
チームの共通語彙を増やそう!「パブリックビューイングランチ」のススメ #ベッテク月間
こんにちは!すべての経済活動をデジタル化するべく日々奮闘中のあらたまです。LayerXで「バクラク申請・経費精算」プロダクト開発チームのEM(エンジニアリングマネージャー)をやっています。
7月はLayerXのエンジニアブログがたくさん出る #ベッテク月間 です!
※ ベッテクとは、LayerXの行動指針の一つ「Bet Technology」の略
早いもので7月も折り返しですが、残り半月も様々なベッテク記事が放流される予定です。お楽しみに!
3行まとめ
チームの共通語彙を増やす「パブリックビューイングランチ」という企画を始めてみました!
お昼ご飯を持ち寄ってみんなで動画を見て、その後ディスカッションするだけ!
ワイワイ楽しく学べてお得!ぜひやってみてね!
始めたきっかけ
事業会社の内製開発チームにとって、避けては通れないのが「ドメインへのディープダイブ」。各社いろいろな工夫がされていると思いますが、私たち「バクラク申請・経費精算」のプロダクト開発チームも、最近新しいメンバーを迎えたこともあり、絶賛強化して取り組んでいるところです。
ある日のこと。顧客から多く要望を寄せていただいている機能のニーズを深く理解するために、営業チーム内で行われた勉強会の録画を開発チームでも観たい、という声が上がりました。
「個々人で観てもいいけど、せっかくならお昼ご飯でも持ち寄ってみんなで観てみようか」ということで軽い気持ちでやってみたのですが、視聴後のディスカッションが予想以上に盛り上がり、大好評!

※ チームではSlackにKPTを投稿して、Zapier経由でMiroに連携しています
個別に観るだけでは「点」のインプットとなり活用のイメージもなかなか湧かないところが、ディスカッションで多様な視点が混ざることで、より「線」につながりやすい…といった効果を感じています。そして皆で同じものを観て話すという体験を通じて、チーム内の「共通の語彙」が蓄積された実感もありました。
やりかた
この体験と、先日のスクラムフェス大阪で聞いた「スクラムフェス・RSGTの講演動画を勉強会の題材にしているよ」という話とをガッチャンコし、チームの共通語彙を増やすことを目的に、「パブリックビューイングランチ」と名付けて運用してみることにしました。
方法は簡単!以下のようなコンテンツを一緒に見て、ディスカッションするだけ。あんまり頻度が高くても息切れしてしまうので、いまは隔週で開催しています。
開発のスループットを上げるコンテンツ
社内勉強会など、ドメインのキャッチアップに役立つコンテンツ
採用ノウハウなど、チームに必要な要素を得られるコンテンツ
直近では、こちらの動画を題材として取り上げました。P141で紹介されている「問題の価値の高さ、解決の質の高さ」についても、一旦動画を止めそれぞれに出し合ってもらうなど、インタラクティブに観ることで、各自の視点の違いを理解しながら学びを深めていきました。
きっとこれで、もし今後メンバー間の分業が過度に進んでしまったとしてもアラートを出し合えるようになったはず!
というわけで、私たちはこんな感じで、「最大最速で顧客へと価値を届けるための武器」を増やしていっています。ぜひ皆さんも試してみてください!
最後に宣伝
LayerXでは、様々な「学びをシェアする場」を企画し開催しています。もし興味のあるイベントがありましたら、ぜひぜひご応募ください!
また、個人でこんなイベントもやっています。こちらもぜひチェックください!