🦈8.葛西臨海水族園(東京都)
水族館レビュー8本目です。よろしくお願いします。
クロマグロ、国内最大級のペンギン展示…
600種を超える世界の海の魚に出会う。
どうも、れもんざめです。
先月下旬、関東屈指の人気を誇る水族館こと「葛西臨海水族園」を訪問してきました。
いつも通りゆる〜く感想を書いていきます。よろしくね🍋
色々とすごい水族館
JR葛西臨海公園駅を出て葛西臨海公園内を5分程歩いていくと、存在感たっぷりのガラスドームが見えてきます。でかい。
入館料は700円。
葛西臨海水族園は都営の施設なので、他の同規模の水族館と比べてもかなり安いですね!!!
さて、この葛西臨海水族園、700円というかなりお値打ちな価格で見学できるのに色々とすごい。
まず1つ目はめちゃでか水槽があること!
後の項目でも触れますが、葛西臨海水族園には「太洋の航海者水槽」という、シュモクザメやマイワシの群れが泳ぐ大水槽があります。
なんとこの水槽、日本国内の水族館では第4位という大きさを誇るウルトラビッグ水槽!!!
僕は「水族館の水槽は大きければ大きい程良い」と思っている人間なので、この水槽を見てめちゃくちゃ興奮しました。
巨大水槽は、正義。
2つ目は施設の規模の大きさ。
葛西臨海水族園の延床面積(建物の各階の床面積の合計)は14772㎡。
この数字は東京都内の水族館で第1位、そして国内でも第10位という広さ!!!
また年間入場者数も非常に多く、2020年のデータでは約127万人(日本6位)。
さらには飼育している生き物の数も600種以上だったりと、とにかく色々とスケールの大きい水族館なんです。ほんまに入館料700円でいいんか?
そして3つ目は珍しい生き物がたくさんいること。
まず葛西臨海水族園といえばやっぱりクロマグロ。
実はクロマグロが見られる日本国内の水族館って5箇所しかないんです。けっこう少ない!!
特にこの水族館のマグロ水槽はドーナツ型の大水槽なので見応えも抜群。
他にも国内の水族館では数箇所しか展示されていない日本固有のチョウチョウウオ「ユウゼン」や、
全種類のペンギンの中で1番小さい「フェアリーペンギン」がいたり、
あとは少しマニアックなものだと、世界最大の海藻「ジャイアントケルブ」が育てられていたりします。すごいでかい。
ここまで「とにかく世界中の海の生き物をかき集めてきたぜ!!」感のある水族館はなかなか無いんじゃないでしょうか。
日本でここでしか見られないレア生物もたくさんいる、まさにマニア垂涎ものの水族館なんです!
そんな葛西臨海水族園ですが、イルカやアシカなどの海獣は飼育されておらず、ショーも開催されていないということには注意が必要。
自分みたいな魚大好き・ソロ水族館巡らーは全然気にならなかったけど、一般の人にとっては少し物足りなく感じるかも?
Google検索のサジェストに「葛西臨海水族園 つまらない」が出てきてしまう原因はもしかしたらこれかもしれない。
ただイルカたちがいないとはいえ、国内最大級のペンギン展示場があったり、珍しい生き物も綺麗な水槽もたくさんだから十分楽しめるはず……!!
ここからは特に印象的だった展示や生き物たち、この施設の見どころを紹介していきます!!
大洋の航海者
まずは館内に入ってすぐ目に入ってくる大水槽!!
先程日本4位の大きさを誇る水槽があると紹介しましたが、これです。
水槽の中に派手なジオラマなどは無く結構シンプルな感じですが、数千匹のマイワシの群れがいたりでかいサメがたくさん泳いでたりと見応えは十分。
サメ!
この水槽内を泳いでいるのはアカシュモクザメをはじめとするサメやエイたち。
彼らは2022年7月以前は「大洋の航海者 サメ」という別の水槽で展示されていたのですが、リニューアルを機にこの大水槽に移動したみたい。
やっぱり大きな水槽を泳ぐサメたちは迫力が凄くてかっこいいですね🦈
この他にもツマグロやスミツキザメといったメジロザメ属に属するサメたちも泳いでいます。サメ好きの自分にとってはたまらない水槽でした!!
マグロ!
サメを堪能したあとは、マグロ。
やはり葛西臨海水族園に行くならクロマグロのドーナツ型水槽「アクアシアター」は必見です!!
「アクアシアター」の名前どおり、まるで巨大な映画館のスクリーンのようなこの水槽。
常に泳いでいないと死んでしまう、と言われているマグロたちを展示するにはこれくらい大きい水槽が必要になってくるんですね。
このエリアには階段状のベンチも設けられているのでゆっくり座りながらマグロたちの泳ぎを観察することができるのもGood!
肝心のマグロたちは速すぎてブレブレの写真しか撮れなかったけど!!!!!!
結構粘って100枚くらい撮ったけど全部こんなクオリティの写真しか撮れなかった(;o;)ゆるして、、、
ちなみに葛西臨海水族園内のレストランでは「まぐろカツカレー」が食べられます。見るだけじゃなくて食べることもできるなんて最高か????
ただお昼時のレストランは意味わからんくらい行列ができるので注意。人多すぎて自分は食べられなかったので次またリベンジしたい、、!
世界の魚たち
続いては「世界の海」エリア。
このエリアは太平洋から大西洋、インド洋、カリブ海、そして北極・南極の海に至るまで、全世界の海に生息する魚たちを見ることができるという最強のエリアなんです!!
おそらくこのエリア内だけでも20〜30以上の水槽がありました。途中から「え、まだ続くん??」と末恐ろしくなってくるほど。
なので全ての水槽を見るためにはかなりの時間を要します。おまけにこの日は祝日だということもあってこの混み具合……!!!
ひとつひとつの水槽をじっくりは見られなかったのですが、それでも珍しい魚が沢山いてすごく面白かったです。何枚か写真を載せていきますね。
とまあこんな感じで、見たことも聞いたことも無いような魚たちがわらわらいます。楽しすぎ。
とにかく色々な種類の魚が見たい!!という人にとってこのエリアはまさに楽園なんじゃないでしょうか。正直この展示の量の多さは想像以上でした。
またその他にも、
深海魚が展示されている「深海の生物」エリアや、
間近に生き物を観察できる「渚の生物」エリアなど、様々なテーマの展示があります。
この時点でもう既に入館料2000円分くらいの生き物は見れた、って程の充実感……!
まあここでやっと全体の半分が終わったくらいなんですけど。
まだまだ展示は続きます。
恐るべし、葛西臨海水族園…!
ペンギンの生態
順路に沿って進んでいくと一旦屋外に出て、この「ペンギンの生態」エリアにたどり着きます。
国内最大級のペンギン展示エリアとして有名なここでは、フンボルトペンギン・ミナミイワトビペンギン・オウサマペンギン・フェアリーペンギンの4種のペンギンを見ることができます!
ただしミナミイワトビペンギンとオウサマペンギンは繁殖と避暑のために冷房室で飼育されるため夏の間は見ることができません。
今回1番見たかったのはこのフェアリーペンギン。ちっちゃくてかわいい!!!
ただ意外と凛々しいというか鳥っぽくてかっこいい顔つきをしてました。ギャップ萌え。
ちょうど飼育員さんが餌をあげている様子も見られました。人が隣にいるとサイズ感がよくわかりますね。
このペンギンは日本では3箇所の水族館でしか見られない激レアペンギンなので、葛西臨海水族園を訪れた際はこの子にも注目してみてください。
海鳥の生態
このエリアではエトピリカとウミガラスという2種類の生き物を観察することができます。
エトピリカもウミガラスもなかなか他の水族館にはいない結構レアな生き物です!
エトピリカはアイヌ語で「クチバシの美しい鳥」という意味らしいです。たしかに綺麗な見た目してる!
ダイナミックに着水して泳ぎ出す瞬間も見ることができたりしてよかった。
ウミガラスはパッと見ペンギンと間違いそうな見た目をしていてベリーキュート。
名前にカラスとあるけどウミスズメ科に属する鳥で、ペンギンと違って空を飛ぶこともできるそう!!
ちなみにこの2種類の鳥たちは、繁殖時期になると冬羽から鮮やかな色や模様の夏羽に生え換わるので、季節ごとに違う姿を見ることができるそうです。
また冬になったら見に行こうかな。
その他
総評
いや、葛西臨海水族園、正直舐めてました。
名前は前から聞いたことあったけど、今回実際に行ってみるとその規模の大きさと展示の数に終始驚きっぱなしだった。
あと人の多さも舐めてました。流石関東屈指の人気水族館……!
今回は午後から予定があり合計2時間程しか見学できなかったので、次訪れた時はもっとじっくり色々な魚を観察したいと思います。
次回までにマグロを上手に撮影する技術を磨いておきたい。まぐろカツカレーもたべたい!
あとはここのグッズ、個人的におしゃれでかわいいデザインのものが多いなという印象でした。このクリアファイルめっちゃかわいくない?
今まで行った水族館のチケットとかパンフ、これでファイリングしようと思います。良い買い物をした~!
葛西臨海水族園
https://www.tokyo-zoo.net/sp/kasai/
おまけ
ちなみにこの日の夜は銀座のアートアクアリウム美術館に行ってきました。
確かに綺麗でよかったんですけど、生き物や水族館がすき!という人にとっては好みが結構分かれるかもしれない、、?
詳しい写真はそのうちインスタの方に投稿するのでよければ見てくださいね。
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