2024年 行政書士試験の一般知識足切り対策。過去問やテキストおすすめは?


行政書士試験で一番対策が難しいのが一般知識問題です。


一般知識は「5肢択一式」で足切りラインは4割。

一般知識の合計点は56点満点(24問)なので、24点以上(6問以上)とらないと足切りになってしまいます。

政治・経済・社会・行政書士法、戸籍法、住民戸籍法8問32点情報通信・個人情報保護3問12点文章理解3問12点

一般知識の試験対策


特に「政治・経済・社会」は、範囲が広すぎて一番対策が難しいです。


最新の時事問題系もでてくるし、過去問がでない場合もあるので、力を入れすぎても労力の割に得点につながらない事もあります。


特に、令和6年からは行政書士法等行政書士業務と密接に関連する諸法令が入ってくるのでさらに予想しずらいです。


その反面、情報通信・個人情報保護(2022年4月に大幅改正)と文章理解は対策がしやすいので6問満点は取れるようにしておきたいですね。文章理解は最低2問、できれば3問とりたいところです。

合格している人は、予備校の公開模試を受けてる人が多いので、9月ぐらいになったら公開模試(伊藤塾、LECフォーサイト)を受けて、自分が一般問題をどれくらい取れるか把握しておくといいかもしれません。

もし、模試で足切りになっていたら不合格確実なので、早めに一般問題の対策テキストの読み込みを開始しましょう。


行政書士試験、一般問題対策テキスト


いろいろな行政書士の合格者の口コミを見ると、一般問題の対策は十人十色です。いくつか良いと思った本をまとめてみました。


私の場合、模試では5問で足切りにあったり、6問~9問と安定しませんでしたが、本試験では12問正解=48点をとれました。予備校の一般知識は難しすぎるので、点数が悪かったからといって焦らないようにしましょう。



公務員試験 速攻の時事


公務員試験用の本ですが、的中率は高いと評判です。1~3ヶ月ぐらい前から回していくと足切り対策は十分です。

分量は200ページ以下ですが、分量が多いと感じたり、初学者の人はざっと見る感じでいいと思います。

一般問題に時間を取られすぎると、肝心の行政法や民法がおろそかになってしまうので注意しましょう。


ニュース検定本


少しレベルの高い時事ニュースがでているニュース検定本のほうが行政書士試験向きです。


資格スクエアの森T先生と辰巳の山田先生はこちらをおすすめしていて、私はこちらをメインにやりました。


フルカラーなのでみやすかったです。


市販の一般知識問題集


一般知識の過去問は必須ではありませんが、傾向をつかむために余裕があれば一読しておくとよいです。


特に、文章理解は著作権の都合上記載していない本が多いのですが「ウォーク問の一般知識編」には記載されているので買ってすべて解いておきましょう。


個人情報保護については、ケータイ行政書士ミニマム六方の個人情報保護法あたりの条文を素読しておくのもありです。

個人情報は、条文知識があるかないかで答えられる問題が多いです。


各予備校の一般知識対策講座


一般知識については、直前期になると各予備校が単科の講座をだしてきます。


おすすめは、LECの横溝先生の56点アップ道場と、


資格スクエアの森Tの一般知識対策講座(森Tの講座についてる法令択一クエストに「行政書士法」「戸籍法」「住民基本台帳法」が80問入るとのこと)


一般知識の単科講座の発売は、試験の直前期(数か月前)になるのでそれまで待つ必要があります。




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