ReLEx smile(リレックススマイル)を受けてみた②ー前半ー
今回は適応検査と説明会のお話です。
説明会は午後からだったので午前中の診療時間内に適応検査を受けることにしました。
電車を乗り継ぐこと2時間、目的の病院へ到着しました。
こちらの病院は比較的新しい病院のようで建物も内装も綺麗でとても大きかったです。
特に土曜日は大変混み合うようで駐車場には警備員さんもいらっしゃるそうです。
いざ院内へ入り受付、事務員さんの愛想も良く番号札を受け取って待ちます。
この日も患者さんが多く1時間ほど待ちました。
番号を呼ばれ検査室に入ります。
検査室はかなり広くてスタッフの方々が10人ほどいらっしゃいました。
機械を覗くタイプの検査台(気球を見たり眼圧を測ったりする機械)が横並びにズラっと並んでいて、わざわざ移動せずとも横の椅子へ移動していくだけなのでとてもスムーズで効率が良かったです。
視力検査は男性の視能訓練士さんにして頂きましたがとても丁寧に時間を掛けてしっかり測ってくださいました。
そして診察です。あっさりテキパキとした院長に診察して頂きました。
院長先生には簡単に目の状態を診てもらいます。
幸いにも私の目の状態は角膜の薄さを除けば良好のようでした。
改めてリレックススマイルを受けたい旨を伝えるとほんの少し先生が難しい顔をしました。
リレックススマイルを受けるためにはいくつか条件があるそうで、そのひとつに度数があるそうです。
病院によって異なるかもしれませんがこの病院ではー7.00Dまでだそうで私の近視度数もまさかの−7.00D。
ギリギリです。
近視の度数の数字が大きければ大きいほど削る角膜は多くなります。
そして私の角膜は平均よりも薄いそうで…
「ぎりぎりだけど手術は可能だよね?」
「う〜〜ん、工夫すればなんとか…」「ギリギリですね
…」
先生がスタッフさん達を集めて協議しています。
それを聞きながら不安になる私、、
結果としては適応の範囲ではあるので手術自体は可能だそうです。
ただし適応ギリギリの度数なので手術の結果満足度が低くもう少し度数を上げたいと再手術しようにも削れる角膜はもうないので再手術は不可。(リレックススマイルでの再手術はほぼないそうですが…)
病院側としては角膜や私の視力の悪さを考えておすすめをするのはICLですとのこと、しかし価格も跳ね上がるので最終的に判断するのは患者さん本人ですとのことで、そりゃそうですよね。
ICLの代表的なメリットとしては
○−7.00D以上の強度近視にも対応
○角膜を削ってしまうため今よりコントラストや見え方の質が下がってしまうレーシックやリレックススマイルに比べてオーダーメイドの眼内レンズを挿入するICLは見え方くっきり
○何かあってもレンズは取り出し元に戻すことも可能
代表的なデメリットとしては価格が高いこと
唯一にして最大のデメリットです。
適応検査の次は術前検査なのですがICLにしろリレックススマイルにしろ同じ検査内容なので次回の術前検査までに決めますと判断は持ち帰らせてもらうことにしました。
術前検査は1週間後、それまでよく考えることにしました。
次回は書ききれなかった説明会のことを書きます。