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2年半ジョゼフだけでランクマッチに挑んでみた

自己紹介

 初めまして。Aqupent(アクペント)といいます。今回季楽さんが主宰するJoseph Advent Calendarという企画に参加させていただきました。

経歴

 第五人格をリリース直後に始めたが、1か月後にアンインストール。2020年3月に復帰し、ジョゼフの記念日(3月11日)で初めてジョゼフを使用。以降2年半(S10~S22) 、ランクマッチを(基本)ジョゼフのみで戦う。
 S17に最高峰7段に初到達(最終的に計4シーズン最高峰7段に到達)。
 S19にジョゼフAバッジを初獲得。S22に16位(最高順位)に到達。
 S22途中で引退。現在はコーチングをしている。
 なおサバイバーの最高段位は2段Ⅲ。

記事の内容について

 要はこの2年半の出来事、自分が感じたことをまとめた、いわば日記みたいなものです。
 全てのマップ、編成に対してジョゼフのみを使う人は一定数いますが、最終的に最高峰7段、そしてAバッジ上位まで到達した方はそんなにいないんじゃないかと思っています。
 この記事はジョゼフだけでランクマを戦いたい人、そしてジョゼフだけで戦った経験を知りたい人に向けて自分が経験したこと、皆さんに伝えたいことをまとめたものです。あと、自分が頑張った2年半を何かしらの形で残すための記事でもあります。どうか最後まで目を通していただけると嬉しいです。 

通算成績について

 最初に、皆さんが気になっているであろう通算の成績を見せたいと思います。ジョゼフ以外のキャラもいますが、これはジョゼフがBANされたときに代わりに使っていたキャラです。勝利数が圧倒的に少ない。

各ハンターの通算勝利数(2シーズン前に引退したため認知は下がってます)。

 「あれ、勝率低くない?」「大したことないのでは?」と思った方が多いと思います。実際に勝率は5割を割っており、他の上手いジョゼフ使いの方と比べて劣っている自覚はあります。
 ただこの勝率の低さは初期の頃、いわば「自分の立ち回りが確率していなかったころ」「ゲーム習熟度が低かったころ」に勝率が低かったことによるもので、プレーを続けていくことである程度改善されたと思っています。
 以下はシーズンごとの成績です。

 このように、若干ではありますが改善する傾向があります。最終的に大体5.5割に落ち着きましたね。6割勝てるようになりたかったのですが、自分の実力が足りなかったです。悔しい。
 ただ、多キャラ使いの方に比べるとキャラごとの勝率、また全キャラでの勝率はどうしても下がってきます。この理由についてはまた後程語ります。

ジョゼフ「だけを」使うメリット

 次にジョゼフだけを使うメリットについて語りたいと思います。ジョゼフだけを使うメリット、それは…

①ずっと推しと戦える

 これに尽きます。というかこれ以外に基本メリットはありません。「1つのキャラを極めたい」という人には勧めますが、そうじゃない人には基本的に勧めません(理由はこのあとの項目で)。
 ただジョゼフとともに酸いも甘いも嚙み分ける覚悟がある人には全力で勧めます。ぜひお友達になりましょう。

②達成感が大きい

 まず、ジョゼフのみを使って最高峰7段に到達したときのことを考えてみてください。高い順位を取る姿をイメージしてみてください。
 なんかかっこよくないですか?1つのキャラを極めた人ってなんとなく輝いて見えてきませんか?
 え、見えてこない?そうですか、ごめんなさい。
 それでも僕は複数のキャラを使って結果を残したときよりも嬉しさ、達成感が大きいのではないかと思っています。

ジョゼフ「だけを」使うデメリット

 逆にデメリットはたくさんあります。正直これは挙げるときりがないので、いくつかかいつまんで説明します。あくまで個人の意見です。

①苦手な編成、マップでもジョゼフで戦わなければいけない

 1番のデメリットはこれです。正直な話「認知ガード」をすればいい話なのですが、全試合をジョゼフで戦う場合勝ちづらい編成やマップでも戦うことを強いられます。要は最初から勝算の低い戦いをしなければならないのです。「勝利が全て」と考えている方は苦痛を感じることもあると思います
(ちなみに一番しんどかったのは遊園地の医師、祭司、探鉱者、バーメイドの超回復パーティでした。しかも配信者4VC) 。

②勝率、認知が下がりやすい

 これは①によるものなのですが、苦手な編成やマップで戦うとどうしても勝率・認知が下がります。特に上位帯になるほど、1回の負けで失う認知が多くなります。Sバッジ、Aバッジを狙っている人は特に辛い思いをすると思います。
 そもそも自分は、「本当に勝ちたいなら相手の編成やマップに合わせて一番勝算の高いキャラを使うべき」という考えを持っています。1キャラしか使えないと、相手に対して強く出るための手数が足りなくなるので最初から勝算の低い戦いを強いられるのです。大変。

③ハンター力が付かない。他キャラの育成が遅れる。

 これはジョゼフに限らず、1キャラに絞ってランクマッチをすると発生するデメリットです。当たり前のことですが、特定のキャラばかりを練習すると、そのキャラへの依存度が高くなり他キャラの育成がおろそかになる傾向があります。
 加えてジョゼフは他のキャラと違い、チェイスで勝つスタイルではなく立ち回りで勝つスタイルのキャラです。そのため他のキャラを極めた場合よりも基礎チェイス力が身につかないケースが多く、ハンター力が上がりづらいと考えています(もちろん立ち回りも大事な要素ですが)。

辛かったこと

 2年半の間ジョゼフのみで戦ったのですが、辛かった出来事もたくさんありました。ここでは特に辛かった出来事2つを紹介したいと思います。

①最高峰7段到達目前でシーズン終了

 S14までは順調に成績を伸ばして無事7段に到達し、いざ最高峰7段を目指そうと頑張ったのですが、S15,16は思うように結果が出ず7段に留まりました。特にS16は星22個と最高峰7段の目前まで迫っており、あと一歩だというところでシーズンが終わってしまいました。
 それまでもある程度の挫折を経験していましたが、大きな挫折を味わったのはこれが初めてでした。
 この出来事もあったため、S17で初めて最高峰7段に到達したときの喜びは大きかったです。

②週末に連敗を重ねて初のAバッジを逃す

 正直これが一番しんどかったです。S18のどこかの週で、確か木曜日の段階で70位台に入っていた記憶があります。初めてAバッジを取れそうだったので内心わくわくしながらランクマッチを頑張っていましたが…

 上のツイートの通り、金土曜日で3勝18敗1分け(勝率14%)という驚異的な戦績をたたき出し、見事にAバッジ圏内から陥落しました(日曜日はワクチンの副作用でダウンしていた気がします)。この時は負けすぎて、ロボットのように無感情でランクマッチをしていたと思います。負けても悔しいって気持ちが湧かなかったです。後にも先にも第五人格が楽しくないと思ったのはこの時だけでした。

どうしてジョゼフ以外のキャラを使わないのか

 これらの出来事を話すと、よくいろんな方から「サブハンターの練習しないの?」「認知ガードをすればいいのに」と言われます。
 正論です。なにも間違っていないです。
 辛いことをたくさん経験したり、デメリットに向き合い続けたりと大変な思いをし続けた自覚はあります。それでも僕は頑なにジョゼフを使い続けました。その理由は

「ジョゼフが大好きだから」

 これ以上の理由はありません。
「ジョゼフが大好きなのにわざわざほかのキャラを使う理由はない。」
「勝ち負けを度外視してでもジョゼフと1試合でも多く戦いたい。」
 この気持ちでだけで2年半ジョゼフで戦い抜きました。他の人よりも上達するまでに多くの時間を費やしましたが、後悔してないしむしろ誇りに思っています。

ジョゼフを頑張る全ての人へ

 最後になりますが、すべてのジョゼフ使いに対して伝えたいことがあります。それは

「ジョゼフを愛してほしい」

ということです。ジョゼフに限らず、第五人格をやる中で辛いことや大変なことは必ず出てくると思います。それでも、自分のキャラを愛することが出来れば、自分のキャラとともに頑張るという気持ちと覚悟があれば、たいていの困難は乗り越えられるはずです。

 どうか全てのジョゼフ使いが、ジョゼフと悔いなく戦えるよう心から願っています。

Aqupent

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