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マミヤシックス オートマットの分解

セルフコッキング機能を備えたスプリングカメラの最高峰。
レンズ下に拍子木みたいのがあるので、他のMamiya 6との見分けはすぐできます。

基礎知識

初期のレンズはオリンパス製で、レンズが劣化していること多し。
最後期のオートマット2型はマミヤ製です。
レンズコンディションが良いことが多く、ファインダーも見やすいので初期型よりさらに人気があります。

トップカバー分解

巻上げのダイヤルを左に回して外します。

ネジ2本外します。

フォーカスの目盛りを外していきます。
矢印先のネジを2本取ります。

マイナスネジを外します。

分解に必要なパーツはすべて外したので、トップカバーを上に引き抜きます。

組み戻しの際の注意

下画像のレバー(巻止解除レバー)が分解中に奥に引っ込んでしまうこと多いです。

トップカバーを載せる時に引っ掛かるので、隙間に入るように戻して下さい。
ちなみに、後期はこのレバーは無くなります。

Mamiya 6 オートマット 2型の補足

2型の巻き上げダイヤルには、スプリングが引っ掛かってます。

そのまま外すと、引っ掛かります。

レンズ分解

銘板を回します。
側面にイモネジがありますが、緩める必要はなくそのまま回せば良いです。

あっさりとシャッター羽根まで到達します。
シャッター羽根自体は、粘ってること多し。

二重像調整

右側のネジカバーを外すと、その奥に押しネジがあります。
中が暗くて回しづらいですが、ここで横軸調整が出来ます。
縦軸は、Mamiya 6の記事をご参考下さい。

マミヤシックスオートマットの分解は以上です。

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