教育委員会ほうもん
先日教育委員会が、ガッコウにきた。
準備は結構大変だ。指導案、今流行りのタブレットをどこで使うか、など、また、未整理の要録(!)や事務書類の整理など、ソレナリにある。そして当日、授業をやって分科会。美術と、謎に英語科には、なんら発言の機会をあたえられず、ICTに意識高いと思われる教科が華やかにお話しておわりましたとさ。普段つかってなさそ〜なとこが (英語は思い切り使ってると思うけど)何に難しさを感じてるかも聞いてほしいしいなあ。
発言力のある奴だけしゃべる、ふだんあいつらがダメとする中学生のハンカイギみたいだな、と。あんだけ準備させといて、授業のフィードバックは無しか。
で、ぼんやり考えた。
Society5.0に生きる子供達に生きて働く力を育まねばならなくて〜みたいな話をしている教科の華やかな話を聴きながら。
膨大なビックデータをAIが解析して新たな価値をフィジカル空間に提供する、とされる世界。
そこには確実に取り残される少数者のデータがあるんだろうな。
誰一人取り残さない・・などと言いながら、たとえば今日、いくつかの教科が、話し合いの場から取り残されたように。