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いまさら人に聞けないダイノルフィア 構築編③


はじめに

構築編①②に続いて、前回記事(2023/07)以降に追加・強化されたテーマについて、メモ書きとして残しておきます。
基本となるダイノルフィアカードや純構築については構築編①、
多分一般的に認知されてる混ぜ物については構築編②にて。

※各説明についてはあくまで主観100%です。

ラビュリンス

執事が入ってないやん!

2023/7に新規カードが追加された、言わずとしれた罠デッキのお姫様。テーマ外の通常罠をサポートする効果も多くあり、罠デッキに対する出張相性は良好。
だが執事はMD未実装のため、後攻0ターンレクスタームはまだできない。

利点

  • ダイノルフィアが苦手な能動的除去手段を持つ

  • ダイノルフィア通常罠のサーチ、リクルートが可能

  • 互いに闇属性統一のため、御前試合など単属性統一デッキのサポートカードを積める

  • EXを使用しないため覇王龍を併せて採用可能


メインデッキ

・白銀の城のラビュリンス

1枚採用。
①罠に妨害を打たせない②罠のリクルート③モンスターが離れたときに相手のフィールドか手札を破壊 の三つの効果を持つ。
どれもダイノルフィアにとっては有益な効果であり、ダイノルフィアの展開前に是非盤面に置いておきたい。

・迷宮城の白銀姫

2~3枚採用。あくまでメインはダイノルフィアなので2枚にしたい気持ち。
特殊召喚条件が緩く、罠サーチが優秀。

・アリアンナ

2枚採用。ラビュリンステーマのサーチカード。
テリジアと召喚権を食い合うため、両方引いてしまった際にはどちらかが腐るのが難点。とはいえ白銀の迷宮城のサーチ手段にもなり、安定させるには採用しておきたいところ。

・白銀の迷宮城

1枚採用。破壊効果と展開補助を併せ持つフィールド魔法。
白銀の城のラビュリンスにも共通して言えることだが、バックも触れる上に対象を取らない破壊なのが強力。
また「破壊する効果」ではなく「破壊する効果を付与する効果」である。

・ウェルカム・ラビュリンス

2~3枚採用。姫様の特殊召喚と自身のリクルート効果を持つ。
発動後は次のターン終了時まで悪魔族モンスターしかデッキ・EXデッキから特殊召喚できなくなるため、ダイノルフィア側の展開より先に起動しないよう注意。
(墓地からの特殊召喚は例外のため、ダイノルフィアモンスターの蘇生効果やアラートによる蘇生の邪魔にはならない)

・ビッグウェルカム

3枚採用。
基本的には迷宮城の白銀姫の特殊召喚を行いつつ、墓地から1妨害となるインチキカード。ラビュリンス出張の肝と言っても過言ではない。
このカードのイラストに居る執事さん早く実装していただけませんか……

・闇のデッキ破壊ウイルス

1枚採用。上記スクショに含め忘れた。
迷宮城の白銀姫からサーチでき、そのまま迷宮城の白銀姫をコストにして発動できるため、ラビュリンスと非常に相性のいい強力な魔法・罠メタカード。
怨敵ルーンが割れるのは勿論、罠デッキミラーにおいても致命的な効果を発揮する。
なおコストには「元の攻撃力」ではなく「現在の攻撃力」を参照するため、残HP1500以下であればケントレギナもコストの対象になる。

・狂時計

0枚採用。
先攻1ターン目にレクスタームの展開が可能になるのだが、『それが出来たところでなぁ……』というのが率直な気持ちなため不採用。


EXデッキ

なし。
逆に言えば何でも入れられる余裕があるため、強金のコストにしたり、ドラグマ・バニッシュメントの弾としたり、覇王龍ギミックを投入するなど、様々な候補を選ぶことが出来る。


蠱惑魔(春化精)

もはやダイノルフィア側が出張と言うべき枚数である
URの要求枚数に吐きそうになるのは美少女テーマの宿命

同じく2023/7に新規カードが追加され、展開力とパワーが大きく向上した罠テーマ。
とはいえ展開系のテーマであるためメイン・EX共に要求枚数が多く、またダイノルフィア側の展開スペースの確保も難しいため、
構築中にも「流石にこれは無理があるのでは……?」と思ったものの、組んでしまったので一応紹介。
枚数的に多くの落とし穴を積めないことと、ダイノルフィア通常罠が墓地からセルフ除外できることの相性の良さを考慮して、いわゆる『狡猾軸蟲惑魔春化精』をベースに作成。
ちなみにこのデッキは考えただけで回してないのであまり参考にしないでください。

利点

  • 狡猾の落とし穴による能動的除去が可能

  • かわいい


メインデッキ

枚数が多いのと、狡猾軸についてガッツリ説明するのは本筋からズレるので、重要カード以外の説明は割愛。
めちゃくちゃ詳しく解説してる人がいるのでそちらを読んでもらえれば。

・春化精3種

初動を召喚権に依存しがちで着地狩りに弱い蟲惑魔の展開を補助する地属性テーマのやつら。
丘と苗はお互いをサーチしつつシトリスからのサーチにつなげることができ、森はゴキポールを落とすことでトリオンをサーチできる。

・アトラ

落とし穴を手札から打てる上に、『通常罠』が無効にされなくなる。つまり狡猾が最強の後攻捲り札となる。

・トリオン

狡猾をサーチする。蟲惑魔側の召喚権は基本ここに使う。

・ティオ

狡猾をサルベージする。タイミング逃して不発するのは誰もが通る道。

・狡猾の落とし穴

フリーチェーンで無条件に2体を破壊できる最強の落とし穴。墓地に罠があると発動できないが、ダイノルフィア通常罠を含め墓地からの除外効果をもつ罠で固めているため、発動制限に引っ掛かりにくい……はず。


クシャトリラ

枚数に関しては模索中
びっくりするくらいヘイト買うマン

2023/8に追加された、裏側表示で除外することが得意なインチキテーマ。
紙勢からやべーとは聞いていたけどやっぱりヤバかった。
ダイノルフィアとの直接的なシナジーはないものの、それぞれの妨害性能がダイノルフィアの弱点を程よく補ってくれる心地よさを感じる。


利点

・フェンリルによる能動的な妨害が可能
・ユニコーンによりレクスタームの天敵となりうる汎用EXモンスター
(バグースカ、サロス、アストラムなど)を事前に処理できる
・メイン・EXデッキをさほど圧迫しない


メインデッキ

・フェンリル

2枚採用。現在のMDではどんなデッキでもとりあえず入れとけと言われていたり、言われてなかったり。
妨害手段に乏しいダイノルフィアにとっては、お手軽1妨害が非常にありがたい存在である。

・ユニコーン

2枚採用。3枚でもいいかも。
ダイノルフィアはEXデッキでメタられてしまうことが多く、メタカードとなりうるカードはピン差しであることが結構多い。
(パっと思いつくところで筆頭はバグースカ。他はサロスやアストラムなど)
特にバグースカはレベル4を採用しているありとあらゆるデッキで採用される上にダイノルフィアでは突破方法が限られる天敵であるため、着地する前にユニコーンで処理できると非常に気持ちがいい。
そもそも相手のEXデッキを確認できる時点で得られる情報アドは大きいため、個人的にはフェンリルより好き。

・ライズハート

2枚採用。ランク7エクシーズにつなげられるが、Xモンスターしか特殊召喚出来なくなるため召喚順に注意。

・バース

1枚採用でいいと思ってる。ユニコーンとセット。

EXデッキ

・シャングリラ

1~2枚採用
除去するのが面倒くさい上に居座られると厄介なやつ。そのためありとあらゆる妨害のヘイトがすんごい向かってくる。
このデッキコンセプトにおいてはシャングリラの効果で特殊召喚するフェンリルorユニコーンしか裏側除外を行うタイミングがないため、盤面閉鎖はおまけ程度にしか期待できない。

他に有効なランク7エクシーズがいれば教えて欲しいくらい


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