発達障害の話

こんにちは、aqualism(アクアリズム)です。

今回の記事はサクッと読めるかどうかはわかりません。尚且つ、内容もかなり重い話になります。苦手な方はブラウザバック願います。


恐らく皆様、発達障害という障害の種類はご存知だと思います。

色々な発達障害というものがありますね、例えばアスペルガー症候群なんかはかなり認知されてきたのではないでしょうか。

その中で今回私が話をしたいのがADHDについてです。

というのも、私自身ADHDを持っているからです。

私がそのような診断を受けたのは小3の頃でした。

幼稚園入園前からずっと、癇癪もち、感情の起伏が激し過ぎる、じっとしていられないなどといった行動が目立っていたそうです。

最初のうちは「よくある幼少期の行動」くらいにしか両親も思わなかったわけですが、幼稚園に入ってからも治らず。友達のおもちゃを勝手に奪ったり、じっとしていられないので他の組の部屋にいきなり走っていったり(担任の先生に毎回連れ戻され、次どっか行ったらお部屋に入れないからね!と言われていたそうです。担任の先生、あの節は申し訳ありませんでした)、行動が遅かったりなど。

そろそろ両親も何かがおかしいと感づき始め、当時はまだ発達障害について情報があまりなかった中、精神内科専門の小児クリニックを探してくれて、やっと小3から通うことができました。

まあもちろん、診断結果を自分に言ってくれるわけでもないので(多分両親が希望すればいってくれたのかもしれないですが、ショックにならないように配慮してくれた感じだと思います)、当時の自分は「なんかおっきい病院で先生に色々聞かれて答えて、お絵描きして運動した」くらいの認識でした。

お絵描きして運動 というのはどの発達障害であるか判別するテストのことです。紙に木と家を描いてと言われるのでとりあえず描きました。多分これで感性が人と違えばアスペルガーの方の診断になるはずです。運動に関しては筋肉の動きを見るものだと思います。

月に一回程度、学校を休み病院に行く生活が続き、途中から薬も処方されていました。元々体が弱く薬には慣れていたので、飲み忘れないようにだけめちゃくちゃ気をつけていました。

精神系の薬の効果はかなり個人差があるようで、私が最初に飲んだ薬(名前忘れました)は副作用の眠気がひどく、しかもそんなに効果がなく断念し、次の薬も眠気で断念したので、かなり様々な薬飲んでいました。ADHDの患者がよく処方される薬は網羅している気がするので気になる方は各自でググってください(投げやりすみません)w

最初の方は「学校休んで車で病院行って先生とお話ししてご飯食べて帰れるのめちゃくちゃラッキー」くらいに思っていたわけですが、小6ごろにスマホを持ち始めて色々ネットを見るようになり、「私ってもしかして病気じゃなくて障害とかなのでは?」と思うようになりました。

その頃にはそこそこ発達障害というものが認知され始めていたので、何となくそうなのかな…?と思いますが、そう思ってることを親には伝えないほうが良いと思い、普通に過ごします。

少し脱線しますが、私は小4あたりから中学卒業まで、かなり酷いいじめにあっていました。なので尚更自分って実はこんななんじゃないか……というネガティブな感情があったのだと思います。

そんなこんなでネットの友達と仲良くしていたわけなんですが、中学卒業頃、その友達に「もしかして発達障害なんじゃない?」と言われ、やっぱりそうなのかもと思い、母に「私ってもしかして発達障害なの?」と聞きました(ネット友達にそうなんじゃない?と言われたということは伝えていませんが、私のその子が仲良いことを親は知っていたので、感づいてはいたと思います)。

すると母は「あーそっか、じゃあそろそろ話そうか」と言い、私の障害のこと、通っている病院のことなど色々話をしてくれました。そろそろ話してもいいというふうに医師からは言われていたようですが、話す決心ができていなかったから遅くなってしまったと言っていました。

私自身、ああ、やっぱりそうだったのかと、分かってはいても涙が溢れてきました。母も泣いていました。滅多に泣かない母が。

ただでさえずっといじめられてきて苦しかったのに、おまけにADHDなのか、と思ってしまったりもしました。

母には凄く謝られました。母は何も悪くないのに。「もっと育て方しっかりしていれば良かったかな」「ごめんね、こんなふうに生んでしまって」と。

障害なので、治ることはないです。病気ではないので。

けれど、ちゃんと治療すれば改善はするんです。私がそうでした。その後も高校卒業ギリギリまで通院し、先生にももう大丈夫と、普通に暮らせると、病院も卒業できると言ってもらえました。

そして今、私は社会人です。普通に働き、普通にお給料をもらっています。職場にはADHDだということは一切伝えていません。普通の一人の人間なんですから。

もちろん、障害者というレッテルは一生ついて回りますが、それでも普通に生活できるまで改善は可能です。

この記事を読んでくださっている皆様、皆様自身でも、周りの知り合いの方でも、発達障害は改善できるということを知ってほしいのです。

まとまりのない文章と長々と分かりにくい文章だったと思いますが、今回は自分の経験から発達障害についての話をしました。

もう改善しないと諦めないでほしいのです。


ここまでお読みいただき、ありがとうございました!また次の記事でお会いしましょう!







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