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老化を楽しもう!
このnoteを書き始めてから、5年と少しが経ちました。
いつまで続くかわからないこのモテ期を存分に楽しみ、記録に残すとともに、後進の女性たちに「アラフォーでも、まだまだ女!」という希望を与えたいという気持ちで始めたことでした。
正直、こんなモテ期は続いてもあと2~3年かなと思っていましたが、驚くことにアラフィフになっても状況はまったく変わりません。
最近、10歳近く年下の女性から、
「お肌とか、結構お金かけてるんですか?」
と、質問されました。
その時の私の答えは、
「いや、何も」
これはしらを切ってるわけでもなんでもなく、本当に何もしていないのです。外出の予定がない日はメイクなんてしないし、ちょっとした買い物くらいならすっぴんで出かけちゃう。なんなら真夏でも日焼け止めすら塗らない。
朝はぬるま湯だけで、夜は石鹸を使って洗顔するだけ。ひどい時はメイクを落とさず寝ちゃうこともあります。
でも、そこそこ「肌がきれい」といわれるのは、肌が丈夫なのかな?
むしろ、私の場合はアトピー体質で肌が弱すぎるから「何もしない」が染みついたといってもよい気がします。
若い時からずっとこうなので、自己治癒力が高いんでしょう。乾燥がひどいなと思ったら、2~3日保湿に気を付けるだけで持ち直します。
毛穴が開いてメイクが崩れやすくなった時も、しばらく手をかけたら元に戻りました。
ちなみに、ドラッグストアで売っているような安い化粧品しか使いません。
頬骨のあたりにパラパラとシミはありますが、メイクで隠れる程度。
小ジワはたくさんあります。よく笑うので、目の周りはとくに隠し切れないシワだらけ。ファンデーションを塗ると、シワに入り込んで時間がたつほど汚くなります。絶望的。
だから、最近ついにファンデーションをやめました。
完全にやめたわけではないですけどね。目の下のクマと、頬骨のシミをファンデーションでしっかり隠す。あとは、目の上とかTゾーンとか鼻筋、顎など、ハイライトのようにファンデーションをのせる。そして、それらを伸ばして境界をぼかす。
ガッツリ塗るのをやめたら、ファンデーションがシワの隙間に入り込むこともなくなりましたし、肌の色も健康的に見えるようになって、しっかりとメイクしていた頃ほど老けてみられなくなったかも?
やっぱり、年をとったら引き算が大事なんですね。
ただし、肌のお手入れというわけではないですが、1か所だけ投資した部分があります。いわゆる美容医療ですね。
目の下のたるみが年々悪化し、メイクでは隠し切れない状態になっていました。
そこで、思い切って「切らないクマ取り」に挑戦したのが2年前かな?
結果をいうと、やってよかったです。誰も気付いてくれませんけどね。
自分で気にしていたほど周りは気にしていなかったのか、友人に話しても「え?変わった?かなぁ…」という感じ。
自己満足ですけど、いいんです。
脂肪を取りすぎると、逆に目の下が窪んでかえって老けて見えることがあるという話も聞きますが、今のところヒアルロン酸を入れたりしなくても問題なさそうです。
ちなみにクリニックに行って問診を受ける時、マスクを取った瞬間、スタッフの方が「すごいおきれいですね!」って褒めてくれました。営業上の社交辞令かもしれないけど。
医師からは、マスクを取ると同時に「頬や口元は結構維持できてますね」と太鼓判を押されました。よく笑うせいか、頬のたるみは少ないようです。
体重は、ここ2年ほどで2~3キロ増えて、着れない服が増えましたね。
だけど、まだ誰にも気付かれていません。「太った」と言っても、だいたい「どこが?」「それで?」というリアクションが返ってきます。
運動も食事制限もとくにしていませんが、普段から姿勢に気を付けているので自然と(最低限の)体型は維持されているのでしょう。
だけど、体のラインを拾いやすいスーツやワンピースを着る時なんかは、さすがにボディスーツでごまかすようになりました。
髪の毛を小まめに染めるのが面倒なのと、前髪の落ち着きがなくなってきたので、前髪ウィッグも数年前から愛用しています。
これだけで、かなりイメージは変わりますね。
老眼鏡は色違いを5つほど用意して、その日のファッションに合わせて楽しんでいます。
それより何より、ついに更年期の足音が近づいてきました。
着実に年をとっているなぁ…と感じますが、“年相応の自分を楽しむ”というのは意外と悪くないですね。
そんな近頃ですが、これからあと5年間くらいは「美しい朝霧さん」と言ってもらえるよう、このまま記録を更新していきたいと思います。