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#02 Road Trip America

 前回の“Road Trip America”に引き続き、今回はニューオーリンズからフィラデルフィアまでの旅行記を書いてみました。ご興味のある方は是非ご覧くださいませ。

【旅程】
ニューオーリンズ→マイアミ
→(クルーズ船に乗車しプエルトリコなどを周遊)
→マイアミ→キーウエスト→ニューヨーク→フィラデルフィア

ニューオーリンズ(New Orleans)

 ニューメキシコ州アルバカーキから飛行機に乗り、アメリカ ルイジアナ州のニューオーリンズにやってきました。ニューオーリンズといえば、ジャズ発祥の地。また、フランスやスペイン、カナダ、西アフリカなど様々な国から影響を受けた独自の食文化が人気の観光地です。
 ニューオーリンズのフレンチクォーター(The French Quarter)というエリアを横断する通り、バーボンストリート(Bourbon street)にはジャズバーやライブハウス、レストランが所狭しに並んでいます。夜にはバンドの生演奏があちこちで響き渡ります。歴史あるジャズバー、プリザベーション・ホール(Preservation Hall)もこの通りにあります。ジャズバーは、プリザベーションホールのような有名なバーから無料で入れるバーまであり、カジュアルなバーやシックなバーなど雰囲気も様々です。

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バーボンストリート(Bourbon street)。

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初日に訪れたジャズバー。飲食代のみで気軽に入れるカジュアルなバーで、演者さんもお客さんも楽しんでいました。

 日中は18世紀のフランス植民地時代の面影を残し、古き良き時代を感じさせるフレンチクォーターというエリアを散策。ニューオーリンズのルイ・アームストロング・ニューオーリンズ国際空港にも店舗を持つ、ベニエが名物のカフェ・デュ・モンド(Cafe Du Monde)の本店に訪れました。有名店なだけあり混雑していましたが、回転率が早いためそんなに待つこともなく入店。ベニエとチコリコーヒーを頼みました。

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ニューオーリンズカフェ・デュ・モンドの本店。

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ベニエ。さくっと軽いドーナツに粉砂糖が沢山かかっています。

チコリコーヒーとは、チコリというハーブの根を挽いて焙煎したものがブレンドされたコーヒーで、独特な苦味が特徴。甘いベニエと好相性でした。

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フレンチクォーターにあるアイアンレースが美しいビル、Miltenberger Houses。

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ジャクソンスクエア街の中心となるジャクソン広場(Jackson Square)から見たセント・ルイス大聖堂(Saint Louis Cathedral)。

 セント・ルイス大聖堂はアメリカ合衆国の現役カトリック司教座聖堂としては最古のもの。三代目にあたる現在の聖堂の礎石は1789年に据えられ、1794年に完成した歴史ある大聖堂です。
 ジャクソン広場にはストリートミュージシャンや大道芸人がパフォーマンスをしており多くの人々が集まる賑やかな公園です。似顔絵や風景画を描くアーティストや占いの屋台も出ていました。また、観光客向けの馬車も待機しています。

 私がニューオーリンズで一番楽しみにしていたものは、魚介をメインにしたスパイスやハーブをたっぷり使ったケイジャン料理やクレオール料理などのソウルフードです。ガンボ、ケイジャンパスタ、エトゥフェはもちろん、朝食にぴったりなマファレッタ(ハム、サラミ、オリーブなどを挟んだ酸味と塩気のあるサンドイッチ)や、チリソースをつけて食べる生ガキなども有名です。

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ケイジャン料理いろいろなお店を食べ歩きましたが、“COOP’S”というお店のガンボとケイジャンパスタ、エトゥフェにはドハマりして滞在中に何度も通いました。

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魚介がたっぷりのったケイジャンパスタ。

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こちらも海鮮たっぷりのエトゥフェ。

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ボリュームのあるマファレッタはオリーブの酸味が効いていておいしい。

 アメリカ料理といえばハンバーガーやステーキなど大味のものばかりだと思っていましたが、ニューオーリンズを訪れケイジャン料理やクレオール料理と出会ったことで印象ががらりと変わり、アメリカ文化の奥深さを感じました。

 マイアミではNBAも観戦。ニューオーリンズ・ペリカンズ対ロサンゼルス・クリッパーズで、この日はクリッパーズに所属するポール・ジョージの復帰戦でした。私はクリッパーズのファンですがアウェイ戦だったので、熱いペリカンズファンにばれないようにこっそりと応援。また、クリッパーズ所属のザイオン・ウィリアムソンは残念ながら怪我のためベンチでしたが、しっかりとこの目に焼き付けておきました。

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私の大好きなポール・ジョージがフリースローを投げるところ。

 ニューオーリンズを後にして飛行機でフロリダ州マイアミへ向かいました。その足で“MSCクルーズ”客船に乗船しカリブ海クルーズへ。プエルトリコやシャーロット・アマリー、ドミニカのアンバーコープなどのリゾート地を周遊しました。

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カリブ海クルーズでは様々な美しい島に立ち寄りました。

マイアミ(Miami)

 約2週間のクルーズを終え、戻ってきたマイアミを観光しました。
 クルーズ船乗船中にきれいな海ばかり見てきたので、マイアミビーチはさくっと。その後、マイアミにある小さいキューバといわれるリトルハバナへ向かいました。リトルハバナは1959年のキューバ革命以降、多くのキューバ人が移住しコミュニティを造った街です。この街ではスペイン語が飛び交い、ラテンの雰囲気が満載の異国情緒が漂う地区になっています。街はウォールアートで溢れ、色とりどりの南国フルーツがいたるところで販売され、カラフルでかわいらしい場所でした。また、シガーショップでシガーを楽しんでいる人がいたり、街の中心にある公園(ドミノパーク)ではドミノを楽しんでいる人々が大勢おり、街全体にゆったりとした時間が流れていました。

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カラフルな街並み。色とりどりの雄鶏のオブジェは、リトルハバナにも至るところに設置されています。また、野良?の強そうな鶏も自由に歩き回っています。

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ドミノパーク地元の人から観光客まで多くの人が集まるドミノパーク(Domino Park)。ドミノ台が複数設置されています。

キーウエスト(Key West)

 翌日、マイアミからレンタカーを借りてフロリダ州キーウエストに向かいます。キーウエストは真っ青な海の上を走るセブンマイル・ブリッジ(Seven Mile Bridge)が有名なアメリカ最南端の島です。熱帯に位置し、マイアミよりキューバの首都ハバナが近く、カリブ海の雰囲気が感じられる穏やかな小さなリゾート地です。マイアミから車で4時間程でキーウエストに到着しました。

 キーウエストは年中暖かいコンパクトな島。美しいビクトリア様式の家が並ぶ通りを散策したり、青くて綺麗な海を前にゆっくりと過ごすことができます。私は泊まったホテルで貸し出していた自転車を借りて島内を回りましたが、観光スポットを回るトロリーツアーなどもあるそうです。

 キーウエストにはノーベル文学賞を受賞したアーネスト・ヘミングウェイ(Ernest Hemingway)の邸宅があり、現在ミュージアムとして見学することができます。そのヘミングウェイが通っていたバー“スロッピージョーズ”は現在も営業しており、そこで音楽を聞きながら飲むモヒートは最高でした。

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セブンマイル・ブリッジ。全長6.765マイル(10.887Km)あるそうです。

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ヘミングウェイの邸宅。中にはヘミングウェイが飼っていた6本指の猫の子孫もいます。

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ヘミングウェイヘミングウェイが通っていたスロッピージョーズバー(Sloppy Joe's and Bar)。このバーを買い取ったジョー・ラッセルという人物から海の魅力を学んだヘミングウェイは、“老人と海(The Old Man and the Sea)”を書き上げたと云われています。

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キーウエストの人気スポット、サウザンモスト・ポイント(Southernmost Point)。多くの人が写真を撮るために並んでいます。

 海に囲まれた島なので海鮮料理が新鮮で最高でした。名産物のキーライムパイも甘酸っぱくてとてもおいしかったです。ただし、キーウエストはアメリカ人に大人気の避寒地でセレブの別荘もたくさん建っているためか、ホテルもレストランも観光地価格。長期旅行中の私には全体的に高いと感じました。

 余談ですが、キーウエストでは道端・人の家の庭・砂浜、どこでも野生のイグアナに出会います。人間に気づくとすごい勢いで逃げていきますが、大きいのでかなりビビります。

 この後、暖かなキーウエストを後にして真冬のニューヨークへ向かいました。

ニューヨーク( New York )

 世界中から多くの観光客が集まるニューヨーク。自由の女神やエンパイアステートビル、タイムズスクエアなどの観光名所が数多くあり、ブロードウェイミュージカルなどのエンターテイメントも楽しめる活気に満ち溢れた大都会です。また、流行の発信地として名高いニューヨークにはおしゃれなショップばかりが並びます。そして世界三大美術館として知られるメトロポリタン美術館など、数多くの美術館や博物館も見ものです。

 ニューヨーク州最大の都市、ニューヨーク市。ニューヨーク市には、お馴染みのマンハッタン、近年開発が進んで大人気のエリアとなっているブルックリン、JFK空港があるエリアのクイーンズ、ヤンキースタジアムがあるエリアのブロンクス、マンハッタンの南西部に位置するスタテンアイランドと分けられます。

マンハッタン(MANHATTAN)
 ニューヨークといえばマンハッタン。マンハッタンには見どころが満載です。南から順に観光スポットを並べてみました。

■自由の女神像(Statue of Liberty)

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 おなじみの自由の女神像。この像はアメリカ合衆国の独立100周年を記念して、独立運動を支援したフランス人の募金によって贈呈され1886年に完成しました。
 右手には純金で形作られたたいまつを掲げ、左手には独立記念日である“1776年7月4日”と刻印された銘板を持っています。足元には引きちぎられた鎖と足かせがあって、すべての弾圧や抑制からの解放と、人類は皆自由で平等であることを象徴しています。
 スタテンアイランド行きの無料フェリーには、自由の女神像を近くで見るために沢山の観光客が乗船していました。

■ワールドトレードセンター駅(World Trade Center Station)

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 ワールド・トレード・センター駅は、2001年9月11日に起きた同時多発テロによって機能不全となってしまいましたが、再建工事を経て2016年に鳥をイメージした斬新なデザインに生まれ変わりました。中には多くのショップやレストランが入っています。9.11メモリアルのすぐそばにあります。

■ウォール街(Wall Street)

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 ウォール街はNY証券取引所をはじめとして、主要な金融機関が軒を連ねる世界の金融の中心地です。ウォール街を象徴する雄牛の銅像、チャージング・ブル(Charging Bull)に対峙するように設置されていた恐れを知らない少女像(Fearless Girl)は、NY証券取引所の前に移設されていました。

■ブルックリンブリッジ(Brooklyn Bridge)

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 ブルックリンブリッジはマンハッタンとブルックリンを結ぶ橋で、アメリカで最も古い吊橋のひとつであり、同時に鋼鉄のワイヤーを使った世界初の吊橋でもあるそうです。14年の歳月をかけて1883年に竣工・完成。この橋は二層にわかれており、上層部分を歩いて渡ることができます。

■ハイライン(Highline)

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 ハイラインからの眺め。ハイラインはマンハッタンの西側に位置する空中公園で、以前使用されていた高架鉄道路線を利用して作られました。高い場所に位置するため見晴らしが良いです。近くにはおしゃれなお店が沢山入っているチェルシーマーケットや、ホイットニー美術館など見どころも沢山あります。

■マディソンスクエアパーク近辺(Madison Square)

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 写真右奥のエンパイア・ステート・ビル(Empire State Building)は、高層オフィスビル。一般でも立ち入ることができる展望台があり、NYを一望できます。右手前には緑とアートに溢れたマディソンスクエアパーク(Madison Square Park)があります。春は色とりどりの花が咲き誇り、冬は大きなクリスマスツリーを見ることができます。パーク内には日本でも人気のシェイクシャック1号店があります。
 また、マディソンスクエアパークのすぐ近くには、イタリアのトリノで生まれた大人気マーケットのイータリー(Eataly)があります。そして、写真には写っていませんが、“スパイダーマン”の映画にも使用された1902年建設のフラットアイアンビル(Flatiron Building)もすぐ南側にあります。フラットアイアンビルはアメリカ合衆国国定歴史建造物に指定されています。

■タイムズスクエア(Times Square)

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 タイムズスクエアはマンハッタンのミッドタウンにある繁華街で、ニューヨークで最も人通りが多くニューヨークらしい光景を楽しめるスポット。カウントダウンの模様は世界中で中継されており、誰でも一度は目にしている場所です。 またタイムズスクエア周辺には数多くの劇場があり、本場のブロードウェイを楽しむことができます。

■グランドセントラルターミナル(Grand Central Station)

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 100年の歴史を持つグランドセントラルターミナル。天井には星座が描かれておりクラシックな雰囲気の美しい駅です。世界一のプラットフォーム数を持ち、1日になんと75万人が利用するそうです。駅内は沢山のショップがあり、品川にも店舗を構える老舗シーフードレストラン“グランドセントラル・オイスターバー”も入っています。また、不思議な現象を体験できるささやきの回廊もあります。映画やドラマのロケ地としても有名で、映画では“フィッシャー・キング”、“恋に落ちて”、“メン・イン・ブラック”、ドラマでは“ゴシップガール”など、数々の作品に使われています。 

■ダコタハウス(The Dakota、Dakota Apartments)

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 ジョンレノンの命日、12月8日に訪れたダコタハウス。
 ダコタハウスは1884年に建てられた歴史ある高級アパートメントでジョン・レノン夫妻が住んでいました。毎日沢山のファンが訪れます。なお、ダコタ・ハウスの入居審査基準はニューヨークで最も厳しいとされ、単に資産や収入が多いだけでは入居できないそうです。ジーン・シモンズやビリー・ジョエルは審査に通らなかったそうです。

■ストロベリー・フィールズ

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  ダコタハウス近くのセントラルパーク内に設置されているストロベリー・フィールズ。ジョン・レノンの45回目の誕生日にあたる1985年に造営されました。セントラルパークはマンハッタンの中心部にあり、園内にはベンチが9,000個、樹木が24,000本ある南北4km、東西0.8kmの長方形の形をした広大な都市公園で、見どころも沢山あります。また様々な映画やドラマのロケ地となっている他、音楽や小説にも登場しています。

■ハーレム(Harlem)

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 ハーレムは、マンハッタンの北(アッパー・マンハッタン)に位置するエリアです。ここは、アフリカ系アメリカ人の文化とビジネスの中心地となっており、アメリカで最も著名なクラブのひとつであるアポロ・シアターがあります。1913年に設立、1934年にアフリカ系アメリカ人のエンターテイナーを雇うNYで唯一の劇場となりました。1957年にバディ・ホリーが白人として初めて舞台に上がったそうですが、その音楽性からアフリカ系アメリカ人と間違えてプロモーターは出演を依頼したそうですが、舞台は好評だったそうです。
 1934年から毎週水曜日に行われているアマチュアナイトというイベントは、アマチュアの歌手やダンサーが出演するプロへの登竜門的なイベントです。マイケル・ジャクソンやスティービー・ワンダー、ビリー・ホリディ、ダイアナ・ロスなども出演したそうです。日本人では平井堅さんや坂本龍一さんなども出演したそうです。

ブルックリン(BROOKLYN)
 かつては工業地帯だったブルックリンは生まれ変わり、マンハッタンとは異なる独特な文化を発信しているエリアになります。こちらではエリア毎に記録しています。

■ウィリアムズバーグ(Williamsburg)

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 ウィリアムズバーグにあるドミノパーク(Domino Park)から眺めたマンハッタン。ウィリアムズバーグは今NYで一番熱いといわれているエリアです。おしゃれなカフェやインテリアショップ、ヴィンテージショップが点在し、アートスポットも多くおもしろい場所です。

■サンセットパーク(Sunset Park)

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 ブルックリンのサンセットパークにある新スポット、インダストリーシティー(Industry City)。450ものテナントが入る、倉庫をリノベーションした巨大複合施設です。アパレルショップや雑貨店、家具屋数々のショップがあり、カフェやレストランもある場所です。またNY初の酒蔵、“ブルックリン クラ”もありました。中庭にはイベントスペースもあります。そして、ここには日本食フードコートや日系スーパーが入るジャパンビレッジもあります。そこで購入したおにぎりは具がぎっしり詰まっていておいしかったです。

■グリーンポイント(Green Point)

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 グリーンポイントはウィリアムズバーグに隣接した地区で、ポーランドからの移民が多く住むエリアです。アットホームな雰囲気の落ち着いた街です。老舗のドーナツ屋PETER PAN DONUT & PASTRY SHOPや、ポーランド料理のレストランなどがあります。また、近年では多くのクリエイティブ系の若者が移住してきていることもあり、ヴィンテージショップやレコード店などおしゃれなお店が点在していました。

フィラデルフィア(Philadelphia)

 ニューヨークから高速バスに乗り、日帰りでペンシルベニア州フィラデルフィアに行きました。1776年のアメリカ独立は、ペンシルベニア州フィラデルフィアの独立記念館で宣言されました。

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フィラデルフィア 独立記念館独立記念館(Independence Hall)。独立記念館は無料のツアーを申し込むとガイドとともに入場、説明を聞くことができます。

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フィラデルフィア 世界遺産の独立記念館の中。1776年にアメリカ独立宣言が署名された場所。

 また、この向かいの建物では、独立宣言が朗読された時に鳴らされた“自由の鐘”(Liberty Bell)も見ることができます。

 昼食は、ローカルフードが集まるレディング・ターミナル・マーケット(Reading Terminal Market)に行きました。ここでは、フィラデルフィア発祥の“フィリーズチーズステーキ”を売っているお店など、沢山の飲食店やショップが入っています。フィリーズチーズステーキとは薄切り肉と野菜を炒めてチーズと一緒に挟んだボリュームのあるサンドイッチです。

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レディング・ターミナル・マーケット。

 地下鉄に乗り少し行くと、世界を代表する屈指の名門大学として不動の地位を保っているペンシルベニア大学(The University of Pennsylvania)があります。実はこの大学には、私の曾祖父が通っていたこともあり、来てみたい場所の一つでした。絵になるかっこいい大学で、人懐こいリスが沢山いました。

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ペンシルベニア大学。

 2019年10月末に日本を出発し、アメリカを周遊したこの時点で12月末になっていました。年越しはスコットランドのエディンバラで過ごすことにしました。この後はヨーロッパを周遊していきます。続きはまた書いていきたいと思います。

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