
当日の追加メニューは丁重にお断りしなければいけない理由
当日シリーズ第2段ですが、当日のメニュー変更は、売上になるし、嬉しいことなのですが、なぜお断りしなければならないのでしょうか?
先日のブログを読んで頂いた方ならお分かりになると想います。
そう、あなたの価値を下げてしまう行為だからです。
そして、次のお客様をお待たせしない為と、お客様との約束を守る為でもあります。
約束を守れていますか?
どの仕事でもそうなのですが、約束を守るということについての認識がとても大切で、その当たり前だと思われる、時間を守るというところが、美容室で守られているところが、圧倒的に少ないように感じます。
この件に関しては、美容業界の闇になると想うので、また別記事で。
話を戻しまして、次のお客様がない予約状況、最終の予約のお客様であっても、閉店時間をきっちり意識して、お断りしないと、お客様の言いなりの美容師になってしまいます。
例えお互いそのような意識がなくても、無意識的に、お客様に下に見られる可能性があります。お客様との立場は、あくまで同等で、それ以上でも以下でもありません。
お互いがお互いの約束をきっちり守れる環境を創りましょう。
深夜から明け方までかかった仕事
以前、フリーランスとしてあまり人気がなかったとき、いつでもOKですよー!なんて言っていたら
お客様から「仕事で遅くなるのですが」と、連絡があり、了承し続けていたら、その方がご来店されたのは23時になっていたり、40分も遅刻してくる人がでてきたり、お客様の都合ばかり優先していたら、心身共に疲れた事が多々ありました。
極めつけは、明日が結婚式の前撮りというお客様から電話がかかってきたときのこと。
明日…
その時既に13時…何度かご来店頂いていたので、時間を希望を聴くと、なんと深夜12時半になるとのこと…
しかしもうOKしてしまった後だったので、お断りするわけにもいかず、お待ちしていたら、時間になってもお客様が来られず、タクシーの運転手が道に迷って、到着されたのが深夜1時過ぎ。
メニューはカットとカラーでしたが、その後、旦那さんもカットをしたいということでご来店され、終わったのは午前5時前…
その時は流石に達成感よりも、徒労感と疲労感が凄かったのを覚えております。
そして、そのお客様たちも、遠くに引っ越され、長いお付き合いにはなりませんでした。決してしてはいけない仕事ではないのですが、お客様から、事前に早めに予約をしないといけないサロンなんだと印象付け、お互いにストレスのない関係を築き上げるのであれば、当日のメニュー変更も、丁重にお断りした方が懸命ですので、覚えておいて頂けると幸いです。
それでは、今回も最後までご覧いただきありがとうございました。
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