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Olympus Pen 初代 三光ペンの分解
初代オリンパスペンの中でも、最初期に製造されたものを”三光ペン”と呼んでます。名前の由来は花札とかではなく、三光商事が製造したから。
普通の初代ペンとの見分けかたは、まずストラップが片耳だったら怪しんで下さい。
![](https://assets.st-note.com/img/1731887149-fqcm5YgWBzbQRXr2kvNh0dDH.jpg?width=1200)
そして、シャッターボタンをチェック
通常縦筋のシャッターボタンの溝が横だったら三光リーチ
あわせて、Φマークの線が貫通してなくて、地図記号の果樹園みたいになってたら確定です。
![](https://assets.st-note.com/img/1731890045-uIiQKZwTvgzjcrUqREVOYC2W.jpg?width=1200)
念のため、裏蓋のチェックも。
OLYMPUSマークの下にMADE IN JAPANの刻印があります。
場合によっちゃすり変わってるなんてこともあるかも。
一般的な初代ペンの画像も載せておくのでご比較あれ。
![](https://assets.st-note.com/img/1731976907-6qVQx48ejrEtUdlfhvFXLKnB.jpg?width=1200)
トップカバー分解
分解方法は、Pen Sとほぼ同様
参照: Olympus Pen Sの分解
Pen EEシリーズとの相違点は
・ホットシューのカバーを外す
・フィルムカウンターの中央のネジが順ネジ
・ストラップがネジになっている
![](https://assets.st-note.com/img/1731887381-C8FGvk4RAq6WL3wTrpjOX9Qu.jpg?width=1200)
巻き戻しレバーがメカニックで良いです。
フィルムカウンターの針が黄金なのも良い感じ。
![](https://assets.st-note.com/img/1731887401-Juyiaqrk0g76nhQPT4eHZS53.jpg?width=1200)
分解に必要なパーツはすべて外したので、トップカバーを上に引き抜きます。
![](https://assets.st-note.com/img/1731887826-2DKchLUSvxu1yO4aCr03ofGW.jpg?width=1200)
カウンターの上に、ワッシャーなどのパーツが並んでいるので回収しときましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1731887826-mZNqhFTlxt3nIiu4V8AKPUCM.jpg?width=1200)
ファインダー清掃
トップカバーをひっくり返して、ファインダーを覆っているカバーを剥がします。
後々はただの紙になっちゃうパーツですが、この頃は金属です。
![](https://assets.st-note.com/img/1732107623-wtRVPH0MJzONmC2fKb7cGkip.jpg?width=1200)
遮光紙を剥がしてファインダー内部を清掃して下さい。
前面のガラス部分は、このあとに製造されたPen Sに比べると外しやすいです。
![](https://assets.st-note.com/img/1732107516-imZfbIrzFG0pkawYdlXytNDS.jpg?width=1200)
レンズ清掃
内側の銘板部分を回すとレンズが外れます。
クモっていることが多し。
また、この状態だと絞り羽根が外れやすいので注意。
![](https://assets.st-note.com/img/1732107826-acqC3VRE9IrSBGMiyPA4O802.jpg?width=1200)
Olympus Pen 初期 三光ペンの分解は以上です。