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科学室と茜空②

遡ること約1ヶ月前

今後ラブライブ!史に残るんじゃなかろうかというくらい
大きすぎる代物を受け取ってしまった我々

各々が「どう受け取ろうか」
「どう咀嚼しようか」試行錯誤しながらも
日々、Xでのポストやイラスト
各々の視点でのnote 等々…
どうにか自分なりに表現しているのを
見漁っては唸るを繰り返した

私もそのうちの1人

「今ある想いを一旦吐き出しておきたい!!!」と
初見のうちに爆速で感想noteを書き上げたけれど
見れば見るほど
(と言いながら軽い気持ちでアーカイブ見返せなかったの私だけ?)
考えれば考えるほど

様々な考察や解釈が浮かんでくる…(←cv大桑まなか)

※因みに初見の感想はこちら ↓


若菜四季ちゃん・大熊和奏さん 最推しとして

米女メイちゃん・薮島朱音さん

そしてこの楽曲に関わったすべての方のためにも

「きちんとこの2曲に向き合いたい」

と想いこのnoteを書くに至ります


ひとまず
今の私なりの考察と解釈を気の向くまま
つらつら書いていこうと思います

無駄に長いだけかもしれません
訳わからんすぎて「???」かもしれません
それでもよろしければ
少々おつきあいいただけると嬉しいです


はじめに


手始めに注目すべきは、やはり歌詞でしょ!

そもそもこのnoteをはじめたきっかけは
四季の中の人のために
「ガラスボールリジェクション」の考察をまとめたところ
見たい!という声を幾つかいただいたこと

(実際の記事はこちら⬇️)

こちらは4thライブ終了直後の考察なので
当時と今では、考えが変わった部分も勿論あります


とは言え

「ガラスボールリジェクション」については
じっくり色々考えたりしたものの

「茜心」はちゃんと考察とかしたことなくて

あのパフォーマンスについて考えるなら
まずは曲について深めなきゃ!!!


というわけで
まずは「茜心」単体で考えてみることに

『茜心』について


そもそも曲名にある「茜」とは何ぞや!?

調べてみるとアカネ(茜)とは
根が赤色(茜色)の染料になる植物の名称(=赤根)
もしくはその色味の名前だそう

この曲の場合は後者の意味が適用されるでしょう

因みに「茜色」で調べてみると・・・

茜色とは、薬用・染料植物であるアカネの根で染めた沈んだ赤色のこと。
暗赤色。夕暮れ時の空の形容に良く用いる。

Wikipediaより

確かに茜色と言えば夕暮れ空の表現でしか聞かない・・・!

わかりやすく見せるなら
こんな感じの空 ↓

自ら撮影した写真。因みに右下は学校。教室の向こうにも夕焼け空が見えて四季メイを感じる…

※念の為お伝えしますが
茜空をわかりやすくするために
この写真わざと色味濃くしてます(小声)

これを見ている媒体や環境によって
微妙な色味の違いはあるだろうけど
オレンジよりも赤が強く見える夕焼け空
あれが茜空
(※秋ごろが観測しやすいみたい)


赤という色味には
情熱・強さ・興奮・燃えるなど
テンションが上がったり元気になるような
火のイメージがあります

それをふまえて
赤色(茜色)が連想されるワードを曲中から探してみると・・

“信じたいもの信じてればいい 熱く
君の情熱茶化さない 思ったままでいいよ“
“誰もいなくなった夕暮れ時
火傷しそうな茜の空に“
“君とだから行けるんだ 微笑み合った 茜の中で“
“不安を打ち砕いていま もっと燃え上がれ
“誰もいなくなった夕暮れ時
火傷しそうな茜心で“

歌詞の重複も含めてこの10か所。

心情を描くために用いられた
「熱く」「情熱」「火傷(しそうな)」「燃え上がれ」
これはきっと
曲の一番最後に出てくる「茜心」を表すキーワード

位置や情景・時間帯が伝わる
「夕暮れ時」「茜の空」
夕暮れ時なので夕方=放課後
比較的西向きの空が見えている方向
もしくは場所なんだな・・と

メイがきな子の背中を押した1話のあのシーンも
放課後の夕焼け空が印象的だった

それなら「茜の中」とは?

“中“というからには仕切られたものの間
ここでは特に、空間・部屋を指す可能性が高い

さらにこのワードの直前の部分を見ると
”君と” ”微笑み合った” とあります


「茜色(夕焼け色)に染まった部屋で君と微笑み合った」
とすると
=アニメ2期4話終盤での化学室

西日が差し込み夕日に染まった化学室で
手をつないで微笑みあうあのシーン・・・!!!
(??「現代語で言うと~、尊すぎてしんどい☆」)


と、まあこんな感じで
この曲の中には「夕暮れ時」「茜の空」など
夕焼け空を思わせる表現が登場します


はい!それでは、ここで問題です!

この夕暮れ空を作り出しているものは何でしょう?



答えは、地球の大気と「太陽」

(きましたよ!私の得意分野w!!!)



「太陽」とは
自ら光を放つ“恒星“と呼ばれる超巨大ガス球
我々が生きる太陽系の中では唯一無二の存在

「ラブライブ!スーパースター‼︎」という作品では
タイトルに“スター“と付いているだけあって
ご存知の通りセリフや楽曲・グッズ・ロゴなど
様々なかたちで「星」が幾度となく登場しています


この「星」

実は、夜空に輝いている星たちのほどんどが
自ら光を放つ「恒星」

物理的な距離の関係で
見かけの大きさが違って見えているだけなので
実際のところは
夜空の「星」と「太陽」って同じもの


私もこの知識を得るまでは
太陽と夜空の星たちって物理的にも存在的にも
”次元が違う”というか
”全く別の存在”だと思ってました

でもそれって、メイが
「スクールアイドルになりたい!でも私なんかなれるわけない」って
思っている感覚と似ているように感じませんか?

(キラキラと輝く可愛くて綺麗な星たちを見上げては
「私もあんなふうにキラキラ輝いてみたい」
そう思っていても”見た目がそもそも違う”と諦めていた
あの星たちから見ればキミも立派な「星」なのに)



・曲中に描かれる景色を表現するための存在
・夕日の赤のように燃えるような心情(情熱)
・自ら光を放ち周囲を照らす星(アイドル)としての姿

それがこの曲に出てくる「太陽」の意義なのではないでしょうか

となると、続いては
“光“が連想されるワードを歌詞から探してみましょう

“描いてたんだヒカリだけ“
“どんなに後だって 拾いあげてみれば輝く
“あの時僕に 希望をくれたともしび星座
照らしてみせるのさ 今度は誰かを“
“描いてるんだヒカリだけ“

全部でこの6か所。

「赤色」の関連ワードに比べると少ないように感じるけれど
この5つの文をひとつのストーリーだとしたら
時系列の変化があることからもわかるように
過去から未来へと立ち上がり
前へ突き進む強い気持ちが読み取れます

因みに・・・
「描く」という言葉は
「write」ではなく「draw」
物理的にかき表す絵や図 or 心のなかで思い浮かべる という意味なので
ここでは後者の意味が適しているはず

ヒカリ=心に思い描けるもの となると
希望憧れが代表的でしょうか・・・

ん?・・・
よく見たら3つとも歌詞に出てきてますね

”好きなこと忘れて 新しいとかみれない”
“あの時僕に 希望をくれたともしびの星座“
”探しにいこう さあ 憧れをただ目指していけ”

メイが思い描くヒカリには
スクールアイドルが大好きで、憧れで
そんな気持ちをくれた存在に私もなりたいって夢をくれた
そんな眩しいくらいアツい想いが込められているように感じます

( ↑ 可可にとっての「Including you」のような・・・)

さらに

太陽の光が作り出す茜色の世界

そもそも
茜色の空を作り出すには
私たちの目に太陽の光が届くまでの間に
少しでも長く地球の空気の層を
通過させなければいけません

=「どんなに後だって」

どんなに時間がかかっても、遠回りでも
あの茜色の空のように熱い情熱と覚悟
その気持ちに至るまでの紆余曲折
それは必要な時間だったという風にも感じてしまいます

そして、さらに
この曲の1サビとラスサビ
「誰もいなくなった夕暮れ時」から始まる部分が
歌詞が似ているようで全く違います

誰もいなくなった夕暮れ時
寂しさより明日感じてた いつも
描いてたんだヒカリだけ
火傷しそうな茜の空に


誰もいなくなった夕暮れ時
寂しさより明日感じてく いつも
描いてるんだヒカリだけ
火傷しそうな茜心で

違う箇所を太字で示してみたけれど
(先述でも軽く触れましたが)
時系列が全く違うのがわかります

1サビは過去形なのに対し
ラスサビは現在進行形

更に最後の歌詞が
茜の空に → 茜心で
に変化したことで
「空に描いていたヒカリ」から
「熱く強い気持ちでヒカリを描く」というふうに
何か気持ちの変化が起こっている描写に・・

どんな変化があったかという答えはこの2サビ

繰り返されてく物語
照らしてみせるのさ 今度は誰かを
君とだから行けるんだ
微笑み合った 茜の中で

まず、この楽曲全体のサビ部分を比べてみると

1サビ・ラスサビは
同じメロディを繰り返して作られているのに対し
この2サビではそれが行われていません

それだけメイの決心というか覚悟みたいなものが
この2サビに全て込められているように思えて仕方ないんです


そもそも、ラブライブ!シリーズにとって
「物語」というワードは
最重要ワードと言っても過言ではないと考えます


高校3年間という限られた時間を
全力で輝こうと切磋琢磨しあいながら
その情熱を受け継いで
これまでの歴史を作り上げてきた

その魅力に魅せられたメイが
「私も誰かを照らす存在になるんだ!」と決心した瞬間
メイにとっての“私を叶える物語“がはじまった

それが最も強く伝わってくる歌詞だと思います

そこに”君(=四季)とだから行けるんだ”が付随してくる

実際にこの部分の振付は
メイが下手を向いて右手で四季の手を掴む

まさにこの ↓ シーンの再現なんですよね

四季が近くにいてくれたら、頑張れそうな気がするんだ

TVアニメ2期4話「化学室のふたり」より

この時、アニメで描かれたメイは
少し困ったように照れた表情だったけれど
直後に四季を真っ直ぐに見つめる瞳の強さにはきっと
この歌詞に描かれた熱い気持ちと
”物語”を受け継ぐ覚悟を秘めていたのかもしれません


『ガラスボールリジェクション』とのリンク


ここまで「茜心」単体で考えてみたけれど
ここからは2曲を照らし合わせながら考えてみます

先ほど「茜心」の方では
・茜色(赤色)
・光
この2つについての関連ワードを見てみました

まずは「ガラスボールリジェクション」に
この関連ワードがあるのか見てみましょう

まずは茜色(赤色)

“踏みだした瞬間に広がった色彩
“もっと鮮やかに もっと広がってけ“
真っ赤に染まってく 無意識の領域まで“

具体的に赤い色として登場したのはラスサビの一言のみ
「無意識の領域」にまで染まる赤
それはスクールアイドルへの情熱なのか
メイという存在に対してなのか・・・


さらに「色」という意味では
「色彩」「鮮やか」という
無彩色から有彩色への変化を感じるワードが登場しています

これは、ガラスボールの中と外で
景色の見え方が違うことを表現しているのではないでしょうか

続いて光

“僕の未来まで輝かす
“触れた風 燿る夢 いつの間に心に棲みついた
まばゆさ その正体はなんだろう“
“いま僕が見てる煌めき

どれも”キラキラとした美しさ”を意味する言葉がつかわれています

特に気になるのは”燿る夢”という歌詞

四季の中では
ガラスボールに「風穴を開けた」のはメイ
「触れた風」は恐らく
メイ自身が大好きで浸っている世界
=スクールアイドルとの出会い

メイと出会い
スクールアイドルと出会ったことで
いつの日からか
キラキラと輝くものが四季の心に芽生え
無視できないほどの存在になっていく


「茜心」の方では
ヒカリ”というワードが出てくるけれど
これは前述のとおり
メイが感じている
スクールアイドルに対するや希望・憧れが
含まれているということで・・


ん?・・・あれ???

ヒカリ?夢??


もしかして「ヒカリ」=「燿る夢」???

メイの想いは言わずもがな
四季だってメイの想いも知ったうえで
自らの意思でスクールアイドルになったわけで

各々の考えはあるにしても
もし「燿る夢」と「ヒカリ」が同じだとしたら
2人の目指す場所は同じってことにならない??

ここでふと思いました

🐾「照らしてみせるのさ 今度は誰かを」

🧪「踏み出した瞬間に広がった色彩 僕の未来まで輝かす」


あの星のように誰かを照らしたい!と願ったメイ

四季にとっては既に
自分を照らしてくれた存在に含まれている可能性ない?


となると
メイが言う「誰か」に意図せず四季も含まれてる??

そういえばこの2曲とも
登場人物は「僕」と「君」と「誰か」

十中八九この2曲の中では
「僕」と「君」=四季とメイがそれぞれ当てはまるとして
『茜心』での「誰か」に四季が含まれてるなら
『ガラスボールリジェクション』での「誰か」は・・?

そりゃあ普通に考えれば、不特定多数の人だとか
曲中の世界線で言う
「僕」と「君」以外の全員ってなるのは当然でしょう

でも「茜心」のように
無意識に「君」も含めた「僕」以外の全員だとしたら・・

誰かの心 難解でショート
言葉・想い交わすことも うまくできない

この曲で唯一「誰か」が登場するのが楽曲冒頭のこのワンフレーズ

そう言えば・・・
中学の頃は誰とも関わらず
自分1人の世界で過ごしていた四季
初めてメイと出会った時の話をしていた
TVアニメ2期4話

メイとのファーストコンタクトを振り返り
🧪「それで終わりのはずだった」「冗談だと思った」
と語っていたくらい
メイの言動が理解できてないんですよね

やっぱり「君」も「誰か」の一部に含まれる可能性が高いかも・・

じゃあもうここまできたら
(何か他にも2曲の共通ワードあるかもしれない)
と探してみたところ

「茜心」のなかに
ガラスをイメージさせるようなワードがありました

欠片になった遠い過去も 大切に抱きしめて

ガラスボールが割れた欠片ともとれるこのフレーズ

「茜心」で”欠片”になり得るものとしてはこちら

不安も打ち砕いて今 もっと燃え上がれ

メイにしても四季にしても
自分の目指す未来のため
過去の自分を昇華させたかったのかな
とも感じてしまいます

きっとこの2曲

「憧れのスクールアイドルになりたい!」
「でも自分にスクールアイドルなんてできるわけない」
四季の存在のおかげで
そんな不安を感じていた過去を打ち砕いたメイ

メイに導かれるように
自分一人だけの世界(ガラスボール)を破って
新しい世界へ飛び出した四季


そんな二人が手を繋ぎ
心(タマシイ)を繋ぎ
次の世代へと歴史を繋ぐため
スクールアイドルへの道へと歩み出す

そんな似た者同士と呼ばれた不器用な二人は
一見自分のこと歌ってるように見えて
お互いを想い合う気持ちを随所に込めてる

もしかしたら・・・
放課後の科学室で
一緒に作詞した世界線があったのかもしれない

なんて(笑)

星から見る四季メイ


ここだけ少し曲の話から離れます


以前、Liella!メンバーの太陽星座から
西洋占星術を通して
それぞれのメンバーの性格を簡単にまとめたこの記事

これに補足して思うことがあるので
少し触れさせてください

※あくまでこの要素が100%あるわけではなく
本人の中にこの要素を持ち合わせる部分がある
程度で読んで頂ければ幸いです・・

西洋占星術での12星座って
まず星座を12個に分類する前に
・2区分
・3区分
・4区分
という分類で分け
大まかにその対象がどんな要素をもつか
考えやすくするんです

早速ですが、12星座を区分ごとに分けちゃいます!笑

\ ↓ ↓ じゃーん! ↓ ↓ /

【2区分】(※本や参考書によっては陰/陽や+/-、乾/湿の場合もあり)
 男性星座 
 =牡羊座、双子座、獅子座、天秤座、射手座、水瓶座
 女性星座
 =牡牛座、蟹座、乙女座、蠍座、山羊座、魚座

【3区分】
 活動宮 = 牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座
 固定(不動)宮 = 牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座
 柔軟宮 = 双子座、乙女座、射手座、魚座

【4区分】
 火 = 牡羊座、獅子座、射手座
 地 = 牡牛座、乙女座、山羊座
 風 = 双子座、天秤座、水瓶座
 水 = 蟹座、蠍座、魚座

今回は、四季メイの太陽星座だけに関して話すので

若菜四季(6.17生まれ) = 双子座
米女メイ(10.29生まれ) = 蠍座

この2点で考えます

2人の星座について
先ほどの各区分に分類するとこうなります
☆双子座 
 = 男性星座・柔軟宮・風のエレメント
☆蠍座 
 = 女性星座・固定(不動)宮・水のエレメント

簡単に解説していくと
【双子座】
・男性星座
 積極的で行動的、自ら行動していく外交的なタイプ
・柔軟宮
 周囲の変化に柔軟で、その場に合わせ臨機応変に対応することが得意
・風のエレメント
 情報・流通に強くコミュ力が高い

柔軟に変化できる風なので
日常にある風=「季節風・ビル風」に例えられます

この「風」のエレメントには「情報」の意味もあります

風に乗って香りや音(情報)は伝わります
時には花粉や種子(遺伝子情報)も運ぶ

柔軟の風は他の風星座に比べてスピードが最も速く
様々な情報を扱うことに長けています

自分自身の感覚を通して世界とつながり
様々な情報を自ら集めて広めたり
取捨選択して柔軟に活用していく
それは、人に対しても同じなので
コミュニケーション能力として発揮される

興味のあるもの・好きなもの(人)に関して
四季は饒舌になるんですよね(笑)

【蠍座】
・女性星座
 受け身で周囲との協調や内面的な感情を大切にするタイプ
・固定(不動)宮
 できあがった事柄や物事を維持・持続(継続)させることが得意
・水のエレメント
 感受性が豊かで、周囲へ高い共感力をもつ


動かない水なので
地底湖(地下水・湖)に例えられます

ここでいう「水」には
「感情」という意味合いが含まれます

そもそも感情を日本語で表すと
水や液体を使った表現が多いんですよね
(例)
・幸せに浸る
・歓喜に沸く
・背筋が凍る
・心に沁みる
・頭に血が上る
・はらわたが煮えくり返る
  ・・・etc.

なんなら涙だって液体

水や液体は形をもたないからこそ
相手に合わせて形を変え、共感する力があり
利益や情熱よりも優しさを求め
その対人関係を通して世界とつながっていくタイプでもあります

(↓地底湖を想像してみてください)
特に不動の水は
地底など深い場所にため込まれている水なので
そこに特殊な生物を生成したり
神秘の力や枯れることないパワーを秘めています

更に、その場所に到達し触れるためには
暗闇を奥深くまで進まないといけません

ということで
一度受け入れた人やものに対する思い入れは深く
一度掴んだ関係は離さない

相手と一体となるために
自分を根本から変えることも厭わないので
深い愛どころか
執念深いというイメージも持たれがちなんです
(それがオタク気質に変換されることもありますが笑)

ということで
ここまで読んで察してる方もいらっしゃるでしょう

やぶちゃんの発言も相まって
一部で話題(?)になっている
「実は四季よりメイの方が愛重い」説

実は星座視点で見ても
蠍座は12星座で最も愛が重いと言われています

個人的には
メイがそうであっても何ら不思議はないというか・・
でしょうね♡
という感覚です(小声)

四季が柔軟な風なので
気付いた時にはふらっとどこかに行ってしまいそうだし

固定の水であるメイは
そんな四季に気が気じゃないときがありそうな気がします


でもまあ
ここでは太陽星座しか見れてないので
これらの要素を少なからず持ち合わせてるよ
ってことしか言えないんですが・・

この視点での二人については一旦以上です(笑)

他の星が見れたら
もっと違った一面も見つかるかもしれないので
情報の参考に
1期生の「渋谷区オリジナルマップ作り」での占い動画
もう一回見たいなと思ってます笑

現実世界のふたりって・・・


これまで散々語ってきましたが
ここからが本題です。
(前置き長すぎw)

ここからは
やぶちゃん・和奏ちゃん
2人が体現してくれた四季メイについて
書いていきます

Day1「茜心」

例のDメロから登場した四季
この展開は本当に予想外だった

そこから
メイ→四季→ユニゾン
を繰り返す歌割でした

変われない自分を責めたりしないで
本当の願いを見せて
今なら叶うさ 独り言のように呟いた

気持ちを落ち着かせるように
ふー・・っと大きく息を吐き
歌いだしたメイ

”本当の願いを見せて” と
四季と正面から向き合い、真っ直ぐに見つめ
”今なら叶うさ” と頬に触れる

”独り言のように”だから
確実に独り言じゃないんですよ
この歌詞ってきっと
四季に向けた言葉なんですよね

思わず涙ぐみながらなんとか歌い切った姿に
心が揺さぶられました

一方、Dメロ冒頭から登場した四季

メイの一挙手一投足を逃すまいという気概からなのか
瞬きをほとんどすることもないまま
メイだけを見つめ
メイの頬に触れ
自分の頬に触れているメイの手に自分の手を重ねる

メイの左手に重ねた右手
メイの右手が重ねられた左手

どちらも離すことなくぎゅっと握りしめ
涙ぐむメイに言い聞かせるように歌う四季

証明するんだ 必ずできるって
不安も打ち砕いて今 もっと燃え上がれ

四季がここを歌うことで
「メイならできる」と背中を押すだけでなく
「メイのために私が証明する」

”不安を打ち砕いて 今”
=「メイがいたから私は今ここにいる」

と、ガラスボールを打ち破った四季にも重なるようで
意味が強まるような感覚がします

そして、2人で歌う
”もっと燃え上がれ”

2人がまっすぐ客席を見据え
覚悟を決めたような強い眼差し
茜色に染まるほどに強い意志が垣間見えます

これが茜心ってやつなのか・・・

間違いじゃないから曲げないよ
信じたいもの信じていくのさ 強く

ここでメイの覚悟が決まったね!!!泣

想いがブレないように
自分の核となるものが一つ決まったのか
全く視線がブレない

ほんとに強くなったね・・・(´;ω;`)ウッ…

欠片になった遠い過去も
大切に抱きしめて

四季がここ歌うってさ
メイのことを歌うんじゃなくて
四季が自分自身のことを歌ってるようにしか聞こえない

ガラスボールが割れて欠片になった過去
=メイとスクールアイドルに出会った中学時代

前述の通り「打ち砕いた過去の不安」
とも捉えられなくはないけど
遠い過去”なんだもんな・・・

それを”大切に抱きしめて”?
「誰とも関わらずにいたからメイと出会えた」
「メイと出会えたから今の私がいる」
って読み取ることもできるな!?

…ッはーーーーー!!!!
てえてえなおい!!!(大声)

誰もいなくなった夕暮れ時
寂しさより明日感じてく いつも

ねえええええ!!!!!
ほんとにここがさあッ・・・!!!!!
(クソデカ感情)(語彙力消失)(頭抱)

…ッスーーー・・・(深呼吸)

背中合わせのふたり
触れたメイの手を迷いなくぎゅっと握る四季

四季は終始メイを意識してるように見えたし
メイは” 明日 ”を歌った瞬間に四季を意識していた

お互いがお互いを求めるように視線を彷徨わせ
” 感じてく いつも ” 
で目が合う2人

描いてるんだ ヒカリだけ
火傷しそうな茜心で

アイコンタクトを交わし
身体を離したと思いきや
鏡の如く、一糸乱れぬ
シンメトリーなパフォーマンスを披露する2人

アニメ3期では四季メイにしかできない
シンメパフォーマンスが含まれた楽曲が
あるんじゃなかろうかと予感させるほどの一体感

この1回の為に2人はどれだけ練習したんだ・・・

※超絶余談ですが、
”火傷しそうな” の振付にある頬を触る仕草
手話に似たような動きがあったような気がする…
と思って調べてみたけれど
本来の振付であるメイ側ではなく
シンメになってる四季の振付で
似たような動きがあっただけだったから
これは考えすぎだったみたい(小声)


極め付けに最後のアレですよ

あの四季メイに関しては
恐らく一生語彙力失ってるまである

正直なところ
未だにどう解釈していいかわからんのです

自分の手だけで恋人繋ぎして微笑むのが
これまでのメイのパフォーマンス

今回に限っては四季がメイの後ろから右手を伸ばし
バックハグするくらいの距離でメイと恋人繋ぎ
メイはメイで終始微笑んでるのに対し
四季はまるで感情が読めない・・・

(ここで表情があまり豊かじゃない部分を出してくるなんて
ちょっとずるくないですか、わかなさん??)

いや・・・そもそもこのパフォーマンス中って
基本的に四季の表情に感情が出てないんですよ
一緒に歌ってるときだけは
心なしか表情に柔らかさを感じますが。

メイからすれば
四季を想って歌っていた部分があるからこそ
隣に本物の四季を感じながら
四季と自分だけしか見れない
四季とじゃなきゃ見れなかった景色を
共有できた嬉しさが少なからずあると思う

”四季といれば頑張れる”
メイにとってはパワーの源でもあるからね


対して四季ならどんな感情であの場に立つ?

大好きなメイと2人だけでステージに立つと聞いても
真っ先に喜ぶ子じゃないと思うんです

「私があの場に立っていいんだろうか」

そんな迷いや葛藤みたいなものが先に来そうで
メイに説得されて漸く納得する
そんな気がします

最後のあの態勢?だけ見れば
メイを護るようにも見えるし
メイへの独占欲を表すように見えなくもない

でもなんか違う・・

んー・・・
やっぱりまだ考えまとまんないや

今後も引き続き
じっくり考えていきたいと思っています

もし良ければ
あなたの考察も聞かせてください

Day2 「ガラスボールリジェクション」

Day1の「茜心」を受け
期待感倍増の中での披露

歌割は
四季→メイ→ユニゾン→四季
これは茜心に比べて端的

Dメロ以降の2人を見てて全体的に感じたのは
2人が生きる現実世界というより
四季の頭の中というか、心の中というか…
非現実の世界線の景色を見ている感覚

素直に笑えない 笑わなくていい
ガラスボールの中でなら
だけどね、気付いた
君がそばにいてくれたから

冒頭に載せた楽曲考察でも記載しましたが
この歌詞の中に描かれている世界は
全て四季の心の中にある景色ではないかと
感じています

だからこそ
その存在を確かめるように
”気付いた” 瞬間にメイの頬にに手を添え
”君がそばにいてくれたから” で
自分の頬に添えられたメイの手の温もりを感じる仕草

(前日の茜心より距離が近いんだよな)

変わっていけるよ いま僕が見てる煌めき
もっと鮮やかに もっと広がってけ

そしてこのメイの何とも言えない表情!!!
ほんとになんなんですかこれ!!!

とは言えこの曖昧な表情も
夢と現実の境界が曖昧に感じる理由のひとつ

四季が実際にメイに言われた言葉なのか
四季が感じたメイからのメッセージなのか
ほんとのところはわからない

メイに導かれるまま
メイの大好きな世界に足を踏み入れ
メイと共にスクールアイドルになった四季

「もっとこの世界を楽しんで!」
そんな
メイの願いのようにも聞こえる歌詞なのに

キラキラと光り輝くステージ
その先の星空のような客席を見渡し
四季が歩き出すその背中に向かって
メイが手を伸ばし続けてる姿が
どうにも切なさを感じてしまう

そうさだめ いまはだめ
ひとりぼっちではいられないよ
戻れない

四季メイの真骨頂ですかここ?

一度手が離れたにも関わらず
“ひとりぼっちではいられない“ と
再び手を取り合う2人

「メイが好き」
私が初めて出会ったあの日からずっと
四季にとってそれは変わらない気持ち

対するメイも
「四季がいるから頑張れる」
彼女の中で一つ通った太い芯のような
「好き」って一言じゃ
言い表せないような特別な気持ちがあるはず

はっきりと口に出す機会は少なくとも
お互いを想い合っていたふたり

無意識のうちに
お互いが必要不可欠な存在になっていたのかもしれません

因みに、この手を取り合った時の構図
お互いの手の握り方から身長差まで
アニメ3期PVの四季メイの構図と全く一緒なことに
お気付きだろうか・・・

え?!何??狙ってるの?!?
3期・・何が起こるの・・?!?? ((震

真っ赤に染まってく 無意識の領域まで

メイの『茜心』の世界とリンクするような
この歌詞

“無意識の領域まで“ 
と歌った四季の目線は一瞬メイに注がれる

”無意識の領域まで” ということは
意識してる部分も勿論含まれてるだろうから
安直に考えると
” メイの色に染まる ”=メイを想う
ってことなのかな

もし更に別の意味があるとしたら
スクールアイドルへの情熱
という意味の”真っ赤”になるかと

でも四季がメイを見つめるということは
前者の意味が強そう

僕の声 壁を越え
外の世界とほら溶け合った
初めて芽生えた気持ち笑いかける
ガラスボールリジェクション

ほんの一瞬だけメイに向けた視線を
正面に戻した四季の表情は笑顔に変わっていた

ここから曲終わりまでずっと笑顔

こんなに笑顔溢れる
ガラスボールリジェクションは
正直はじめてでした

先ほど
一瞬だけメイに視線を向けた瞬間に
想いが溢れて止まらなくなってしまったんだろうか

外の世界にいたメイと
声を合わせて同じパフォーマンスを
している嬉しさなんだろうか
= “外の世界とほら溶け合った“

きっとそれは嬉しくて楽しくて
心が弾むように感じたのかもしれない
= “初めて芽生えた気持ち笑いかける“

その間もメイの表情は曖昧なまま
完全に四季を見守る姿に徹しているような・・・

最後の歌詞
“ガラスボールリジェクション“
これは四季自身の出来事だから
ここだけメイは歌わずソロパートなんだろう

そして2人で向き合い
何かを掴んだ手を合わせ恋人繋ぎ

前日の『茜心』で繋いだ手
そして繋ぎ方が全く同じなんだけど
一つ大きく変わった点が
四季を背にしていたメイが
四季に正面から向き合っていること

メイが四季の気持ちに応えたような
そんな変化を感じる

メイを目の前にして
いつもより表情が柔らかい四季
暗転の瞬間に四季が時折見せる笑顔は
今までで最高の笑顔だった
それほどメイに夢中なんだね

対してメイ

曲中、届かなくなっていく四季の背中に
手を伸ばした瞬間、自分の気持ちに気づいたのかな
だから“ひとりぼっちではいられないよ“って?

四季と向かい合い視線を合わせた瞬間
メイの瞳が1番力強くなった気がした

メイの最後の微笑みには
どんな気持ちが込められているんだろう

四季は嬉しさが滲み出た笑顔なのに対し
メイは何か信念が込められたような笑顔だった感覚

その感情は2期の延長なのか
はたまた3期に繋がる何かなのか

残り約1ヶ月となった3期の放送開始が
さらに待ち遠しくなる

そんな有り余るほどの余韻と
四季メイ尊すぎてしんどい!!!
が残る(?)最高のパフォーマンスだった

米女メイ役 薮島朱音さん
若菜四季役 大熊和奏さん

そして楽曲制作・最終章での披露に至るまで
携わった全ての皆様へ感謝を込めて!

本当に素敵な作品をありがとうございました!

あとがき


ここまで読んでくださった方
本当にありがとうございました

私なりに感じたあの2曲について
長々と書かせていただきました

いや~時間かかった・・・

パフォーマンスを見たり
歌詞をよく読み込んだりして
自分なりの考えを巡らせることはすぐにできるし
いくらでもできる

でも、こんなふうに言語化するってなると
やっぱり難しい作業

初見の感想では
思ったままに書きなぐったし
その良さだって勿論あると思うけれど
今回は自分の感覚になるべく近い言葉を探したり
頭の中の素材を繋げて文を作る作業が
なかなかに難しくて
気付いたら最終章から1ヶ月も経ってました

「読みたい!」と思って待っててくださった方
(がいるのかわからないけど笑)
本当にお待たせいたしました!

また、気が向けば
私なりの考察なんやかんやを
言語化させていただこうと思います

※個人的には
4thの「Including you」が
少し気になってはいるんだよな・・・
(書くとは言ってない)

でもまあ
改めて言うことでもないような気がするけれど
ここに書いた文章の内容は
あくまで私個人の考察なので
異論は勿論認めます!!!笑

みんな各々の四季メイをもっていてOK

その解釈が他と一致でも不一致でも
自分なりに解釈して楽しんでナンボや!
そういう余白があるからこそ楽しみ方も無限大

これからも引き続き
自分なりのペース
自分なりの楽しみ方で
素敵なラブライブ!Daysをお過ごしください

それでは、はばないすでー!

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