Canon FL 50mm F/1.4の分解
FDマウントの前身で比較的手に入り易いレンズ。
Canon AE-1とかでも一応使えますけど、色々機能に制限が入るので、フィルムカメラと合わせるとしたらCanon FTとか。
デジカメで使うにも、FDレンズ用のマウントアダプターだとピンが干渉して色々細工が必要だったりするので、実力の割には安価です。
私的には、純正のかぶせ式のキャップとかカッコいいなと思ってます。
基礎知識
時期によって形が変わります。
前期型は、後期より全長が短いです。
絞りオートとマニュアルの切り替えは前側
後期の方がサイズが大きい。
絞りの切り替えは後ろ側
IIとハッキリ銘板に書いてあるので分かり易いです。
後期と何がちがうのかぱっと見分からない。
Canon FL 50mm F/1.4 前期
銘板を回して外します。
カニ目レンチでも、ゴムオープナーでもお好きなもので回して下さい。
後玉
レンズ周りのカバーを外します。
側面のネジを3本外してからカバーを上に抜きます。
ピンに引っ掛からないようにしながら、ゴムオープナーでレンズを回します。
上から順番に外していくと絞り羽根まで到達します。
Canon FL 50mm F/1.4 後期
ゴムオープナーで、銘板→レンズと外せば良いです。
後玉
同じようにレンズ周りのカバーを外します。
ピンの下に、無数の球が見えます。ひっくり返したら大変そう・・・。
これまた、一枚づつ順番に外していって下さい。
Canon FL 50mm F/1.4の分解は以上です。