つかな。
そしていつの時代も非常事態を乗り越えてきたおじいちゃんやおばあちゃんの存在に思いをはせる。
だから今の自分がいる、ということが未来はあるという証拠の一つだと思う。
そんなお休みの日の過ごし方ですが、アラビア語のオンラインスクールの
講座原案を練ったり、生徒さんとのやり取りは楽しいひと時です。
今週末のお供の本は、ギリシアにまつわる本。
アフターコロナ、世界が落ち着いたら行ってみたいところ沢山あります。
ギリシアの島と海にいってのんびりしたいですね。
ギリシアの島のなかにイオニア諸島というのがあります。
ギリシアの人は何でも神話にする、、そんなイメージがありますがこれは
新しいことを覚えるのにとても便利。
例えば、イオニアの イオという言葉ですが。
ギリシア読みをすると イーオー 。
ゼウスが美しい娘イーオーに惚れてしまい、妻の女神ヘラの怒りをかいます。
イーオーが妻のヘラに見つからないようにと、ゼウスは彼女を白い牛にかえます。
女の勘はそんなこと見逃しませんね、白い牛が怪しいとにらんだヘラはその牛を
自分の元で飼い、逃げ出さないように怪物アルゴスをそばに置いておくという。。。。。
ゼウスはせめても、イーオーのいるあたりを美しくしてあげようと、スミレの花を
一面に咲かせたのです。
イーオーの花 イーオーン=スミレ という言葉になりました。
この神話を本当にさらっと読んだだけなのですが、
一番偉い神なのに、奥さんの嫉妬も抑えられない、だらしないゼウス、、、という想いやら
えらい女神なのにちゃんと人間みたい嫉妬に狂うとか。
イーオーという美しい娘さんとそれにまつわる花というエピソードは頭の中に
スコンと入ってしまいました。
物語の力は記憶に強く働きかけるようです。
最後にイオニア島の絶景をどうぞ
ついでに、週末のお供に不思議なアラビア文字の形をみてみませんか?
見慣れない文字の線をなぞることは結構ショックです。
KindleUnimitedでゼロ円で読めます。
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